奇奇怪怪明解事典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

番組概要[編集]

奇奇怪怪(ききかいかい)[1]は、日本のポッドキャスト番組(旧名:奇奇怪怪明解事典)。パーソナリティは、ラッパーのTaiTan(Dos Monos[2]と音楽家の玉置周啓(MONO NO AWARE / MIZ)[3]

パーソナリティ[編集]

TaiTan(Dos Monos)

3人組ヒップホップユニットDos Monosのラッパー。また、クリエイティブディレクターとして、0円の雑誌『magazine ii』[4]や、テレビ東京の停波帯をジャックした番組『蓋』[5]などを手がける。

玉置周啓(MONO NO AWARE, MIZ)

4人組バンドMONO NO AWAREや、アコースティックユニットMIZのボーカル&ギターと作詞・作曲を担当。ウェブマガジン「EYESCREAM」では読書感想文[6]を連載中。

沿革[編集]

時期
2020/05 番組配信開始
2021/03 「JAPAN PODCAST AWARDS 2020」Spotify NEXT クリエイター賞
2021/06 Spotify独占配信スタート。Spotify Podcastチャートで第1位をマーク。
2021/12 合計再生時間・合計再生回数が前年比999%増
2022/02 書籍版『奇奇怪怪明解事典』発刊
2022/06 TBSラジオにて可処分時間猫糞ラジオ「脳盗」がスタート
2022/09 アニメ化企画「品品 PIN PIN」開催
2022/10 「脳盗」が放送時間拡大のうえレギュラー化が決定
2023/02 電子版「品品 PIN PIN」リリース
2023/05 番組名が「奇奇怪怪明解事典」から「奇奇怪怪」にリニューアル

脳盗[編集]

「脳盗(のうとう)」[7]は、TaiTan・玉置周啓によるラジオ番組。TBSラジオにて放送中。リスナーの大切な可処分時間を盗むような味わい深い珍品を紹介する“可処分時間猫糞ラジオ”。番組アートワークはPERIMETRONの神戸雄平、ジングルはDos Monosの荘子itが手がけた。

番組企画・スポンサー[編集]

2023/04/23時点

企画一覧
企画名 概要 スポンサー 備考
斜脳
(しゃのう)
ジョニーウォーカーのラベルが「他の酒瓶よりも目立つために意図的に20度斜めになっている」という史実をもとに、世の中の見方が20度くらい変わるような話題を紹介。 ジョニーウォーカー 企画内で紹介されたもの
・『君のクイズ』小川 哲
・『ジ・オファー / ゴッドファーザーに賭けた男』
・レカマヤジフ
NewJeans
嘘脳
(うそのう)
TaiTanが自分の脳にある嘘やデマを暴露するコーナー。自分の過去の日記を読み上げて、その中にある嘘を指摘していく。 SHURE 番組後記
https://www.tbsradio.jp/articles/67333/
ピア脳
(ぴあのう)
漫画『BLUE GIANT』のスピンオフ小説『ピアノマン〜BLUE GIANT雪祈の物語〜』をテーマにした関連企画。ゲストには、映画『BLUE GIANT』のドラム演奏を担当した石若駿が出演。 小学館

ゲスト一覧[編集]

放送日 ゲスト
2023/01/01 小原綾斗(Tempalay
2023/01/22, 01/29 髙比良くるま・松井ケムリ(令和ロマン
2023/02/26 品田遊
2023/03/19, 03/26 太田光爆笑問題
2023/04/16 石若駿

オンエア曲[編集]

Spotifyプレイリスト

https://open.spotify.com/embed/playlist/0yUYE0Wh3xx5IuPSuazuuC


2023/04/23時点

関連企画[編集]

品品[編集]

「品品(ぴんぴん)」は奇奇怪怪明解事典のアニメ・グッズ化企画[8]。2022年9月に、渋谷PARCO GALLERY Xで初開催された。奇奇怪怪明解事典の書籍化達成後の「第2ガンダーラ」として掲げていた”アニメ化”を実現し、mesoism(PERIMETRON・神戸雄平)監督によるアニメ作品を上映。2023年2月に電子版『品品 PIN PIN』をリリース。

百貨戯典[編集]

「百貨戯典(ひゃっかぎてん)」はBRUTUS連載コーナー[9]。Podcast番組「奇奇怪怪明解事典」の玉置周啓とTaiTanが、予算100円以内で売られている中古書を今この時代に読み返す。

骨染[編集]

「骨染(ほねじみ)」はメンズノンノWebで連載されているTaiTanの骨染漫画読破録[10]

豆誌 mame mag[編集]

「豆誌(まめまぐ)」 とは、奇奇怪怪明解事典/脳盗の公式Discordコミュニティ。2023年2月に開設された。番組のお知らせ・感想だけでなく、あらゆるジャンルのおすすめが集まる。note版も刊行中[11]

参考文献[編集]

  1. ^ 奇奇怪怪”. Spotify. 2023年4月20日閲覧。
  2. ^ https://twitter.com/dosmonostres”. Twitter. 2023年4月20日閲覧。
  3. ^ MONO NO AWAREの公式ホームページ”. MONO NO AWARE OFFICIAL SITE. 2023年4月20日閲覧。
  4. ^ FASHIONSNAP (2021年4月9日). “ミクシィが0円雑誌「magazine ii」創刊 コミュニケーションとエモーションがテーマ”. FASHIONSNAP [ファッションスナップ]. 2023年4月20日閲覧。
  5. ^ 深夜の視聴者を震撼させた、実験的すぎるテレビ番組『蓋』の手応えをディレクターに聞く | CINRA”. www.cinra.net. 2023年4月20日閲覧。
  6. ^ 読書感想文 Archives”. EYESCREAM. 2023年4月20日閲覧。
  7. ^ 奇奇怪怪な作り手がひらく、音声コンテンツの未来。Podcast発『脳盗』インタビュー。 | トピックス”. TBSラジオ FM90.5 + AM954~何かが始まる音がする~. 2023年4月20日閲覧。
  8. ^ 奇奇怪怪明解事典アニメ化 (監督:mesoism)作品上映 『品品 PIN PIN』 | GALLERY X BY PARCO”. PARCO ART. 2023年4月20日閲覧。
  9. ^ 中古書店の100円本を読む「百貨戯典」 | ブルータス”. BRUTUS.jp. 2023年4月20日閲覧。
  10. ^ 【新連載】TaiTanの骨染漫画読破録 第1回『骨の音』岩明 均”. MEN'S NON-NO WEB (2023年1月16日). 2023年4月20日閲覧。
  11. ^ 奇奇怪怪明解事典/脳盗|note”. note(ノート). 2023年4月20日閲覧。

関連リンク[編集]