天才てれびくんシリーズのドラマ
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天才てれびくんシリーズのドラマ(てんさいてれびくんシリーズのドラマ)は、『天才てれびくんシリーズ』の番組内で放送中、あるいは過去に放送されていたコーナードラマについて解説する。
シリーズ全体の概要[編集]
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基本的にはてれび戦士が主人公であり、人物の名前は本人の名前をもじったものが多く、中にはそのまま本名を使っているものもある。
2003年度から2008年度及び2011年度から2013年度はその年の年間設定をベースにしたドラマが放映された。
2014年度から2016年度のドラマは本編から切り離され、『天てれドラマ』として独立した枠で放送、本編の出演者が関わらない実質的な別番組となっている。
年度別一覧[編集]
コーナー[編集]
枠内ドラマ全体に対しては以下の項目を参照。
- T.T.K. DRAMA SPECIAL(1994年度・1995年度1学期)
- 天てれドラマ(2005年度 - 2010年度)
- ユゲデール王国(2005年度・2006年度)
- ナンダーMAX(2007年度・2008年度)
- 天てれ9分劇場(2009年度)
- ドラまちがい (2011年度 - 2013年度)
年表[編集]
作品に関しては個別の項目を参照。
凡例 | ストーリー(番組設定連動) | バーチャル3部作 | その他 |
---|---|---|---|
年度 | コーナードラマ | スペシャルドラマ | |
1993 | 恐竜惑星 | てれび戦士vsテレビ魔王 | |
1994 | ジーンダイバー | 転校生マオ | |
ミステリーの館 | |||
1995 | ミステリートラベラー | 悪夢の王 | |
1996 | ダ・ヴィンチの迷宮 | 風雲ドラQラ城 | |
1997 | 救命戦士ナノセイバー | 妖怪すくらんぶる | 電脳西遊記 |
1998 | ザ・ゴーストカンパニー | ||
1999 | 放送なし | ||
2000 | ザ・ドリームサーフィン | ||
魔界探偵 | |||
2001 | 魔界同盟 | 天ドラ | |
2002 | SF (?)スペース新喜劇 ラフィン★スター | ||
2003 | こちらHK学園笑芸部! | ||
2004 | プラズマ界 | ||
2005 | ユゲデール物語 | 天てれドラマ | |
2006 | 新ユゲデール物語 | ||
2007 | 大迷宮冒険記 | ||
2008 | 日付変更船プッカリーノ | ||
2009 | 天てれ9分劇場 | ||
2010 | |||
2011 | ドラマ・大天才テレビジョン | ドラまちがい | |
2012 | |||
2013 | ドラまちがいd | ||
2014 | Let's天才てれびくん | 東京特許許可局 | |
2015 | 念力家族 | ||
2016 | |||
2017 | 天才てれびくんYOU | ||
2018 | |||
2019 | リアル戦争ゲーム | ||
2020 | 電空物語 | ||
2021 | モテたいゲンタ,ものがたり | ||
2022 | |||
2023 | ジオ物語 | ||
2024 |
天才てれびくん(第1期)[編集]
概要[編集]
ストーリーは連続性があるとされる。しかし、ストーリー連動のドラマパートがないため、各年度の初期設定からストーリーが進行することはない。そのため舞台設定や出演者の変更に伴うストーリーの急展開は年度末(総集編期間の2月から3月)に起きた出来事として新年度のプロローグで語られる。
共通設定として、てれび戦士はテレビ番組「天才てれびくん」の制作スタッフである。メインCGキャラクターはてれび戦士や総合司会より立場が上の番組最高責任者であり、てれび戦士が関わらないアニメやドラマのコーナーはメインCGキャラクターがプロデュースしたコーナーである。
裏設定として、番組の敵(テレゾンビ)は「テレビゲームに支配され、テレビ番組を映さなくなったテレビ受像機」[注 1]であり、「天才てれびくん」を人気番組にすることでゲーム機からテレビを奪還するという目標が込められている。
オープニングタイトル[編集]
- 1993年度
- 時は21世紀…人間とリモコンの言いなりになってきたテレビがついに反乱を起こした。ブラウン管がカンカンに怒り、カラーバー光線が人々を襲う。そんなメディアの戦場に今、9人のてれび戦士が立ち向かおうとしていた。
- 1994年度
- 時は21世紀…テレゾンビたちはついにメディアタワーを占拠した。地球は彼らの思うままに操られ、人々は生きる意欲を失った。てれび戦士たちはテレビを再び人間の手に取り戻し地球を救うため、宇宙へと飛びたった。
- 1995年度
- 時は21世紀…メディアステーションは突如、巨大なブラックホールにのみ込まれた。かろうじて脱出したてれび戦士たちは異次元の不思議な世界、メディア砂漠に迷い込んだ。そこで彼らは何もないメディアの砂漠に自分たちの街をつくることを決意した。
- 1998年度
- エエカゲンニ星第3テレビ文明…その栄光を取り戻すため、てれび戦士たちが立ち上がった。
ストーリー[編集]
- 1993年度
- 21世紀の地球。人間とリモコンの言いなりになっていたテレビが反乱を起こしてテレゾンビとなり、地球人を苦しめる。メディアタワーに集結した9人のてれび戦士は打倒テレゾンビを掲げ、先住者おあいこトリオやアンドロイド・プロデューサーてっちゃんと共に、面白い番組の放送を目指す。
- 1994年度
- テレビ魔王率いるテレゾンビにメディアタワーを占拠されてしまい、地球はテレゾンビの支配下に堕ちた。宇宙へと逃れたてれび戦士たちは、地球の軌道上に建設されたメディアステーションを新たな拠点とし、地球を取り戻すための番組を放送を続ける。一方、クリスと「ポコ・ア・ポコ」出演者は間違えてメディアステーションの周りに浮かぶミュージック衛星に移住、他のてれび戦士と別行動となる。
- 1995年度
- ブラックホールに吸い込まれていくメディアステーション。間一髪で脱出に成功したてれび戦士とおあいこトリオは、メディア砂漠に不時着する(1回目のワープ)。この不毛な土地を楽園にするべく、先住民と協力して理想の街を築き上げるため、先住民の小学生8人を新たなてれび戦士として仲間に加える。
- 1996年度
- てれび戦士数名は突如パラレルワールドに迷い込んでしまう(2回目のワープ)。初代てれび戦士の栗山祐哉はてっちゃんと再会を果たし、「テレビより面白い物が存在する世界」であることを告げられる。てっちゃんが新たに選任したてれび戦士とキャイ〜ンが、テレビ復活を賭けた面白い番組作りを開始する。
- 1997年度
- てっちゃんはてれび戦士の指揮権を息子の「てつまろ」に託して隠居する。
- てっちゃんはロケットを開発して、まだ見ぬテレビ文明を調査しながら、地球に帰還する計画を立てていた。
- 1998年度
- まだ見ぬテレビ文明を調査するため宇宙を旅するてれび戦士。旅の途中で6人を新人てれび戦士としてスカウトしていた。
- やがて辿り着いたエエカゲンニ星は、テレビ文明が滅亡した星だった。てれび戦士はこの星の山崎邦正ディレクターとリサ王女と共に第3テレビ文明の復興を目指す。
- 10か月後「1000回記念」、てれび戦士の歴史を振り返り、テレゾンビとの最終決戦のため地球に向けて旅に出る。
登場人物[編集]
てれび戦士[編集]
小中学生で構成される「天才てれびくん」の主役。同世代の視聴者に向けて「みんながテレビでこういうことをやりたいというのを代わりにやる」を合言葉に番組制作に取り組む。
- 1993年度初代:テレゾンビに対する特殊な抵抗力を持つ地球人。
- 1995年度新人:メディア砂漠の先住民。
- 1996年度新人:パラレルワールドの先住民。
- 1997年度新人:パラレルワールド出身。
- 1998年度新人:エエカゲンニ星に到着するまでにスカウトされた宇宙人。
てっちゃん[編集]
1993年度・1994年度・1996年度のメインCGキャラクター。初期の正式名称は「マシンパパ てっちゃん」[1]。漢字表記は「哲ちゃん」[2]。テレゾンビの反乱を鎮めるため自らアンドロイドとなった番組プロデューサー。昭和23年福岡生まれの元人間で、ギョロ目で両耳部分にネジのような物がついた人間の頭部といった外見。行方不明となっていた1995年度を除き、てれび戦士のメンバー選任に関わり、打倒テレゾンビを掲げ「面白い番組」を作り続ける。
- 1993年度:メディアタワーにてれび戦士を招集。テレビ番組「天才てれびくん」を開始する。
- 1994年度:新たな拠点メディアステーションを建設して地球を脱出。
- 1995年度:「夏スペシャル」北海道利尻島の利尻山に封印される。てれび戦士が登山に挑戦して救い出す。
- 1996年度:パラレルワールドで栗山祐哉と再会。メディア砂漠出身者、パラレルワールド先住民の中から新たにてれび戦士を選任。キャイ〜ンとともに番組作りを再開させる。
- 1997年度:息子の「てつまろ」を後継者に指名し、隠居。地球への帰還を模索し、ロケットを開発する。※サブキャラクターとして出演
- 1998年度:まだ見ぬテレビ文明を調査するため、新たなてれび戦士をスカウトしながら宇宙旅行。エエカゲンニ星に不時着する。※特別出演あり
モデルは『天才てれびくん』初代チーフ・プロデューサー「中村哲志」で、実際にキャラクターの声も当てていた[3]。番組出演者からは「CGキャラクターと同一人格」として扱われ、CGキャラクターと区別する際には「リアルてっちゃん」と呼ばれていた。
おあいこトリオ[編集]
- 演:ダチョウ倶楽部
1993年度・1994年度・1995年度の総合司会。
メディアタワーに隠れ住んでいた3人組。テレゾンビと対決するために集められたメンバーではないため、「てれび戦士vsテレビ魔王」ではてれび戦士を裏切る行為が描かれている。また年度ごとに衣装が替わっているのが特徴(ただし、1993年度は前期は体が無く頭部だけ[注 2]で後期でようやく首から下の体が付いた)。
1993年度初回では「ダチョウ倶楽部」として、本来の芸名で自己紹介。その後、てれび戦士が「素敵な名前」を付けることに、「おあいこトリオ」は須山彩、「グースケ」「チョッキー」「パータン」は田原加奈子が名付け親。
- グースケ
-
- 演:寺門ジモン
- 1993年度:手は「グー」、前期の隠れ家および後期の下半身は「ドラム式洗濯機」で、体のそこかしこから洗濯物のかかった細い物干し竿が生えている。上半身は「ボクサーパンツ」。
- 1994年度:衣装は「虎」。
- 1995年度:衣装は「原始人」。
- チョッキー
-
- 演:肥後克広
- 1993年度:手は「チョキ」、前期の隠れ家および後期の下半身は「ごみ箱」で様々なゴミが絡みついている。上半身は前期が「潜水艦」、後期が「壊れたブラウン管テレビ」。
- 1994年度:衣装は「海賊」、海賊帽に「チョキ」。
- 1995年度:衣装は「カウボーイ」。
- パータン
-
- 演:上島竜兵
- 1993年度:手は「パー」、前期の隠れ家および後期の下半身は「インド風の壺」。上半身は「ターバンを巻いた人間」で体の至る所に人間の腕のような物が絡みついている。
- 1994年度:衣装は「力士」、化粧廻しに「パー」。
- 1995年度:衣装は「大黒天」。
テレゾンビ[編集]
1993年度・1994年度の敵対勢力。『天才てれびくんワイド』2002年度にも同種族が登場する。
- テレゾンビ
- 人間の身体に憑依したテレビ。顔の部分がブラウン管テレビのテレゾンビは戦闘員で、カラーバー光線で人間を攻撃する。
- テレビ魔王
- テレゾンビの首領。
- 「てれび戦士vsテレビ魔王」(1994年1月1日 - 2日):クリスを誘拐して結婚を迫る。
- 1994年度プロローグ(1994年4月4日):小林一裕が寝ている間に奇襲を仕掛け、メディアタワーの乗っ取りを成功させる。
玉三郎[編集]
- 声:梅津秀行
1995年度のメインCGキャラクター。
メディア砂漠の先住民。キノコのような体型で全身に水玉模様があり、頭部に細長く大きな両目とパラボラアンテナがついている。季節によって体の色が変化する。愛称は「玉ちゃん」、名付け親は田原加奈子。
キャイ〜ン[編集]
- 演:キャイ〜ン
1996年度・1997年度の総合司会。
パラレルワールドの先住民。子どもたちが集まる「クラブ」のオーナー(天野ひろゆき)と従業員(ウド鈴木)。
てつまろ[編集]
- 声:中尾隆聖
1997年度のメインCGキャラクター。
アンドロイドプロデューサーてっちゃんの息子。てっちゃんのことは「お父様」と呼ぶ。父親と違い胴体と手足があり、小学校低学年の子供のような容姿でランドセルを背負っている。また父親譲りのギョロ目が特徴。出身地(地球 or パラレルワールド)、形態(人間 or アンドロイド)ともに不明。
エエカゲンニ星 第3テレビ文明[編集]
エエカゲンニ星のテレビ局。王女がキャスターを務め、ディレクターが司会進行を補助する。
- 山崎邦正
- 1998年度の総合司会。
- エエカゲンニ星 第3テレビ文明の敏腕ディレクター。本名は「ゴールデン・リトリバー・黒い犬はラブラドール・レトリバー・カワイイノー」略して「山崎邦正」。
- リサ・ステッグマイヤー
- 1998年度の総合司会。
- エエカゲンニ星の王女。本名は「メディア」略して「リサ」。
- TKくん
-
- 声:千葉繁
- 1998年度のメインCGキャラクター。
- エエカゲンニ星 第3テレビ文明の編成担当コンピューター。顔のデザインと名前の由来は「鉄仮面」および「タイムキーパー」で、頭部だけのような外見。
- 「天才てれびくん10周年スペシャル」におけるVJ表記は「TK(PROTOTYPE)」。
用語[編集]
地球[編集]
テレゾンビの誕生により、テレビ文化が廃れた惑星。
時代設定は21世紀。1994年度の「ポコ・ア・ポコ」では現代で音楽を学ぶ20年後にクリスの父親となる人物が登場することから、32年後の未来、番組初年の1993年で2025年と推測される。
メディアタワー[編集]
1993年度の舞台設定。
地球にある巨大なテレビ局。「面白い番組」を制作・放送する最後の砦。
- 1993年度:てれび戦士の本拠地。「恐竜惑星」や「ポコ・ア・ポコ」もメディアタワーの施設内で制作されているテレビ番組となっている。
- 1994年度:テレゾンビに占拠される。メディアステーションとメディアタワーは最新技術で「直結」しており、電波ジャックや地球への出入りが容易にできる。
メディアステーション[編集]
1994年度の舞台設定。
地球の軌道上にある宇宙ステーション。テレビ局の設備と長期滞在可能な居住エリアがある。
- 1994年度:てれび戦士の本拠地。周辺に「ポコ・ア・ポコ」出演者が間違えて移住したミュージック衛星がある。
- 1995年度:メディアステーションごとブラックホールに飲み込まれ、メディア砂漠にワープする。その後、メディア砂漠に不時着した(砂漠に埋もれた)状態で放置される。
『天才てれびくんワイド』2002年度で再登場するが、ストーリーとしては矛盾点がある。
メディア砂漠[編集]
1995年度の舞台設定。
異次元の不思議な世界、何もないメディアの砂漠。
- VIRTUAL TOWN
- メディア砂漠にある空中都市。おあいこトリオとてれび戦士が自分たちの理想の街を作るための本拠地。
- テレビ局、寺院、公園「MEDIA PARK」、ボウリング場「TENSAI-BOWL」が主に使われ、映画館やレストランもある。
パラレルワールド[編集]
1996年度・1997年度の舞台設定。
キャイ〜ンが住んでいる地球によく似た惑星。
地球帰還ロケット[編集]
1998年度のオープニングタイトルに登場。機体には「天才てれびくん」の文字が描かれている。エエカゲンニ星に不時着して航行不能に。
エエカゲンニ星[編集]
1998年度の舞台設定。
テレビ文化が廃れた惑星。王女がキャスターを務めるテレビ局がある。
てれび戦士vsテレビ魔王[編集]
お正月だよ!天才てれびくん てれび戦士vsテレビ魔王 | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ / バラエティ番組 |
出演者 |
ダチョウ倶楽部 てれび戦士 デーブ・スペクター 渡嘉敷勝男 斉藤清六 金萬福 |
国・地域 | 日本 |
製作 | |
製作 | 日本放送協会 |
放送 | |
放送局 | NHK教育テレビ |
映像形式 | NTSC(横縦比4:3) |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送期間 | 1994年1月1日 - 1994年1月2日 |
放送時間 | 土曜 - 日曜 18:30 - 19:00 |
放送分 | 30分 |
回数 | 2回 |
概要
- 「お正月だよ!天才てれびくん」で放送された番組レギュラー総出演のCGセットドラマ。番組の初期設定であるてれび戦士とテレゾンビの戦いを描く。
放送日時
- 初回放送
- 1994年1月1日 土曜18:30 - 19:00
- 1994年1月2日 日曜18:30 - 19:00
- 再放送
- 1994年9月7日 水曜18:00 - 18:30
- 1994年9月8日 木曜18:00 - 18:30
あらすじ
- テレゾンビの首領「テレビ魔王」はクリスを誘拐して結婚を迫る。てれび戦士はクリスの救出やテレビ魔王の打倒のため、旅に出る。
登場人物
- テレビ魔王(演:デーブ・スペクター)
- テレゾンビの首領
- トカチャンピオン(演:渡嘉敷勝男)
- テレビ魔王の部下
- ドラキューリ(演:斉藤清六)
- テレビ魔王の部下
- 善人マスター(演:金萬福)
- てれび戦士と仲直りをしたいおあいこトリオに、不思議なお酒「善の心」を手渡す。
参考文献
- 「年末年始おすすめ番組NHK」『NHKウイークリーステラ』729号、NHKサービスセンター、1994年1月7日、13頁。
外部リンク
- 天才てれびくん(1994年01月01日) - NHKクロニクル
- 天才てれびくん(1994年01月02日) - NHKクロニクル
- 天才てれびくん(1994年09月07日) - NHKクロニクル
- 天才てれびくん(1994年09月08日) - NHKクロニクル
ミステリートラベラー[編集]
概要[編集]
1995年4月6日 - 1996年1月17日の水曜日(初回のみ木曜日[注 3])に放送。
「オカルト」「疑似科学」がテーマ。放送当時はオウム真理教事件の捜査が進行中であったが、放送回数は短縮されることなく1995年度の主要コーナーと同じ28回である。しかし、1996年3月の年度末総集編では「心霊」「超能力」をテーマにした回が再放送されていない。また、『天才てれびくん』の番組の歴史を振り返る特別企画でも再放送されたことがない。
あらすじ[編集]
2013年の子ども、羽鳥宇宙と松宮未夢は、ある日突然ニューロンドーム に閉じ込められた。謎のキャラクター、テリーに「ミステリーを解かなければそこから出られない」と告げられる。2人は人類の常識を超える超常現象などの謎を、一つ一つ解いていく。
登場人物[編集]
- 羽鳥宇宙(演:藤間宇宙)
- 松宮未夢(演:渡邉まゆみ)
- テリー(声:梁田清之)
- 宇宙と未夢をサポートする謎のキャラクター。常に沈着冷静。ボストークの通訳も行う。
- Mファイル
- 宇宙と未夢へ世界に潜む謎を繰り出してくる謎の存在。石版のようなものの中央部に目のようなものがある。
- ボストーク
- 1号と2号が存在。普段はテリーの上部に付いているが、必要があれば世界を飛び回り情報収集を行う。人の言葉は話さないが知能を有し独特の言葉を発する。2号がややお調子者の性格。
放送日程[編集]
タイトル | サブタイトル | 初回放送 | 総集編 | |
---|---|---|---|---|
第1問 オーパーツ |
天空からの視点 | 1995年 | 4月 6日1995年 5月 2日 |
1996年 3月 6日 |
宇宙への道 | 1995年 | 4月12日|||
古代のテクノロジー | 1995年 | 4月19日1995年 5月 3日 |
1996年 3月 7日 | |
幻の文明 | 1995年 | 4月26日|||
第2問 UFO 未確認飛行物体 |
空に光るもの | 1995年 | 5月10日1995年 6月 6日 |
1996年 3月 8日 |
空から降りたつ者 | 1995年 | 5月17日|||
隠されたものの姿 | 1995年 | 5月24日1995年 6月 7日 |
1996年 3月11日 | |
はるか遠くの隣人 | 1995年 | 5月31日|||
第3問 UMA 未確認生物 |
生き残った恐竜 | 1995年 | 6月14日1995年 7月11日 |
1996年 3月12日 |
湖の秘密 | 1995年 | 6月21日|||
もうひとつの人類 | 1995年 | 6月28日1995年 7月12日 |
1996年 3月13日 | |
残された謎 | 1995年 | 7月 5日|||
第4問 死から戻った人々 心霊 |
1995年 | 9月 6日1995年 10月 4日 |
※なし | |
1995年 | 9月13日||||
1995年 | 9月20日1995年 10月 5日 |
※なし | ||
1995年 | 9月27日||||
第5問 宇宙のオーパーツ |
最も近い星の謎 | 1995年10月11日 | 1995年 11月 8日 |
1996年 3月14日 |
火星の残されたもの | 1995年10月18日 | |||
宇宙への扉 | 1995年10月25日 | 1995年 11月 9日 |
1996年 3月15日 | |
遠い空からの導き | 1995年11月 | 1日|||
第6問 超能力 |
1995年11月15日 | 1995年 12月13日 |
※なし | |
1995年11月22日 | ||||
1995年11月29日 | 1995年 12月14日 |
※なし | ||
1995年12月 | 6日||||
第7問 人類の未来 |
あらゆるものの始まり | 1995年12月20日 | 1996年 1月29日 |
1996年 3月18日 |
人類への道のり | 1996年 | 1月 3日|||
人類の明日 | 1996年 | 1月10日1996年 1月30日 |
1996年 3月19日 | |
(無題) | 1996年 | 1月17日
ミステリーギャラリー[編集]
回 | タイトル |
---|---|
01 | 飛行機のようにも見える工芸品 |
02 | 太古の世界地図 |
03 | 古代の光学レンズ |
04 | 太古の電池?電球? |
05 | ミステリーサークルはUFOの着陸跡か? |
06 | 歴史の中に隠されたUFO |
07 | キャトルミューティレーションは宇宙人の実験か? |
08 | 宇宙人へのメッセージ |
09 | 生きている化石 |
10 | 海の怪物 |
11 | 生きていた幻想生物 |
12 | 河童 |
13 | |
14 | |
15 | |
16 | |
17 | 月の誕生 |
18 | ブラックホール |
19 | 日本のピラミッド |
20 | モアイの謎 |
21 | |
22 | |
23 | |
24 | |
25 | 宇宙のかたち |
26 | 進化のふしぎ |
スタッフ[編集]
外部リンク[編集]
ダ・ヴィンチの迷宮[編集]
概要[編集]
1996年4月11日 - 1997年1月23日の木曜日に放送。
あらすじ[編集]
この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
キャスト[編集]
CGキャラクター[編集]
前期[編集]
- リョウスケ(演:伊東亮輔)
- マリ(演:篠原麻里)
後期[編集]
- リュウジ(演:相ヶ瀬龍史)
- ユキ(演:保里優紀)
放送日程[編集]
タイトル | 回 | 初回放送 | 総集編 | |
---|---|---|---|---|
空を飛ぶ | 1 | 1996年 | 4月11日1996年 5月 9日 |
1997年 2月21日 |
2 | 1996年 | 4月18日|||
3 | 1996年 | 4月25日1996年 5月10日 |
1997年 2月24日 | |
4 | 1996年 | 5月 2日|||
5 | 1996年 | 5月16日1996年 6月13日 |
1997年 2月25日 | |
6 | 1996年 | 5月23日|||
7 | 1996年 | 5月30日1996年 6月14日 |
1997年 2月26日 | |
8 | 1996年 | 6月 6日|||
大地のなぞ | 9 | 1996年 | 6月20日1996年 7月18日 |
1997年 2月27日 |
10 | 1996年 | 6月27日|||
11 | 1996年 | 7月 4日1996年 7月19日 |
1997年 2月28日 | |
12 | 1996年 | 7月11日|||
伝えたい | 13 | 1996年 | 9月12日1996年 10月10日 |
1997年 3月 3日 |
14 | 1996年 | 9月19日|||
15 | 1996年 | 9月26日1996年 10月11日 |
1997年 3月 4日 | |
16 | 1996年10月 | 3日|||
紙の道 | 17 | 1996年10月17日 | 1996年 11月14日 |
1997年 3月 5日 |
18 | 1996年10月24日 | |||
写真と映画 | 19 | 1996年10月31日 | 1996年 11月15日 |
1997年 3月 6日 |
20 | 1996年11月 | 7日|||
夢の動力 | 21 | 1996年11月21日 | 1996年 12月19日 |
1997年 3月 7日 |
22 | 1996年11月28日 | |||
鉄の馬車 | 23 | 1996年12月 | 5日1996年 12月20日 |
1997年 3月10日 |
24 | 1996年12月12日 | |||
宇宙へ | 25 | 1996年12月26日 | 1997年 1月30日 |
1997年 3月11日 |
26 | 1997年 | 1月 9日|||
27 | 1997年 | 1月16日1997年 1月31日 |
1997年 3月12日 | |
28 | 1997年 | 1月23日
スタッフ[編集]
- 脚本 - 野辺朋史、長手源三郎
- CG制作 - 田中秀幸、富樫真、飯田由紀江
- 映像効果 - 高橋優一
- 衣装デザイン - 宮下由子
外部リンク[編集]
風雲ドラQラ城[編集]
天才てれびくんスペシャル 風雲ドラQラ城 | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ / バラエティ番組 |
出演者 |
キャイ〜ン てれび戦士 ルー大柴 |
声の出演 | 鈴木清信 |
ナレーター | 玄田哲章 |
国・地域 | 日本 |
製作 | |
製作 | 日本放送協会 |
放送 | |
放送局 | NHK教育テレビ |
映像形式 | NTSC(横縦比4:3) |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送期間 | 1997年1月1日 |
放送時間 | 水曜 18:00-18:55 |
放送分 | 55分 |
NHKクロニクル |
概要[編集]
1996年9月より稼働したCT-415スタジオ(2代目バーチャルスタジオ)の機能をフルに生かしたオールCGによるゲームドラマ。
放送日時[編集]
- 1997年1月1日 水曜18:00-18:55
あらすじ[編集]
ドラQラ伯爵にさらわれた前田亜季を助けるため、てれび戦士とキャイ〜ンがドラQラ城でゲームを行う。
登場人物[編集]
受賞[編集]
- ABU賞 1997年子供番組部門大賞
参考文献[編集]
- 『週刊ザテレビジョン』1997 No.1、角川書店、1997年1月10日、153頁。
- 日本放送協会放送文化研究所 (メディア情報) 編『NHK年鑑'97』日本放送出版協会、1997年10月17日、229頁。ISBN 9784140071878。
- 日本放送協会放送文化研究所 (メディア情報) 編『NHK年鑑'98』日本放送出版協会、1998年10月30日、356頁。ISBN 9784140071908。
外部リンク[編集]
妖怪すくらんぶる[編集]
概要[編集]
1997年度の火曜日から木曜日に放送された。初回放送28週84回、総集編14回。
あらすじ[編集]
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キャスト[編集]
主要人物[編集]
- 小野スズカ(演:井上知香)
- 辻オヅネ(演:相ヶ瀬龍史)
- 坂本平太郎(演:牟田将士)
- 安芸牛坊(演:寺床秀太)
- トン魔(声:園部啓一)
- ジレン魔(声:柴本浩行)
- ノロ魔(声:鈴木清信)
- 山本五郎左衛門(演:KIBA)
- 真野悪五郎
その他[編集]
スタッフ[編集]
外部リンク[編集]
電脳西遊記[編集]
天才てれびくんスペシャル 電脳西遊記 | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ / バラエティ番組 |
出演者 |
キャイ〜ン てれび戦士 原田大二郎 周富輝 工藤兄弟 |
国・地域 | 日本 |
製作 | |
製作 | 日本放送協会 |
放送 | |
放送局 | NHK教育テレビ |
映像形式 | NTSC(横縦比4:3) |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送期間 | 1998年1月1日 |
放送時間 | 木曜 18:00-18:54 |
放送分 | 54分 |
NHKクロニクル | |
分割放送 | |
放送期間 | 1999年1月4日 - 1月5日 |
放送時間 | 月曜 - 火曜 18:00-18:25 |
放送分 | 25分 |
回数 | 2回 |
放送日時[編集]
- 初回放送
- 1998年1月1日 木曜18:00-18:54
- 分割放送
- 1999年1月4日 月曜18:00-18:25
- 1999年1月5日 火曜18:00-18:25
あらすじ[編集]
1998年1月1日。お正月スペシャルの放送が始まった天才てれびくんのスタジオで、みんなからのお正月プレゼントを開いていた時に、スタジオ中がぽかーんとなってしまった。これをテレビで見ていたのは三蔵法師。三蔵法師はシャカムーニ博士に連絡したところ、その昔、シャカムーニ博士といっしょに研究していた、タイガーうずまき博士の仕業らしいことが分かった。三蔵法師はタイガーうずまき博士による「人類ポカーン計画」を阻止して、天てれを救うべく、すぐさま悟空たちを集めてタイガー要塞を目指した。
登場人物[編集]
- 孫悟空(演:前田亜季)
- 沙悟浄(演:伊東亮輔)
- 猪八戒(演:海道亮平)
- 白馬天竜(演:生田斗真)
- 三蔵法師(演:ウド鈴木)
- タイガー博士(演:原田大二郎)
- アマノジャック、シャカムーニ博士(演:天野ひろゆき)
- 砂像ブラザーズ(演:工藤兄弟)
- チャーハン大魔王(演:周富輝)
- 砂像小僧(演:饗場詩野、阿部七絵、伊藤俊輔、松浦顕一郎)
- 銅なっテンダーズ(演:ジェニファー・ペリマン、ウエンツ瑛士、相ヶ瀬龍史、橋田紘緒)
- チャーハン大魔王の弟子(演:棚橋由希、ジャスミン・アレン、篠原麻里)
参考文献[編集]
- 『週刊ザテレビジョン』1998 No.1、角川書店、1998年1月9日、148頁。
- 日本放送協会放送文化研究所 (メディア情報) 編『NHK年鑑'98』日本放送出版協会、1998年10月30日、242,356頁。ISBN 9784140071908。
- 『週刊ザテレビジョン』1999 No.1、角川書店、1999年1月8日、184頁。
外部リンク[編集]
- 天才てれびくんスペシャル(1998年01月01日) - NHKクロニクル
- 天才てれびくん(1999年01月04日) - NHKクロニクル
- 天才てれびくん(1999年01月05日) - NHKクロニクル
- 電脳西遊記 - テレビドラマデータベース
ザ・ゴーストカンパニー[編集]
ザ・ゴーストカンパニー(THE GHOST COMPANY)は『天才てれびくん』1998年度の月曜日から木曜日に放送されたドラマ。
あらすじ[編集]
小泉玲子、霞裕太郎の2人が亡くなったおじいちゃんからもらったものは、ゴーストたちが働いている会社だった。その会社の社長となって、ゴーストたちの能力を生かして探偵として会社を立て直していく。
登場人物[編集]
主要人物[編集]
- 小泉玲子(演:杉本文乃)
- 霞裕太郎(演:入沢大聖)
- 千賀ブラッド満(演:立澤真明)
- 富良野健(演:二瓶正也)
- 菊乃(演:穴井夕子)
- 霞岩太郎(演:藤村俊二)
- リー(声:鈴木清信)
- 飛麻呂(声:西村ちなみ)
第1話 私が社長よ![編集]
- 内藤裕也
第2話 憧れの君を探せ![編集]
第4話 ドラゴン大追跡[編集]
第5話 ぼくは剣士だ![編集]
第6話 みんなでトラバーユ!?[編集]
- 貫太(演:大澤佑介)
- 少年の龍蔵(演:高島朗)
第7話 泣き虫オバケの願い[編集]
- ゆかり(演:兵庫ゆかり)
- 徹郎(演:風見真吾)
- シゲル(演:大竹雅樹)
第8話 友情のラストパス[編集]
- 安藤一志
- 大川征義
第10話 王子様は宇宙人[編集]
第11話 ゴーストタクシー[編集]
第12話 竜巻ダディがやってきた[編集]
第13話 悪ガキはユーレイがお好き[編集]
第14話 一世一代の大芝居[編集]
第15話 正義のヒーロー見参[編集]
- ゼスター(演:影丸茂樹)
- 棟方記者(演:大滝明利)
- 悪者(演:高橋弘幸、徳永秀勝)
- とみ(演:小代恵子)
- 為吉(演:早川明弘)
- 少年(演:永弘政人、豊留章裕、青柳豊)
- 老婆(演:若原幸)
- 男の子(演:伍陸)
- アナウンサー(演:リサ・ステッグマイヤー)
- 郵便配達(演:依田岳史)
- 泥棒(演:村上貴英、坂本由紀子、越田恭生、倉林稔)
第16話 ゴーストカンパニー解散[編集]
- 佐谷(演:長江英和)
- 易者(演:千葉繁)
放送日程[編集]
1998年放送。
話 | サブタイトル | 初回放送 | 総集編 |
---|---|---|---|
第1話 | 私が社長よ! | 4月13日 - 4月16日 | 5月 4日 |
第2話 | 憧れの君を探せ! | 4月20日 - 4月23日 | 5月 5日 |
第3話 | 恐怖のお留守番? | 4月27日 - 4月30日 | 5月 6日 |
第4話 | ドラゴン大追跡 | 5月11日 - 5月14日 | 8月14日 |
第5話 | ぼくは剣士だ! | 5月18日 - 5月21日 | 6月 8日 |
第6話 | みんなでトラバーユ!? | 5月25日 - 5月28日 | 6月 9日 |
6月 1日 - 6月 4日 | 6月10日 | ||
第7話 | 泣き虫オバケの願い | 7月13日 | |
第8話 | 友情のラストパス | 7月14日 | |
7月15日 | |||
特別編 | 10月 | 5日||
第9話 | リーさんの夏休み | 10月 | 6日|
第10話 | 王子様は宇宙人 | 10月 | 7日|
第11話 | ゴーストタクシー | ||
第12話 | 竜巻ダディがやってきた | 11月 | 9日|
第13話 | 悪ガキはユーレイがお好き | 11月10日 | |
第14話 | 一世一代の大芝居 | 11月11日 | |
第15話 | 正義のヒーロー見参 | 11月16日 - 11月19日 | 12月14日 |
第16話 | ゴーストカンパニー解散 | 11月23日 - 11月26日 | 12月21日 |
12月 | 7日 - 12月10日12月22日 |
スタッフ[編集]
外部リンク[編集]
ジオ物語[編集]
ジオ物語(ジオものがたり)は、『天才てれびくん』で2023年度と2024年度の月曜日に初回放送されたテレビドラマ。番組世界観である『ジオワールド』についても解説する。
概要[編集]
通常回の放送尺は2023年度が10分30秒、2024年度が12分15秒。各年度の第1話と最終話は拡大版。
「これまでのジオ物語」「次回のジオ物語」のナレーションは放送回の主役ジオノコが担当。
傑作選では5秒間の「次回のジオ物語」がアイキャッチに差し替え。
あらすじ[編集]
- 2023年度1学期
モノノ家が現れ、不思議な異世界ジオワールドのシンボルであるキョボの木を枯らされてしまった。ジオワールドの住人ジオビーに協力を依頼された選ばれし17人のてれび戦士達は、モノノ家に仕えるガラクタ博士が生み出したテレゾンビと戦い、キョボの木を復活させるためにモノノ家に立ち向かう。
- 2023年度2学期
モノバアが永遠の命を手に入れるべく人間には見えない巨大なエナジータンクを作っていた。最年少てれび戦士の裕理がその存在に気付き、一行はタンクの捜索に力を入れることに。
- 2023年度3学期
ガラクタ博士がエナジータンクに蓄えたエナジーを使い、テレゾンビ2号機を完成させる。
- 2024年度
モノバアを倒し、ついにキョボの木が満開になり、ねんリングも覚醒した。しかし、新たな敵歯車家が現れ、キョボの木を歯車に変えられてしまった。
登場人物[編集]
※は元てれび戦士、○はてれび戦士以外の過去の天才てれびくんシリーズの出演者。
てれび戦士[編集]
本作では「ねんリングを身に付け、テレゾンビと戦う使命の小中学生」という定義。17人全員が花咲町に住んでおり、学校で出くわす場面も多い。
- 稲毛眞生(いなげ まうな)
- 2023年度の最年長てれび戦士の1人ということもあって、周囲からは慕われることも多い。そのまや美音とは同じ中学校に通っている。
- 第1話ではテレゾンビに襲われた琉月を美音と共に救った。その後は美音と一緒にカフェにいた。
- 第13話では裕理に嘘をついて接近したカエルテイを逆に嘘で追い払い、「二度と裕理に近づくな」と脅迫した。第14話では裕理が裏切ったと知りショックを受けていたが、彼の作戦を知ってからは美音と共にエナジータンクのある廃工場へと向かう。そして裕理に対して「裕理は勇気のあるてれび戦士」と励ましていた。
- 第19話ではマスターがエナジーを吸われてパンケーキが食べられなくなってしまったため怒っていた。翌日、猛スピードで校庭を何周もしていたモノコを見て驚いていた。
- 第24話ではそのまと下校中にテレゾンビ2号機と遭遇し逃げ出す。ジオワールドを飛び出して行ってしまった斗葵を追いかけ、彼がモノコに襲われていた際には自ら囮になることで救出した。川を渡って逃げようとした際にモノコが追いかけるのをやめた光景を目の当たりにし、「水に濡れたら錆びてしまうからモノバアから禁止されている」ということを知る。「全部モノバアの言いなりでいいの?君の想いはどこに行っちゃったの?」と問いただし、彼女が他のてれび戦士と交流した記憶を思い出させることに成功した。その後高岸・前田から「そのまと萌衣が勝手にテレゾンビ2号機の偵察に出て行ってしまった」との連絡を受け、2人の元へと向かう。第25話ではモノコの元へと戻り、「モノバアに言われたことじゃなくて、本当に君がやりたいことを知りたい」と彼女に尋ねていた。しかし彼女はモノノ家の目的自体を知らず、加えて現れたモノオにリセットをかけられてしまう。その光景を見たことで「このままテレゾンビ2号機を倒しても、モノコがどうなっちゃうか分からないからかわいそう」と葛藤。だがその気持ちをゴロンに打ち明けたことで気分が楽になった。その後ジオワールドに通信をかけ、そのまに「私達とモノコ、どっちの味方なの」と問い詰められた際に「分からない、どっちがいいか悪いかなんて答えは出せない」と自分の心情をぶつけたことでエナジーが溜まる。そしてゴロンとリンクし、テレゾンビ2号機の右腕部分を破壊することに成功した。これと同時にテレゾンビ2号機の被害者になった女子学生や会社員の男性はエナジーが戻った。
- 第30話ではそのまに「てれび戦士やめればいい」と言われかけて傷ついた美音に対し、「そのまは本当はあんなこと思ってない」と諭した。その後、カフェで「僕たちはてれび戦士になっていっぱい成長してきた、それは隣に仲間がいたからだ」と全員を鼓舞する。
- 筧礼(かけひ れい)
- 琉月とはそりが合わず、喧嘩することも多い。
- 第1話ではそのまと共に裕理とポンをジオワールドへ連れてきた。
- 第11話では琉月を連れてエナジーが貯められたタンク探しに出かける。琉月に「マスターを囮にしてテレゾンビをおびき寄せる」と提案された際には「ドリンクバーじゃないんだからさぁ」と文句を言っていたが、失敗してしまったため「吸われ損じゃん」と苦言を呈していた。自身は先回りしてモノコ達を探そうとするも、「薄っぺらい」と言われて喧嘩になってしまう。その後モノオとモノコの後を追ってラーメン屋を訪れた際、モノコと張り合って彼女が注文していた山盛りの餃子を食べ始めたが、モノコは一瞬にして平らげたため逃げ帰られてしまった挙句食べ過ぎで腹痛になってしまった。第12話ではモノオ達のアジトを発見するも、業者にタンクを粗大ゴミと間違われて回収されかけた挙句モノオにも逃げられてしまう。そのことで「もっと臨機応変に対応すべきだった」と反省したところエナジーが溜まる。実はモノオは本物のタンクではなく箪笥を持ち帰ってしまっていたため、琉月と共にメラメラとリンクしてタンクを破壊し、一枝分キョボの木を再生させることに成功した。
- 第19話ではマスターがエナジーを吸われてパンケーキが食べられなくなってしまったため怒っていた。翌日、猛スピードで校庭を何周もしていたモノコを見て驚いていた。
- なお最終回のテレゾンビ2号機討伐より前に「キョボの木再生には貢献できたが、テレゾンビを倒すorダメージを与えることができなかった」唯一の2023年度てれび戦士でもある。
- 新井琉月(あらい るな)
- 英語表記は「luna」。少し面倒くさがりで、厄介事に巻き込まれるのを嫌がる性格。勉強に苦手意識を持っている。
- 第1話では向一朗と共にねんリングを拾い、テレゾンビに襲われていたところ駆けつけた眞生と美音に救出され、16人目のてれび戦士として迎え入れられる。最初はメラメラと揉めていたが、宿題をやり切ったことで溜まったエナジーを使い一緒にテレゾンビを倒したことで、「できないと思っていたことができるようになるのは楽しい」と気付けた。またこの時マスターを含む7人の被害者を救出しているが、彼女は(物語で確認できる範囲で)一度に救出したテレゾンビ被害者の数が最多である。
- 第11話では礼と共にエナジーを取り戻すよう指示されたが、「タンクの在処の手掛かりが分からない以上探しに行けない」と乗り気ではなかった。エナジーを吸われやすい体質のマスターを使って現れたテレゾンビを倒そうとするも、エナジーだけ吸われて逃げられてしまった。その後地道にモノコ達を探しても見つからない礼に対して「人のこと散々言っておいて見つかる訳がない」と文句を言って一触即発になるが、たまたまラーメン屋に向かっていたモノコとモノオに遭遇したことで「恐るべき偶然…」と驚いていた。その後モノコに対抗して山盛りの餃子を食べようとした礼には困惑していた上、失敗した彼女には「自業自得」と呆れていた。第12話ではモノオ達のアジトを発見するも、業者にタンクを粗大ゴミと間違われて回収されかけた挙句モノオにも逃げられてしまう。そのことで「雑な作戦を立てるべきじゃなかった」と反省したところエナジーが溜まる。実はモノオは本物のタンクではなく箪笥を持ち帰ってしまっていたため、礼と共にメラメラとリンクしてタンクを破壊し、一枝分キョボの木を再生させることに成功した(この結果琉月は史上初となる「キョボの木再生に複数回貢献したてれび戦士」となった)。
- 第30話では煌翔・アーサーと共に米の買い出しに行っていたところ、慶・裕理・咲良・ソヨと出会うが、その後現れたバアゾンビにエナジーを奪われ無気力になってしまう。その後、萌衣・莉良・ポタがバアゾンビの頭を壊したことで正気を取り戻した。
- 2024年度第1話ではグルグルに追われていた際、ハフォードにねんリングを与え、彼がてれび戦士になるきっかけを作った。
- 小久保向一朗(こくぼ きょういちろう)
- 手芸が得意で、自分で制作した「きょういちハッピーくん」という自分を模したマスコットを携帯している(押すと向一朗の声が流れる内蔵音源が搭載されている)。争い事が苦手で、「皆がハッピーでいるべき」という信念を持っている。琉月曰く「真面目」で、第1話ではエナジーが吸い取られた影響で散らかっていた花屋を掃除していた。
- 第1話では琉月と共にねんリングを拾った。テレゾンビにエナジーを奪われ猫のようになってしまうも、眞生の手でテレゾンビが倒されたことで元に戻った。その後は琉月がゲートに入ったのを見てそのまま付いてきたことでジオワールドに迷い込み、そのまま17人目のてれび戦士として迎え入れられる[注 4]。
- 第4話では裕理に帽子探しを押し付けられたところ、モノコにねんリングを奪われそうになってしまう。帽子は拾ってもらえたが、不可解な行動を繰り返す彼女にはずっと困惑していた。
- 第22話では慶や煌翔と共に行動していたところウロウロしていたモノコを発見。メラメラに心配されながらも話しかけに行ったが、彼女は第20話の顛末でメモリーをリセットされていたため「お前はアイドルにでもなったつもりか」と言われてしまった。
- 第24話では第4話や第22話の一件もあって「まずはモノコと話し合うべき」とそのまと萌衣に切り出すも、萌衣からは「そんな呑気なこと言ってる場合じゃないでしょ」と一蹴されてしまう。第25話ではモノコを捕まえてテレゾンビ2号機の弱点を聞き出すことを提案したそのまに対して「手荒なことはやめるべき」と反対していた。
- 第26話ではモノコを巡る処遇で対立していたてれび戦士達を見て心を痛め、「皆が毎日仲良くハッピーでいられればいいのにと思ってるだけなのに」とモクに相談していた。モノバアの命令を聞くだけのモノコに対しては「それってモノコちゃんにとって楽しいことなの?」「やりたいこと3つ教えてよ」と尋ね、「色々なことを知りたい」と返されたため彼女を図書館やたこ焼き屋へと連れていく。そして「やりたいことをすれば心が温かくなる、それが楽しいこと」と教えた。自分そっちのけで対立をし始めた萌衣とモノオに対しては「ただハッピーになってもらいたかっただけ」と窘めていた。第27話ではテレゾンビ2号機を止めるべくモノオに連れられていたモノコの前に立ちはだかったが、「邪魔だ」と突き飛ばされてしまう。「テレゾンビ2号機を強化することは本当にやりたいことなのか」とモノコに問いかけた上でモノコを模した人形を渡したところ、自身の優しさに呼応してエナジーが溜まる。その後モクとリンクしてテレゾンビ2号機の左腕を破壊した(この結果、これをもって2023年度の男子てれび戦士は全員キョボの木再生に貢献したことになった)。
- 松尾そのま(まつお そのま)
- ポンのお世話係(第7話で高岸と前田から頼まれている)。2024年度では関西弁で話す。
- 第1話では礼と共に裕理とポンをジオワールドへ連れてきた。第1話ではポンを子供扱いしていたが、第8話ではポンの頑張り屋な一面を認めたり、第29話ではポンを貶したモノバアに怒るなど、彼女のことは丁寧に扱っている模様。ただ冴姫や莉良ほど頻繁ではないが時々言葉が尖ることがあり、他のてれび戦士との対立の根源となることもしばしばある。
- 第7話ではソヨと共にポンを見守ろうとしていたが、結局追い払われてしまった。一度はポンが拾ったモノオの鏡を没収するも、彼女が裏で努力していたことをジオビー・煌翔・莉良に教えたことで鏡を譲った。現実世界に戻った彼女に対しては「ポンちゃんが頑張り屋さんだから応援したくなっちゃった」と声をかけていた。第8話ではモノコとモノオにテニス勝負(という名目でエナジーを吸おうとしていた)を仕掛けられたポンの前に現れてテレゾンビにボールをぶつけて追い払い、「1人で行動しないと約束したでしょ」と詰め寄る。心の底では「ポンちゃんのことを信じてあげられなかった」と反省して彼女を山まで探しに来ていた。その際にテレゾンビに襲われてエナジーを奪われてしまい、ポンのことを忘れてしまう。ポンとソヨがテレゾンビを撃破して正気に戻った後、彼女がソヨと協力してテレゾンビを撃破したことを話すとポンを褒めた。
- 第17話ではゴロンの秘密を煌翔から聞いていた。第18話ではゴロンがモノオに襲われていたところに現れ、咲良と共に逃げ出す。博物館まで追い込まれてしまうも、エナジーを奪われる前に煌翔が駆け付けたことで難を逃れた。
- 第24話では眞生と下校中にテレゾンビ2号機と遭遇し逃げ出す。商店街の人々のエナジーが根こそぎ奪われていたことを報告した上で「モノコのことが許せないからとっちめないと」と怒りを見せるも、彼女と交流したことのある向一郎と斗葵と対立してしまう。その後萌衣と共に独断でテレゾンビ2号機を偵察しに行くが、眞生に怒られてしまった。第25話ではモノコを捕まえてテレゾンビ2号機の弱点を聞き出すことを提案したが、眞生がモノコに対する立場を明らかにしなかったことに憤慨した。その後眞生がキョボの木を再生させたことに関しては礼を言ったものの、自分の質問を有耶無耶にされたことが頭を離れていないらしく、彼を複雑な表情で見ていた。
- 第26話では「モノコと友達になりたい」と言い出した美音に反対していた。
- 第28話ではテレゾンビ2号機に怒りを露わにし、飛び出していこうとしたところを美音に制止されるが、「騙されているのは美音の方だ」と喧嘩になってしまいメラメラに止められた。その後、川べりで美音とモノコが話している光景を見てしまい、そのこともあって後日「モノコの友達になってほしい」という美音の提案に対しても「あなたのことは信頼できないから友達にはなれない」と拒絶する。第29話では工場にて作業員の男性3人がエナジーを奪われる瞬間を目撃する。その後モノコに対する考えを巡って美音と対立していたところ、ポンがモノバア(バアゾンビ)の犠牲になってしまう。その後モノバアがポンを「トロいガキ」呼ばわりした事で怒りが爆発し、同時にエナジーも貯まる。メラメラをバレーボールのアタックの如く撃ち、バアゾンビの頭を破壊。ポンと作業員の男性3人を救出した(この結果、これをもって2023年度の中学生てれび戦士全員がキョボの木再生に貢献したことになった)。
- 第30話では「モノバアを助けてあげたい」と言うモノコに対して憤慨、「話なんて聞きたくない」と立ち去ろうとする。モノコを友達と見なしている考えを変えない美音に「てれび戦士やめればいい」と言いかけて前田に静止され、「本心でないのなら言葉は選ばないと」と諭された。その後モノコはモノバアのことを本気で思っていること、モノコを庇って美音が犠牲になった光景を目の当たりにし「あなたのこと勘違いしてた」と謝罪、ようやくモノコと和解することができた。無気力だった美音のねんリングをモノコに与え、「あなたもてれび戦士だから」とジオノコオールバーストに参加させる。
- 2024年度第1話ではカフェに現れたヤマバに「あんたの歯車になる気はない」と言い放つ。街に飛び出していったグルグルを見つけ、ポタとリンクしたが足を挫いてしまい逃げられてしまった。その後、自身が囮になっている間に煌翔をポタとリンクさせたが、ポタは疲労困憊していたため失敗してしまった。
- 丸山煌翔(まるやま てっしょう)
- 琉月のクラスメイト。カフェのマスターの甥にあたり、彼のことは「叔父さん」と呼ぶ。
- 第1話で琉月とジオワールドで出会った際にはお互いに驚いていた。その後は叔父が経営するカフェに案内し、琉月に勉強の楽しさを気付かせた。
- 第3話では萌衣と共に商店街を訪れていたところ、無気力状態に陥っていた咲良を見つける。その後はカフェで慶を励ました。
- 第15話ではアーサー・萌衣と共にボードゲームをしていたところ冴姫からの報告を受けたため、ゲームが中断されることに文句を言っていた。そして彼女が見つけたタンクが消えてしまっていたため、冴姫の見間違いだと思って帰ってしまった。第16話でも冴姫(実際はタンクの出現・消失を操作していたモノオ)に振り回され続け、彼女のことを「噓つき」と糾弾して立ち去ってしまった。だがその後タンクを見つけ冴姫が言っていたことは本当だと知るが、時すでに遅くアーサーを庇ってエナジーを奪われてしまう。その後冴姫とソヨがテレゾンビを倒したことで事なきを得た。キョボの木の再生を見届けた後、冴姫に「ごめんな」と信じなかったことを謝ったが、「自分の言うことをこれからは全て信用するように」と釘を刺される竹篦返しを喰らうことになってしまった。
- 第17話ではカフェの手伝い中に飼っている犬のワン太郎に扮してゴロンと話していたところ、誤ってマスターの縄文土器のレプリカを壊してしまった。それを咄嗟にワン太郎のせいにしたほか、その後ワン太郎づてに聞いたゴロンの体重が1tあることをそのまと咲良に教えたが、その様子をこっそりモノコに見られていた。ジオワールドでもこの秘密を高岸と前田に話したが、直後ゴロン本人が現れ「ワン太郎が煌翔に喋った」と勘違いされてしまう。そして現実世界で「自分がワン太郎のふりをして喋っていた」と本当のことを教えたが、「体重を気にすることはない」と茶化すようなことを言ったため余計に怒らせてしまい、現れたモノコにもねんリングを奪われかけてしまう。第18話では土器を壊したこともモノコに指摘され、反省して「ちゃんと謝らなきゃ」と決心したところエナジーが溜まる。そして博物館でテレゾンビの攻撃を喰らいそうになっていたゴロンを寸前で突き飛ばし、「秘密を話してごめん」と謝りリンクしようとするも、彼女には最初拒否されてしまう。そこで「自分も叔父さんの土器を壊してしまった」ということを明かしたことで、「後でちゃんと謝ればいい」と許してもらった。テレゾンビを倒した後、自分が土器を壊したということをマスターに正直に謝った。
- 第30話では琉月・アーサーと共に米の買い出しに行っていたところ、慶・裕理・咲良・ソヨと出会う。その後は無気力になっていた琉月・慶・アーサーをカフェで保護していた。3人が元に戻ったあと、眞生に通信をかけて一行をカフェへと誘い、おにぎりを振る舞う。
- 2024年度第1話ではアキラに図書室の場所を教えていた。その後、足を挫いたそのまを囮にグルグルをおびき寄せてポタとリンクしたが、ポタは疲労困憊していたため失敗してしまった。
- 盛武美音(もりたけ みお)
- 前作「天才てれびくんhello,」と同様敬語を常用し、相手をさん付けで呼ぶ。ただし怒った際には断定するような口調に変わる(第14話のポン曰く「怒らせると怖い」)。感情表現が少し苦手で練習中。冴姫とは同じバレエ教室に通っている。
- 第1話ではテレゾンビに襲われた琉月を眞生と共に救った。その後は彼女に勉強を教えていた。
- 第14話では裕理からの情報を受け、眞生と共にエナジータンクのある廃工場へと向かう。助かったあとも眞生に突っかかるような態度を取る裕理に対し激怒、「どうして眞生に反発するような態度を取るのかをはっきり言いなさい」と問いを投げかけたが、素直になれなかっただけということを知ってからは「可愛すぎます」と惚れていた。
- 第19話ではマスターがエナジーを奪われた挙句パンケーキをフライパンに変えられてしまったのを悲しんでいた眞生と礼に「今回で6回目」「元気になったら作ってもらいましょう」と少し見当違いなことを言ったため心配される。翌日、学校の図書室でモクと共に感情表現の練習をしていたところモノコに出くわし、「私も上手く感情を出すのが苦手」と彼女に親近感を覚える。第20話ではモノコに「自分のハッピー」として近所の文房具屋、丸い模様だけを踏んで渡ると決めている上り坂、公園の遊具から見える雲(「モノコへのプレゼント」と称した)、息を止めて渡ると決めている橋を教えていたが、商店街でエナジーが奪われていると知り彼女についていく。そしてモノコにかつてきょういちハッピーくんを渡した向一朗を呼ぶことにしたが、寸前でモノコが充電切れを起こしてしまう。回収のために現れたモノオが彼女のことを「動かないとお人形さんみたいでかわいい」と評したことで「モノコは人形じゃない」と激怒、エナジーが溜まりモクとリンクしてテレゾンビを倒したが、直後モノコはモノワールドに連れ去られてしまった。
- 第26話では第19・20話のこともあり「モノコと友達になりたい」とそのまと萌衣に話していたが反対されていた。
- 第28話では怒りに身を任せて飛び出していきそうになったそのまに対し「モノコさんは悪い人じゃないです」「モノオ達に騙されているだけ」と止めていた。その後信号が変わったのにも気付かないで歩いていたモノコの腕を思い切り引っ張り、車に轢かれそうになっていた彼女をすんでのところで救出した。モノコがモノバアに放逐されたという事情を知って激怒、「もうそんな所に戻らなくてもいい」「私と信頼できる友達になってほしい」と寄り添う。後日、ポンとそのまに「あなた達もモノコと友達になってほしい」と提案するが拒否されてしまう。第29話では工場に向かったそのまとポンの前にモノコを連れて現れる。モノコがモノバアを説得するかと思われたが、逆にねんリングを奪われかけてしまう。その隙にポンがエナジーを奪われたことでそのまに「モノコは友達じゃなくて敵だ」と言われたが、「モノコさんは私の友達だから」と言い返す。
- 第30話では「モノバアを助ける方法を知りたい」というモノコの意志を汲んでそのまと対立する。そのまに「てれび戦士やめればいい」と言われかけて一度は傷ついたが、「きっとわかってくれるから私は諦めない」と持ち直す。バアゾンビから危険も省みず説得しようとするモノコを庇ってエナジーを奪われ、「友達なら当然です」と言い残して倒れてしまう(つまり彼女が2023年度で最後のテレゾンビ犠牲者である)。自身が倒れていたためジオノコオールバーストは使えなかったが、モノコがねんリングを一時的に譲り受けたことで発動できるようになった。バアゾンビが倒されたことによって目覚めたが、ねんリングが無いためジオノコを視認できず、ジオワールドにも行けなくなってしまった。後日、たまたまモノコと再会した際にねんリングを返してもらった。その後ジオワールドにてキョボの木から落ちてきた花びらに気付き、キョボの木が無事満開になったことに気が付いた。
- 先述したように2023年度の17人のてれび戦士では唯一バアゾンビ退治には貢献できなかったが、モノコが自らの代役を務めたため、モノコと友達になろうとした彼女の行動は報われたといえる。
- 2024年度第2話ではバレエ教室に財布を置き忘れたため引き返したところ、ズビーがヤマバに歯車化された光景に遭遇してしまう。第3話ではグルグルキャッチを早速試してグルグルを見つけ、ソヨとリンクしようとしたがすぐに逃げられてしまった。
- 池村咲良(いけむら さくら)
- しっかり者で世話焼きな性格。宝物としてアメシストを携帯している。
- 第1話では中学生である琉月に対し失礼だと斗葵を叱っていた。
- 第2話では慶にジオノコ投げの特訓をさせていたところテレゾンビに襲われ咄嗟に彼を庇ったが、アメシストを飴玉に変えられた隙にエナジーを奪われて無気力になってしまう。第3話では萌衣に「かつては自分も慶のように弱虫だったので放っておけなかった」「アメシストはそんな自分を勇気づけるためのお守り」ということを明かしていたことが判明した。その後は慶がテレゾンビを倒したことで正気を取り戻し、彼に感謝した。
- 第17話ではゴロンの秘密を煌翔から聞いていた。第18話ではゴロンがモノオに襲われていたところに現れ、そのまと共に逃げ出す。博物館まで追い込まれてしまうも、エナジーを奪われる前に煌翔が駆け付けたことで難を逃れた。
- 第22話では慶と共にタンクを発見、「流石ビビりの慶」と褒めているのか貶しているのかわからないような言葉をかけ探索に誘うも、「他の人と行く」と断られてしまう。彼に拒絶されたことで莉良と萌衣に「慶のことが好きなの?」とからかわれていたところモノオに出くわす。慶が勘を発揮している光景を立て続けに見たため「今日どうしちゃったの、ビビりの癖に活躍しちゃってさ」と声をかけるも、「咲良が勝手に言ってるだけでしょ」と喧嘩寸前になってしまう。第23話ではフリーズしたモノコの額を触っていた慶に「近い…。」と言っており、彼が女性と触れ合うことを気にしている素振りを見せた。そのせいで慶を突き放してしまい1人でいたところガラクタ博士と出会い、「慶が周囲に頼りにされていたり、女の子に優しくしていたりする姿を見るのが嫌」と打ち明けた。彼にその感情が嫉妬であることを教えられエナジーが溜まったが本人は不満だった上、彼がモノバアと通信を始めたことでお互いの正体を知ってしまう。危うく捕まりそうになるも何とか逃げ切り、高岸と前田にテレゾンビ2号機の存在を伝えた。そしてなるべくタンクへと近づき、「慶のバカヤロー!!」と絶叫しながらメラメラを投げて妨害しようとしたテレゾンビ2体ごとタンクを破壊することに成功した。その後は慶とハイタッチして仲直りした模様。
- 第30話では慶・裕理・ソヨと共に商店街へ向かい煌翔・琉月・アーサーにジオワールドの様子を伝えに行く。琉月とアーサーがエナジーを吸われたところを目の当たりにして自身も犠牲になりかけたが、慶に庇われる。慶が元に戻ったことに関しては喜んでいたが、モノコにもおにぎりを作る羽目になり文句を言っていた。
- 2024年度第1話では図書室の場所を聞いてきたアキラを心配し、音楽室の掃除を抜け出して彼の様子を見に行ったため慶から「お節介」呼ばわりされていた。
- 江口慶(えぐち けい)
- 内気で引っ込み思案な性格で、本人もそれを気にしている。百人一首が好き。
- 第2話では咲良にジオノコ投げの練習をさせられていたところテレゾンビに出くわし、何もできないまま逃げ出してしまう。どうすればいいのかを高岸と前田に相談するも、2人が揉めていたため困惑していた。第3話では咲良の真意を知ったことと煌翔・萌衣・ゴロンに励まされたことで奮起、エナジーが満タンになる。そして勇気を出してゴロンと共にテレゾンビを倒した。
- 第22話では咲良と共にタンクを発見、他のてれび戦士に「急に見えるようになったなんておかしいと思う、何かしらの罠も疑うべき」と報告していた。しかし「一緒にタンクを探しに行こう」という彼女からの誘いを断ったことで向一朗と煌翔に心配されたため、「いつまでもビビりとか弱虫とか言われて馬鹿にされるのが嫌」と打ち明けた。モノコに邪魔されてジオワールドに戻ったあと、咲良・莉良・萌衣がモノオに、冴姫・琉月・大馳がナカノに足止めされていたことを知り、「モノノ家は自分達を小学校に近付けさせないために邪魔しているのでは」と推測する。周囲に褒められたため照れていたが、リーダーシップを発揮したことでエナジーが溜まる。タンクを破壊しに向かったが、やはりテレゾンビに邪魔されて失敗してしまった。第23話では咲良に「もう弱虫と言うな」と言い返していたところモノコが橋の上から現れるも、彼女はオーバーヒートを起こしフリーズしてしまったため心配していた。その後エナジーを溜めてタンクへと向かう咲良を見つけ、一度は拒絶されてしまうも「少しは自分を頼ってほしい」という言葉を伝えた。しかし彼女が自分の悪口を叫びながらメラメラを投げていた光景を目の当たりにして驚いていた。その後は咲良とハイタッチして仲直りした模様。
- 第30話では咲良・裕理・ソヨと共に商店街へ向かい煌翔・琉月・アーサーにジオワールドの様子を伝えに行くが、咲良を庇ってエナジーを奪われてしまう。その後、萌衣・莉良・ポタがバアゾンビの頭を壊したことで正気を取り戻した。その後は咲良と共にカフェでおにぎりを作っていた。
- 香月萌衣(かづき めい)
- 第3話では慶に咲良から受けた相談事を打ち明けた。
- 第15話では煌翔・アーサーと共にボードゲームで遊んでいたが、冴姫がタンクを見つける度に呼び出されて呆れていた。第16話でも冴姫(実際はタンクの出現・消失を操作していたモノオ)に振り回され続け、「マスターにプリンアラモードを奢ってもらう約束をしてた」と立ち去ってしまう。その後はカフェで「ラーメン・プリン」を振る舞ってもらっていたが、マスター共々エナジーを奪われてしまう。冴姫とソヨがテレゾンビを倒したあと、彼女を信じなかったことを謝ったが、「自分の言うことをこれからは全て信用するように」と釘を刺される竹篦返しを喰らうことになってしまった。なお煌翔やアーサーが軽い言葉で済ませたのに対し、彼女は「本当にごめんね」と誠意のある謝り方をしていた。
- 第22話では「慶のこと好きなの?」と咲良をからかっていた。第23話ではてれび戦士達をモノコ達のおとりになるグループとその間に潜入するグループの二手に分かれることを提案する。
- 第24話では一般人たちのエナジーを根こそぎ強奪していくモノノ家に憤慨するが、彼女と交流したことのある向一郎と斗葵と対立してしまう。その後そのまと共に独断でテレゾンビ2号機を偵察しに行くが、眞生に怒られてしまった。第25話ではそのまが提案した「モノコを捕まえてテレゾンビ2号機の弱点を聞き出す」という作戦に賛成していた。その後眞生がテレゾンビ2号機の一部分を壊した際には、「本当にありがとう、助かったよ」と彼に素直に感謝していた。
- 第26話では「モノコと友達になりたい」と言い出した美音に反対していた。モノコと交流する向一朗のことを裏で偵察しており、モノオが現れた段階で自身も姿を現し「モノコのことを信じすぎ」と割って入る。第27話でもモノコに話しかけようとしていた向一朗に対して「テレゾンビ2号機が襲い掛かってきたらどうするの」と止めようとした。だが彼の決心を見て思い直し、テレゾンビ2号機の左腕を壊した際には「やったね」と素直に彼のことを褒めた。
- 第30話では大馳共々モノコのことを敵だとみなし斗葵や莉良と対立、現実世界へと飛び出して行ってしまう。その後ピンチに陥った斗葵・冴姫・大馳の前に現れ、「絶対は絶対にないって織田信長が言ってた」と決意。莉良共々ポタとリンクし、バアゾンビの頭部を破壊した。その後、カフェで美味しそうにおにぎりを食べるモノコを見て「思ったよりいい子なのかも」と考えを改めた。
- なお莉良、ポタと協力してバアゾンビの頭を壊しキョボの木再生に貢献したことで2023年度のてれび戦士全員がキョボ木再生に貢献できたことになった。また彼女は2023年度のてれび戦士17人でキョボの木再生貢献が最も遅かった(これは莉良も同じ)。
- 今野斗葵(こんの とあ)
- お調子者な性格。幼少期にイベントでデンリキマンから直接変身ベルトを貰って以来、特撮ヒーローに強く憧れている。
- 第1話では軽くふざけて琉月に自己紹介したところ、咲良にたしなめられた。
- 第9話ではモクとヒーローごっこをしていると、冴姫と莉良に「恥ずかしくないか」と言われてしまった。心配したモクに「ヒーローみたいに皆を守ることができれば2人も見直してくれるはず」と胸の内を打ち明ける。その後現れたモノコがデンリキマンの変身ポーズを上手に真似したことで打ち解けたが、少し貸していた隙にベルト(巨大なねんリングと間違えられていた)を奪われてしまう。一度はベルトと交換でねんリングを渡しかけてしまうが、「ベルトがかっこいいって言ってたの、嘘だったんだね」とモノコに呟く。その後テレゾンビが現れ冴姫に非難されてしまうがモクの励ましで立ち直り、モノノ家の前で勇気を出したことでエナジーが溜まる。テレゾンビ撃破に成功し、デンリキマンのベルトも返してもらえた。その後冴姫と和解し、変身ポーズを教えていた。
- 第24話では第9話・第10話の一件もあってモノコを嫌うそのまと萌衣に切り出すも、萌衣に強く反論されたことで逃げ出してしまう。飛び出していった先は第10話でモノコと出会った公園で、一時は彼女に「お前は誰だ」と言われていたが、デンリキマンの変身ポーズを見せたことで記憶の一部を思い出させる。しかし彼女に「私の使命はねんリングを奪うこと」と壁に押さえつけられてしまうも、すんでのところで眞生・ゴロンが駆け付けたことで助かった。第25話ではモノコを捕まえてテレゾンビ2号機の弱点を聞き出すことを提案したそのまに対して向一朗共々反対していた。
- 第30話では「モノコは敵だ」と断言した大馳に「決めつけるのは良くない」と諭していた。ポタと共に逃げ、すんでのところで萌衣と莉良に救出された。
- 大野冴姫(おおの さき)
- 少し毒舌で、笑顔で毒を吐くこともある。前髪のセットに力を入れている。莉良とは仲がいい。美音とは同じバレエ教室に通っている。
- 第1話では前髪が崩れたのを嘆いていた。
- 第5話では莉良と下校中、モノコに詰め寄られていたアーサーを発見する。そしてそのことで大馳に相談していたが、「ハッタリを使う」と持ち掛けられた際には「なんかダメそう」とあまり当てにしていない様子だった。第6話ではその後現れたテレゾンビに接近したアーサーを庇い、エナジーを奪われ無気力になってしまう。「皆私の召使いになればいいのに」と発言するほど毒舌が悪化し、莉良にずっとしがみ付いていたが、アーサーがテレゾンビを倒したことで元に戻った。
- 第9話ではヒーローが好きな斗葵の事を「流石にない」と非難していた。第10話では「隠し事をしている人には一緒に戦えない」とさらに斗葵を問い詰め(この時は流石に莉良に止められた)、ねんリングよりも玩具を優先しようとする斗葵に激怒した。その後斗葵がテレゾンビを撃破した事で斗葵のヒーロー好きを尊重するようになったらしく、デンリキマンのポーズを斗葵に教わっていた。
- 第15話では前髪の調子を整えていたところ、テレゾンビがメインタンクからエナジーを回収していた光景を目撃する。しかし報告していた最中にタンクが消えていたため煌翔達には見間違いだと思われてしまった。その後もう一度タンクを発見したが、やはりすぐに消えたため信じてもらえなかった。不満げに帰っていた最中に神社でモノコとモノオに遭遇し、タンクが「人間から吸い取ったエナジーを溜める移動式メインタンク」であることを知る。第16話ではモノオの手で煌翔達が振り向いている間だけタンクが消えるように操作されてしまい、3人から嘘つき呼ばわりされたため泣き出してしまう。しかしソヨに励まされたことがきっかけでめげないことを決心、エナジーが溜まる。直後テレゾンビが煌翔とアーサーのいる方面に向かっていったのを追いかけていた際に転んで服を汚してしまうも、ソヨとリンクしてテレゾンビを倒し、煌翔、アーサー、萌衣、マスターの4人を正気に戻すことに成功した。ジオワールドに帰還後、高岸からめげずに頑張ったことを褒められた。煌翔、アーサー、萌衣からは本当の事を言っていたにもかかわらず嘘つき呼ばわりしたり、信じなかったことに関して謝罪を受けたが、自分の精神をあれだけ抉っておきながら煌翔が「ごめんな」、アーサーが「許して」と軽い謝罪で済ませたことに若干不満があったのか、一応許しはしたものの「これからは私の全てを信用しなさいよ」と竹箆返しを喰らわせてニヤリとしていた。
- 第30話ではポタと共に逃げ、すんでのところで萌衣と莉良に救出された。
- 2024年度第2話ではターンが上手くできないことをズビーに叱られ、落ち込んでいたため美音とソヨに励まされていた。その後佳之介に乱入され、勝手に応援されたり絵を描かれたりなど好き放題されたため呆れていた。第3話ではグルグルを追いかけていたが、いざ相対した際に自信を失ってしまう。ソヨに励まされたことで持ち直し彼女とリンクすることを決意するが、ジオノコ投げには失敗してしまった。その後グルグルを屋上まで追い詰め、歯車の呪いもターンで華麗に回避した。佳之介がリンクを試みようとした際には彼を心配するあまり止めようとしたが、キョボの木が再生しても「私が成功させてたらもっと早く倒せてたのに」と落ち込んでいた。しかし佳之介がバレエをする自身の絵をプレゼントしてくれたため元気を取り戻し、「もっとかわいく描いてよ」と照れていた。だが「おにぎりの海苔はパリパリ派かシナシナ派か」とマイペースな質問をされた上、高岸にも「いいコンビ」と言われたため必死になって否定していた。
- 金児莉良(かねこ りら)
- 英語表記は「Lila」。一人称は「僕」。冴姫とは仲がいい。一方で相手を傷つけてしまう発言をしてしまうことも。
- 第1話では冴姫を励ましていた。
- 第5話では冴姫と下校中、モノコに詰め寄られていたアーサーを発見し、そのことに関して大馳に相談を持ち掛ける。その後アーサーが「テレゾンビがかっこよかった」と言っていたのを「あれは妖怪じゃなくて、僕達を襲う敵」と叱ったことで彼と口論になってしまう。第6話では冴姫が襲われたこともあってアーサーのことを「自分勝手」と非難していたが、アーサーがテレゾンビを倒したことで彼のことを見直したらしく、反省し謝罪した。
- 第9話ではヒーローごっこをしていた斗葵に「僕らより1個上なのに恥ずかしくないのか」と苦言を呈していたが、カフェで冴姫と二人きりになった際には「あんな風に言うんじゃなかった」と反省していた。第10話では(第5話や第6話でのアーサーに対する自分の冷たい発言を思い出していたためか)斗葵に激昂する冴姫を諌めていた。その後河原に出現したテレゾンビに石礫で対抗しようとするものの、その石をりんごに変えられた挙句自身もエナジーを吸い取られてしまう。その後斗葵がテレゾンビを撃破したことで事なきを得た。
- 第30話では「モノコにも事情がある」と考える斗葵の味方をし、萌衣や大馳と対立してしまう。その後ピンチに陥った斗葵・冴姫・大馳の前に現れ、「僕の辞書に無理の文字は無い」と決意。萌衣共々ポタとリンクし、バアゾンビの頭部を破壊した。
- なお彼女は2023年度のてれび戦士17人の中でキョボの木再生貢献が最も遅かった(これは萌衣も同じ)。
- シェパード龍アーサー(しぇぱーど りゅう あーさー)
- 通称アーサー。英語表記は「arthur」。妖怪が大好きで、妖怪に関する書籍を読むのが趣味。大馳とは仲がいい。
- 第5話ではモノコに「友達になってやる」と言われた上で、傘との交換でねんリングを渡すように要求されるも、妖怪の本に出てきた雨女の挿絵に酷似していたことから彼女のことを本物の妖怪だと勘違いしていた。そしてその上で「これがないとジオワールドに行けないし、妖怪みたいでかっこいいから」という理由で断っていたのだが、モノオにしつこく粘着されてしまう。初めてテレゾンビと遭遇した際には「かっこよかった」と感激していたが莉良に怒られて頭にきてしまい、「別に助けてほしいとは言ってないのに、勝手に来たのはそっちでしょ」と言い返してしまう。第6話では冴姫が無気力にされたことで莉良に非難されてしまい、責任を取ろうとして一人でテレゾンビを倒しに向かう。かつて大馳に暴言を吐かれたことに関しては「嫌なことだってあるし、それだったら一人の方が楽」と心の傷になっていたが、モノコには「地球の友達という関係が分からんから同情も出来ん」と言われエナジーを奪われそうになってしまう。寸前で駆けつけた大馳が手を引いて逃げることに成功するも、謝ってきた彼には「僕と無理に仲良くしなくてもいい」と言ってしまう。しかし実は彼もテレゾンビに興味を持っていたことを知り、仲直りしたことでエナジーが溜まる。大馳が投げたポタを一度は避けられてしまうも、彼を上手くキャッチしてテレゾンビを倒した。その後は冴姫や莉良と和解し、笑顔を取り戻した。
- 第15話では煌翔や萌衣とボードゲームで遊んでいたが、冴姫に何度も呼び出されて「いっつも前髪ばっかり気にしてるから」と苦言を呈し「前髪は関係ない」と言い返された。第16話でも冴姫(実際はタンクの出現・消失を操作していたモノオ)に振り回され続け、「公園で妖怪図鑑を読みに行く」と帰ってしまう。だがその後タンクを見つけ冴姫が言っていたことは本当だと知るが時すでに遅く、自身を庇った煌翔に駆け寄った隙にエナジーを奪われてしまう。その後冴姫がテレゾンビを撃破した事で事なきを得る。キョボの木の再生を見届けた後、冴姫に「許して」と信じなかったことを謝ったが、「自分の言うことをこれからは全て信用するように」と釘を刺される竹篦返しを喰らうことになってしまった。
- 第30話では煌翔・琉月と共に米の買い出しに行っていたところ、慶・裕理・咲良・ソヨと出会うが、その後現れたバアゾンビにエナジーを奪われ無気力になってしまう。その後、萌衣・莉良・ポタがバアゾンビの頭を壊したことで正気を取り戻した。
- なお2023年度のてれび戦士で「複数回テレゾンビの犠牲になった」のはアーサーのみである。
- 渡辺大馳(わたなべ だいち)
- クイズや雑学が大好きで、ネタ帳を書いている。アーサーとは仲がいい。
- 第5話ではモノノ家一味がアーサーと接触していたことで冴姫と莉良から相談されていた。テレゾンビが現れた際、ポタとリンクを試みてハッタリとしてモノオ達に「お前達を一瞬で倒せるんだぞ?」と詰め寄ったことで一時的に遠ざけることに成功する。第6話ではかつてアーサーとサッカーをしていた際に彼がミスしたことで強く当たってしまったことがあると話し、そのことを後悔していた。その後はピンチになっていた彼を寸前で救出し、以前のことに関して謝った。そして「実は俺もテレゾンビのことちょっとかっこいいと思ってた」と切り出し、テレゾンビについて調べようと持ち掛ける。これがきっかけでエナジーが溜まり、協力してテレゾンビを倒すことに成功した。
- 第30話では「モノコは敵だ」と宣言したことで斗葵に窘められる。ポタと共に逃げ、すんでのところで萌衣と莉良に救出された。
- ポン璃菜アメリー(ぽん りな あめりー)
- 通称「ポン」・「ポンちゃん」。英語表記は「lina.amelie_pont」。特技はテニス。頑張り屋さんな性格で、その点はそのまからも認められている。
- 第1話では裕理と共にそのまと礼に連れられてきた。2人に「かわいい」と言われた際には裕理共々否定していた。
- 第7話ではテレゾンビを倒す特訓をしていたところそのまとソヨに出会った。しかし2人のアドバイスを聞いても空回りしてしまったため立腹し一人で練習していたところ、モノオが落としていった鏡を偶然拾ったことでモノバアやガラクタ博士と接触するが、そのまとソヨに取り上げられてしまう。煌翔が鏡を預かろうとした際には「私が見つけたものだし、ジオノコ投げの練習もしているから返して」と主張していたが、最終的にそのまが見守ることを条件に鏡を譲ってもらえることとなった。そのまとソヨのことは鬱陶しがっていたが、そのまに「3人で力を合わせてテレゾンビを倒そう」と諭されテレゾンビ退治に意気込んだ。第8話ではテニスコートにテレゾンビが現れたと知ってそのまの制止を振り切り一人で突っ走ってしまい、そのまに怒られ「信じてくれたと思ったのに」と立ち去る。その後自分を探しに来たそのまが無気力になってしまったことを知り、「どうしてもそのまを助けたいから、ソヨの力が欲しい」と強く願ったことでエナジーが溜まる。一度はソヨを躱されてしまうが、彼女の指示でラケットを使ったことでテレゾンビを撃破。無事そのまを正気に戻すことができた。
- 第21話ではこのままエナジーが奪われていくことを案じていたが、ポタと裕理が自分をよそに喧嘩を始めたのには困惑していた。その後オウリン先生に「ポタと裕理を仲直りさせれば裕理のねんリングを修理する」と言われたため2人の仲裁をしようとするも、お互い一歩も譲らなかったため困っていた。さらに通信が混線してモノバアに通信が繋がった際に彼女の目的を尋ねようとしたが、途中で通信が途切れてしまった。裕理が謝罪を決めたことで初めてエナジー道場に向かうが、様々な物を触ろうとしてオウリン先生に止められていた。エナジー道場からの帰還後、「私たちはジオワールドを絶対に救わなくちゃダメ」と2人に声をかけた。
- 第28話ではそのま共々美音にカフェへと呼び出され、「モノコの友達になってほしい」と頼まれるが、そのまが拒絶したことで一緒に帰ってしまった。第29話ではそのまと美音がモノコの処遇を巡って揉めていた隙にバアゾンビにエナジーを奪われるも、そのまのお陰で救出され感謝していた。
- 第30話では高岸の「ご飯を食べれば諦めない気持ちが身に付く」という発言に対して困惑しており、モノコもそれを信じて大量のおにぎりを食べていたため「変なこと教えるから」と呆れていた。
- 2024年度第1話ではジオワールドに来たところグルグルと出くわし、新しいジオノコだと思っていたところキョボの木が歯車化される光景を見てしまう。
- 廣末裕理(ひろすえ ゆうり)
- 2023年度の最年少てれび戦士。しかし自ら単独でモノノ家の調査を強行したり、カエルテイを巧みな言葉で騙したりと、勇敢さと柔軟な思考回路は先輩に引けを取らない。
- 第1話ではポンと共にそのまと礼に連れられてきたが、「一人で来れるのに」と怒っていた。
- 第4話では帽子を探していたところ向一朗と出会うも、「メラメラに呼ばれたから」とすぐに立ち去ってしまった。
- 第13話ではモノノ家が巨大エナジータンクを作っていた光景を目撃し、ジオビーに報告する。しかし最年少だから危ないことをさせられないという理由で眞生と美音が調査を頼まれたことを知り、「自分が持ってきた情報なのに」「眞生は信頼されているけど負けるつもりはない」と一人で飛び出して行ってしまった。その後カエルテイと出会って騙されかけるも、眞生の機転で助かったことで勝手に行動したことを一度は周囲に謝った。だが巨大エナジータンク建設の阻止は諦めておらず、再び独自調査へと向かった。第14話では「てれび戦士をやめるからアジトに連れていってほしい」とカエルテイに接近する。だが裏切りは演技であり、エナジータンクの在処を尋ねた直後に逃げ出していた。その後眞生に対して突っぱねるような態度を取り続けたため美音に怒られ、「本当はかっこいい眞生に憧れていた、かっこいいから上手く話せなかっただけ」という本心を打ち明ける。「少しは年上の言うことを聞いて下さい」と彼女に諭されたことで反省、正直に謝罪したことでエナジーが溜まる。そしてポタとリンクし、エナジータンクに入っていたエナジーを取り戻した(なおこの時点で美音はまだキョボの木再生未貢献であったため、裕理は最年少ながら美音を出し抜いたと言える)。ジオワールドに帰還後はもう二度と勝手な行動をしないと約束した。
- 第21話では悩んでいたポンに対し「ポンちゃんらしくない」と言っていたが、そこに現れたポタに「あまり暴走するな」と言われてしまったため口論に発展、「頭の中に変な魚がいるくせに」と返してしまい怒られてしまうが、転んだ拍子にねんリングが壊れてポタの姿が見えなくなってしまう。闇雲にねんリングを叩いていたところあくびをしていたオウリン先生の姿が見えたため、ジオワールドではなくエナジー道場に繋がってしまったことを確信。彼女に通信をかけるも、「ポタと仲直りすることが修理する条件」と言われてしまい嫌がっていた。「違う条件にしてほしい」とまたねんリングを叩きまくっていたところ、今度はモノバアと通信が繋がってしまう。ポンが断片的に聞き出した彼女の「ジオワールドを滅ぼす」という目的を知ったことで「ジオワールドの皆は友達だからポタに謝る」と決意したところでオウリン先生に認められ、エナジー道場へと誘われる。彼女にねんリングを直してもらった後ポタとお互いに謝り、無事仲直りすることができた。
- 第30話では慶・咲良・ソヨと共に商店街へ向かい煌翔・琉月・アーサーにジオワールドの様子を伝えに行く。
- 2024年度も続投することが発表されたが、2024年度ジオ物語第1話には理由は分からないが未登場であり[注 5]、第3回生放送で漸く2024年度初登場となった[注 6]
- 裕理はてれび戦士加入時小学3年生だったが、小3のてれび戦士は延命杏咲実以来11年ぶり。
- ヌワエメ ジョシュア
- 2024年度から加入したてれび戦士の1人。色黒でアフリカ系のような顔が特徴。画面に映った時点で既にてれび戦士に加入していた。なお本人の話によるとたまたま落ちていたねんリングを拾った模様。
- 太田 帯行(おおた たいあん)
- 2024年度から加入したてれび戦士の1人。関西弁で話す。画面に映った時点で既にてれび戦士に加入していた。ジョシュア同様落ちていたねんリングを拾った模様。
- 寺尾 佳之介(てらお けいのすけ)
- 2024年度から加入したてれび戦士の1人。マイペースでおっとりした性格(ポン曰く「熊さんみたいでかわいい」)だが、冴姫の回転ジオノコ投げを1回見ただけで真似をして成功させており、飲み込みが早く本番に強い(美音に言わせると「能ある鷹は爪を隠す」)。絵を描くのが上手く、高岸に紹介された際には歯車になったキョボの木の絵を披露していた。
- 2024年度第1話ではやはり画面に映った時点で既にてれび戦士に加入していた。単純な性格でもあり、てれび戦士に加入した理由も「先輩(そのま)がお菓子をくれたから」というものだった。
- 第2話では美音と冴姫のバレエ教室に乱入して2人を応援しており、冴姫から迷惑がられた挙句ズビーに追い出されてしまった。しかしその後も教室の前に居座っており、バレエをする冴姫の絵を描いていた。第3話では美音がジオノコ投げをしようとしたところを静止し、自分がやると宣言。冴姫の真似をして回転ジオノコ投げを成功させグルグルの大歯車を破壊。歯車にされたズビーと清掃員を救出した。この時してやったりのドヤ顔をしており、それを見た冴姫はあっけらかんとした顔で「凄い」と絶句していた。
- ハフォード 健汰郎(ー けんたろう)
- 2024年度から加入したてれび戦士の1人。英語を交えて話す。偶然グルグルを撤退させることに成功したことをきっかけにてれび戦士に加入した(詳細は後述)。好奇心旺盛な性格で、ポタには「エナジーが溢れている」と評される。
- 2024年度第1話では冴姫・莉良・大馳が新しいてれび戦士を誰にするか話していたところを立ち聞きし、詳しく教えてもらおうと後をつける。その後グルグルが現れたため、やむを得ず琉月にねんリングをつけられたことでグルグルの存在を知る。そして煌翔がジオノコ投げをしたのを見て自分もそれを真似し、ポタの水鉄砲攻撃でグルグルの大歯車を破壊。歯車化したマスターとメラメラを救出し、キョボの木を一枝再生させた。
ジオビー[編集]
ジオワールドの住人。「ジオ○○」と名乗る。現実世界に行くこともできるが、キョボの木の力が弱まっている場合は長居できない。
- ジオ高岸(演:高岸宏行(ティモンディ))
- キョボの木の世話係。第1話で初対面した琉月曰く「やばそうな人」。
- 「結果を出したら褒める」主義らしく、てれび戦士がキョボの木を再生させると必ず褒め、時にはオーバー気味に褒めることもある。ただしキョボの日以外のエナジー奪還には参加しない。またお人好しな性格でもあるらしく、2月のキョボの日ではイワクラから渡されたチョコレートを受け取ろうとしてモクに嗜められている(なおチョコレート自体は怪しい物ではなかった模様)。
- 第2話ではピッチャーのようなフォームで慶にジオノコ投げの方法を伝授し、「強くなるためにはまず体を鍛えるべき」と主張していた。
- 第30話ではキョボの木のエナジーが根こそぎ奪われたことで憤慨。さらにガラクタ博士の見張りとして現実世界へと向かう。モノコに「諦めない気持ちはどうやったら身に付くんだ」と尋ねられ、「ご飯をいっぱい食べればいい」と威勢よく返したため「適当に言ってない…?」とポンに突っ込まれた。その後、キョボの木の力が弱まったことで現実世界から消滅してしまう。
- ジオ前田(演:前田裕太(ティモンディ))
- ジオワールドの頭脳。本を持ち歩いている。
- 第2話では高岸とは対照的に「心を鍛えるべき」と主張して口論になり、慶を呆れさせた。高岸同様キョボの日以外のエナジー奪還には参加せず、裕理の勇敢さに対して良い反応をしないなど、高岸より若干冷たい印象。
- ボードゲームが好きらしく、第16話では「ボードゲームは俺の命だ」と白熱しながら煌翔達と遊んでいた。その後17話では高岸が冴姫を褒め、煌翔とアーサーと萌衣が冴姫に詫びる中、ただ1人冴姫を気にかける事もなくボードゲームに熱中しており、冴姫に呆れられている。
- 第30話では「てれび戦士全員の心を1つにした『ジオノコオールバースト』ならバアゾンビを倒せるかもしれない」と進言する。その後、学校に現れたガラクタ博士に「モノバアが暴走してしまった」と相談されたが、「実験に失敗はつきもの」と笑っていた彼に対しては「無責任すぎる」と言い返していた。モノバアの処遇を巡って対立した美音に「てれび戦士やめればいい」と言いかけたそのまを静止し、その言葉が本心でないことを聞き出した上で「言葉は人を傷つける」「自分の言葉は選ばないと」と諭していた。その後、キョボの木の力が弱まったことで現実世界から消滅してしまう。
ジオノコ[編集]
ジオワールドの精霊。子供のエナジーを糧に生きている。ねんリングを着けている人にしか見えない(第17話の高岸の発言によると、動物にも視認されない模様)。
- メラメラ(声:山根綺)
- 火のジオノコ。燃え盛るシーサーのような姿をしている。一人称は「おいら」で語尾は「~メラ」。熱血な性格だが揉め事は嫌いなようで、第11話や第28話ではてれび戦士同士の対立を諌めている。
- また高岸曰く「気になったことがあると放っておけないタイプ」らしく、第4話では昨日の夕食に食べたものを聞きたいという理由だけで裕理を呼び出したこともある。
- 初登場は第1話。琉月と初対面した際には人形呼ばわりされ立腹していた。性格も起因して琉月から煙たがられることもあったが、リンクしてテレゾンビを倒したことで彼女を絆を深めることができた。
- 第11話では礼と琉月と一緒にエナジータンクを探しに出かけるも、高圧ガスが入ったボンベをタンクと勘違いして接近しようとしたため2人に止められた。その後喧嘩を始めた2人を仲裁しようとするが、逆に責任を押し付けられたため怒って逃げ出してしまう。第12話では反省した2人の前に現れ、モノオ追跡に協力した。
- 第22話ではモノコに気安く話しかけようとした向一朗を心配していた。その後慶と共にリンクしてタンクを壊そうとしたが、寸前で現れたテレゾンビに激突してしまった上に、そのテレゾンビにはエナジーが入っていなかったためエナジーが解放されることもなかった。第23話では咲良が慶への嫉妬をきっかけにしてエナジーが溜まったことを知り駆け付けたが、それを本人の前で堂々と指摘したため怒られた。咲良とリンクし、エナジータンクを立ちはだかる2体のテレゾンビごと体当たりで破壊した。
- 第29話ではポンを馬鹿にされたことで激怒したそのまの怒りパワーで火力が増加、体も一回り大きくなる。そして鍔迫り合いの末バアゾンビの頭部を破壊した。
- 2024年度第1話では新入りのジョシュアと帯行を歓迎していたところ、ヤマバとグルグルが自らの理想をてれび戦士に押し付けようとしたため、これに反発。自分達に逆らったとして、グルグルの呪いで傘歯車を組み合わせたような姿にされてしまう。その後ハフォードがポタと協力してグルグルの大歯車を破壊したことで事なきを得た。
- ゴロン(声:伊瀬茉莉也○)
- 石のジオノコ。小石が集まったような腕を持ち、頭には紫の水晶が乗っかっている。一人称は「オラ」で語尾は「~ゴロ」。楽観的でのんびり屋、石を食べるのが好き。
- 初登場は第1話。テレゾンビにエナジーを吸われかけた眞生を救出した。
- 第2話では慶に対し近くにテレゾンビがいることを教えたが、彼が逃げ出してしまったことには突っ込んでいた。第3話では慶を励まし、テレゾンビを倒しに行かせるきっかけを作った。
- 第11話では「モノノ家がタンクにエナジーを貯めていた」という証言をした。
- 第17話では犬のワン太郎が自身を認識できていると思い込み、ワン太郎に話しかけていたところ返事を返された(実際は煌翔が話していた)ため驚く。そして自身の体重が1tあることをワン太郎に教えるも、煌翔がそのま・咲良・高岸・前田に教えてしまっていたため激怒。ワン太郎を問いただすも、煌翔に「自分がワン太郎のふりをしていた」「体重が1tあったって気にする必要はない」と言われさらに怒って飛び出して行ってしまった。しかし1人でいたところモノオとテレゾンビに遭遇して襲われてしまう。第18話ではすんでのところで駆け付けたそのまと咲良に救出されたが、博物館まで追い込まれてしまう。自身を庇った煌翔の謝罪を最初は拒否するも、彼も「マスターの土器を壊した」という秘密を明かしたことで煌翔を許し、リンクしてテレゾンビを押し潰した。
- 第25話では自分達の使命と心が芽生えかけたところでいつもリセットされてしまうモノコが抱える宿命の間で葛藤していた眞生の前に現れ、「分からなくても大丈夫」と励ました。彼とリンクし、体当たりでテレゾンビ2号機の右腕部分を破損させた。
- 声を担当した伊瀬は前々作「天才てれびくんYOU」にて臭のもじもん・すめりーの声を担当していた。
- ポタ(声:矢部太郎(カラテカ)○)
- 水のジオノコ。中に魚がいる水滴(先端は水風船の如くゴムに近い形状)のような見た目で、側頭部にはシュノーケルのような部位がある。一人称は「ボク」で語尾は「~ポタ」。温厚だが内気で臆病な性格で、自分に自信がない。奮起すると体色が赤く変わる。ただしキョボの木再生に貢献した回数はジオノコの中では多い方である。
- 第5話で初登場。冴姫と莉良に気付いてもらえず、「存在感がない」と落ち込んでいた。現実世界に戸惑っており、隙あらばジオワールドに帰ろうとしていた。大馳がリンクするために投げ飛ばされかけた際には頭を掴まれただけでも驚き、彼がモノオ達に強い言葉で威嚇していたのもあってパニックになっていた。第6話でもテレゾンビに怯え続けていたが、大馳やアーサーとリンクした際だけは強気な性格に変わっていた。テレゾンビを撃破し冴姫と作業員の男性を元に戻すことには成功したものの、てれび戦士2人分のエナジーを注ぎ込まれたのは相当な負担だったらしく、アーサーに投げられた際には「もう限界」と叫んでおり、テレゾンビ撃破後はフラフラになっていた。
- 第13話では現実世界へ飛び出していった裕理を引き留めようとするが、彼が「カエルテイの居場所がわかったらすぐ帰る」という約束を無視して「ここまで来て帰るわけにはいかない」と言い始めた際には困惑し眞生を呼んできた。第14話では裕理が裏切った(実際はふりをしていただけ)光景を目撃し非常に慌てていた。だが演技だと判明した際には彼に同行していた。裕理とリンクした際には一度はテレゾンビに吸い込まれてしまうも、内部からショートさせ爆破に成功した。
- 第21話では裕理に対し「すぐに暴走するから張り切りすぎないでほしい」と言ったが、「人のやる気を無くさせるのが上手い」と返答された上に中の魚を馬鹿にされて激怒。しかしその拍子で彼が自身を視認できなくなってしまった際には驚いていた。最初は裕理のことを許していなかったが、エナジー道場から帰ってきた彼の謝罪を受けて酷いことを言ったことを謝罪した。
- 第30話では斗葵・冴姫・大馳と共に学校まで逃げていたところ萌衣と莉良に救出される。そして2人と同時にリンクし、体色が赤くなって巨大化。体内の魚を射出してバアゾンビの頭部を破壊したが、撃破と同時に元のサイズに戻ってフラフラになってしまった。
- 2024年度第1話ではグルグルを撃破しようとそのまとリンクしたが避けられて失敗、力を使い果たして萎びてしまった。煌翔とリンクしてもほとんど飛距離が伸びずに失敗してしまったが、そこに現れたハフォードのエナジーで川の水を取り込み巨大化。口から水鉄砲を噴射してようやくグルグルを倒すことに成功した。
- 声を担当した矢部は前々作「天才てれびくんYOU」にて勇のもじもん・いさましうすの人間態を演じていた。
- モク(声:竹内良太○)
- 木のジオノコ。頭が茶色で顎から下が緑色の龍のような見た目。一人称は「わたくし」で、丁寧な物腰で話す。驚いたり興奮したりすると中の小人のような本体が見え、口調が関西弁に変わる。礼儀正しい性格で、初登場した時には視聴者に向けて挨拶をしていた。またジオノコの中ではかなりのしっかり者らしく、2月のキョボの日では高岸に手作りチョコレートを渡してエナジーを回収しようとしたイワクラに対し、チョコレート自体も「中身が何か分からない物」と怪しんで高岸に受け取りを拒否するように促している。
- 初登場は第9話。斗葵のヒーローごっこ相手として悪役をやっていた。第10話ではベルトを奪われて意気消沈していた斗葵に「本物のヒーローはたとえベルトが無くても戦いに行く」と声をかけた。その後テレゾンビ撃破に成功し、莉良、マスターとカフェの客2人を元に戻すことに成功した。
- 第19話では美音と感情表現の練習をしていたところモノコが現れ、「ハッピーについて教えろ」と訪ねてきた彼女に対しては「感情の無いあなたには分かるまい」と言っていた。第20話では向一朗を美音達の元へ読んだところモノコが充電切れを起こした光景に遭遇するが、モノオに対して怒りを露わにする美音とリンク、木の根で拘束したテレゾンビを自らの翼で切り裂いた。
- 第26話では周囲がモノコを巡って対立している向一朗の話を聞いていたが、ちょうどそのタイミングで彼女本人が現れたため驚いていた。モノコが図鑑に載っていたタコを食べたいと言い出した際には「たこ焼きは私のソウルフードですぞ」と語っていたが、箱ごとかじり始めた際には突っ込んでいた。第27話では向一朗とリンク、ハートのオーラを纏ってテレゾンビ2号機の左腕を破壊した。
- なお2023年度のキョボの日に登場した際は2回続けて敗北していたが、2月のキョボの日で遂に初勝利した。
- 声を担当した竹内は前々作「天才てれびくんYOU」にて力のもじもん・どみねすとろんぐの声を担当していた。
- ソヨ(声:井口裕香)
- 風のジオノコ。下半身につむじ風を纏った狐の姿をしている。上品な女性のような声で会話し、一人称は「あたい」で語尾は「~ソヨ」。プライドが高く、怒ると頭に雷が現れ突風を起こす。ただし素直に言う事を聞いてくれる相手に対しては多少の我儘も受け入れる一面がある。好物は油揚げ。登場回数は少なく、2023年度のキョボの日生放送に唯一登場していない。
- 初登場は第7話。テレゾンビ撃破の練習をするポンにジオノコに見立てたボールを当てられた上、テニスラケットでボールを打とうと提案した彼女に立腹していた。その後はそのまに付いていきポンを見守っていた。第8話ではテレゾンビがジオノコ投げを躱した際、ポンが素直に自分の力を借りようとしたことから「ラケットで打てば当たる」という彼女の発言を思い出し、ラケットで打たれるのは許さないと言っていたにもかかわらず自分をラケットで打つように命令し、ボールのような姿になって体当たりし、テレゾンビを撃破。エナジーを奪われたテニスをしていた男女4人及びそのまを元に戻すことに成功した。
- 第15話では冴姫の元に突っ込んでいった際に髪型を崩してしまい、ヘアセットの大切さを力説されていた。第16話ではタンクのことを証言し、「あたいは冴姫のことを信じる」と声をかけた。その後煌翔達3人から非難された彼女に対して「皆がどう言おうと自分の意思を曲げちゃダメ」と励まし、エナジーを溜めさせた。そして冴姫とリンク、テレゾンビを吸い込んで撃破した。
- 第30話では商店街にバアゾンビが現れたことを知り、自分が時間稼ぎをすることで犠牲にならなかった煌翔・咲良・裕理を逃がす。
- 2024年度第2話ではいなくなった冴姫を探していたところ公園でバレエのターンの練習をしていた彼女を発見、こっそり彼女を応援していた。第3話ではグルグルを前にして委縮してしまった冴姫に対して「陰で努力してたのを知ってる」と元気づけた。しかし彼女が投げる方向を間違えたため、グルグルではなく柱に衝突してペラペラになってしまった。佳之介とリンクすることになった際には「やっと回復したのに不安しかない」と自信を喪失していたが、彼の回転パワーで竜巻を発生させグルグルを倒した。
モノノ家一味[編集]
キョボの木を枯らした2023年度の敵組織で、モノワールドを支配している。家紋は「モノノ家」と中に書かれた円。 テレゾンビをけしかけて人々のエナジーを吸い取ったり、てれび戦士からねんリングを強奪しようとしたりしている。
- モノバア(声:清水ミチコ〇)
- モノノ家の当主でモノコの祖母。デジタル映像の外観をしているが、これが本体なのかダミーなのかは不明。サングラスのようなものを掛けており、右目だけが赤く光っている。
- ガラクタ博士やモノオ、カエルテイに対しては冷たい態度を取る一方で、孫のモノコは溺愛している。事実第8話でモノオに説教している途中だったにもかかわらず、モノコに話しかける際は猫撫で声になっている程のいわゆる孫馬鹿である。しかし後述する第28話では彼女に対する態度を改めたように、彼女が愛するのはあくまで「自分に対して従順で何でも命令を聞くモノコ」だけである。
- 第7話ではモノオに通信を掛けるも、応答に出たのは彼ではなくたまたま鏡を見つけたポンだったため慌てていた。第8話ではポンに「化け物ばあちゃん」と名前を間違われて憤慨していた。
- 第11話でガラクタ博士の発言により、「エナジーにより永遠の命を手に入れる」ことが目的であることが判明した。
- 第21話では裕理のねんリングが故障して通信が混線してしまった際、ポンにエナジーを集める目的を問われ「全てをモノノ家のものにする」と返していたが、「ジオワールドが消え去ってジオビーとジオノコがいなくなれば」と言ったところで通信が途切れてしまった。
- 第28話ではガラクタ博士の話も聞かずに向一郎から貰った人形を鳴らしていたモノコに「その不気味な人形、今すぐ捨ててきな」と命令するが、モノコはそれを拒否。するとそれまで溺愛していた彼女への態度を一転、「いつまで経ってもねんリング一つ奪えないお荷物」「顔も見たくない」「今すぐ出ていけ!」と罵詈雑言を浴びせて追い出してしまう。その後、ガラクタ博士から「テレゾンビ2号機は何度でも自己再生できる、これはモノバアが望んでいる永遠の命と同質のもの」ということを教えられ、「2号機と私が合体すれば永遠の命を手に入れられる」と目論みついに現実世界へと現れる。そして第29話ではテレゾンビ2号機と合体、バアゾンビと化す。
- 第30話では「初めからこうすれば良かった」とジオワールドに侵攻、キョボの木のエナジーを根こそぎ吸い上げて再び枯らしてしまう。実はエナジーを求める欲が膨れ上がり暴走状態に陥っており、復活する度にモニターや声にノイズがかかっていた。モノコにバリアを破壊され、ジオノコオールバーストを受けて敗北、テレゾンビ2号機諸共破壊され消滅した。
- 声を担当した清水は1999年~2000年度の「天才てれびくんワイド」および2003年度の「天才てれびくんMAX」で「なりきりシンガーズ」の司会を担当したことがあり、天才てれびくんへの出演は2009年の「祝!ETV50 緊急調査 天てれヒストリー」以来14年ぶりとなる。
- モノコ(演:臼井愛理)
- モノバアの孫娘。黒いドレスを着ており、三つ編みに赤いリボンを編み込んでいる。第4話の前田の発言によると、本名は「モノノモノコ」。
- 堅苦しい口調で喋り、琉月達に自己紹介した際にも張り付いた笑みを一瞬しか浮かべないなど表情も硬い。人間界の常識にも疎いらしく、第1話では食事が乗っていない机にスプーンとフォークで傷をつけていたため、マスターから出禁を言い渡されていたほか、第4話ではモノオに「人に物をねだる時には丁寧に頼むべき」と諭され「それを私にくれ」と連呼していた。感性もずれているようで、第4話ではきょういちハッピーくんを見て「美味しそう」という言葉をこぼしている。
- 正体は人間ではなく少女型のロボットで、感情が欠落している。実際に、琉月達と初めて出会った際に「初対面の相手に自己紹介するのが人間の礼儀だったな」と発言する、およそ常人の物とは思えない走力や跳躍力を発揮する、向一朗が妥協で渡したきょういちハッピーくんを持った瞬間ショートしてしまう、モノオに充電された上で電波増幅器を搭載され目が光る、アーサーに雨女と間違われた際に「雨は錆びるから嫌い」と発言する、モノオが調理したCPU基盤を食べて「スパイシー」と評しているなど、人間ではないような描写が散見される。だが、後述する第17話以降は感情が芽生え始めているようなシーンも見受けられる。
- 彼女も祖母同様ガラクタ博士には厳しく、第8話ではポンに撃破されたテレゾンビを「ガラクタ」と酷評している。一方で礼儀は守る性格らしく、斗葵がテレゾンビを撃破した際には彼から奪ったデンリキマンのベルトを素直に返している。
- またかなりの大食いでもあるようで、第12話ではラーメンを40杯も平らげ、ラーメン屋の店主と店員を驚かせた。
- 第17話ではカフェにいた煌翔を尾行、ワン太郎の真似をして聞き出したゴロンの秘密を明かしたり、縄文土器のレプリカを壊したのをワン太郎のせいにしていた様子を見ていた。第18話ではゴロンを怒らせてしまった煌翔に「お前が嘘をついたせいでゴロンは犬を友達だと思って秘密を話したが、それをそのま達に話した」「土器を壊したのもお前なのに、犬が壊したと言っていた」「『噓も方便』と正当化するお前のような最低な人間にねんリングを持つ価値はない」と追い打ちをかける。しかしそれがきっかけで煌翔は後悔しエナジーが溜まった上、彼をテレゾンビの元に案内するなど明らかな利敵行為を行っていた。テレゾンビが倒されたあともさっさと撤退しようとせず、煌翔を見て頷いていた。
- 第19話ではカフェで「ハッピーパンケーキ」を注文したが、モノオにフライパンにされてしまったため怒って腹いせにマスターのエナジーを吸い取って帰ってしまう。邸宅できょういちハッピーくんを取り出して「ハッピー」について改めて考え直しており、美音の学校へと向かう。図書室にいた美音の前に現れ彼女と親交を深めるが、自身をリセットすべくモノワールドに連行しようとしたモノオに対してテレゾンビをけしかけて拘束させる。第20話では自分のハッピーについて楽しそうに語る美音を「お前からは感情が出ている」と評していたが、商店街の人々からエナジーが奪われている光景を目の当たりにし「エナジーを返してもらう」とモノオの元へ向かおうとしていた。しかし「もう少しでハッピーのことが分かるはずなのに、メモリーを消されてしまうと全て台無しになってしまう」と美音に止められて思い直し、向一朗に来てもらってハッピーについて教えてもらうことになった。しかし向一朗が到着寸前のところで充電切れになってしまい、モノオも現れてしまう。テレゾンビが美音とモクの手で倒されたことで一度は助かったと思われたが、その直後モノオに連れ去られガラクタ博士の手でリセットされてしまった。だが、リセットされる瞬間には美音と過ごした思い出が走馬灯のように流れ、オイルの涙を流していた。
- 第24話ではこの経緯もあって、モノコと交流をした経験があるために「モノコと話し合うべき」と考える向一郎・斗葵と、モノノ家を激しく憎むそのま・萌衣が対立することになってしまった。モノオに連れられてねんリングを奪いに向かったが、公園に到着した際に第10話で斗葵に取引を持ち掛けた記憶を断片的ながら思い出していた。斗葵のことも最初は忘れていたが、デンリキマンの変身ポーズを見せられ思い出と使命の狭間で葛藤し彼のねんリングを奪おうとする。その後駆け付けた眞生から「楽しいとかハッピーとかの想いはあるのか」と尋ねられ、それがきっかけとなり第4話・第9話・第20話での向一朗・斗葵・美音との交流を思い出した。第25話では眞生と対話して「自分達の目的は知らない」としていたが、そこへ現れたモノオに再度リセットされてしまう。
- 第26話では炊飯器を奪ってくるようガラクタ博士に命令され、花咲町をうろついていた。そこで出会った向一朗に「モノバアやガラクタ博士の指示を聞くだけで楽しいのか」と尋ねられたことで「色々なことを知りたい」という願望を吐露。図書館で様々な図鑑を読んだり(一瞬めくっただけで全てのページを記憶していた模様)たこ焼きを食べたりしていた。そして向一朗に「私は今日1日ハッピーだったぞ」と感謝したが、モノオに「そんな感情は必要ない」とやはりリセットされてしまった。第27話では向一朗に「テレゾンビ2号機をパワーアップさせるのはモノコちゃんのやりたいことなのか」と諭されたことでリセットされた彼との思い出を思い出す。かつて彼に語った「自分の物を持ってみたい」という願いに対して彼は人形(本人が持っている物のように押すと音が流れる)を作ってきてくれたため、感慨深そうにそれを握りしめていた。モノワールドにも人形を持ち帰っていたためモノオに奪われそうになったが、「これは私の物だ」と制止していた。
- 第28話ではガラクタ博士の話も聞かずに向一郎から貰った人形を鳴らしていたところ、モノバアにその人形を「不気味な人形」呼ばわりされた挙句捨てるように言われるがこれを拒否。自分に楯突いたことに激怒したモノバアに罵倒され追い出されてしまう。花咲町でも人形をずっと押し続けていたが、信号が変わっていたのに気付かず危うく車に轢かれかけたところを美音に止められた。事情を話してただ頷くだけだったが、「友達になってほしい」という彼女からの提案を受け入れた。後日、ポンとそのまと友達になろうと手を差し伸べるも、「信頼できないから」という理由で拒否されてしまう。第29話では「許してほしいならそいつ(美音)からねんリングを奪え」とモノバアに言われ最初は拒否するが、強く言われたことで指示に従ってしまう。だがそれでも美音が自身のことを友達だと呼んだことで罪を自覚、ショートを起こしてしまう。そのまとリンクしたメラメラの攻撃を受けかけたモノバアに「何とかしな」と言われ庇おうとするも、咄嗟に美音が腕を引っ張ったことで事なきを得る。その後、頭部を破壊されたバアゾンビを見つめて呆然としていた。
- 第30話では「モノバアの暴走を止めるぐらいだったら2号機ごと破壊しても構わない」というガラクタ博士の発言に対し「モノバア様が消えたら私はどうしたらいいかわからない、助ける方法はないのか」と反対する。学校へと向かったバアゾンビの前に現れ、「私はモノノ家の一員だが、てれび戦士とは戦いたくない」と説得を試みる。だがバアゾンビは自身の説得も聞かずに美音のエナジーを奪って立ち去ったため、「あれはモノバア様じゃないから倒していい」と考えを改める。カフェでのそのまの謝罪を受け「私はお前たちと友達になりたい」と決意したことで、全員のねんリングを同時に光らせた。そして無気力になっていた美音の代理としてそのまから彼女のねんリングを渡され、ジオノコオールバーストに参加した。一度はバアゾンビが張ったバリアに受け止められてしまうも、モノオに投げられてバリアを破壊。バアゾンビの隙を晒すことに成功した。一時は行方不明になっていたが無事に生還したようで、後日美音と再会した際にねんリングを返却し「美音はずっと私の中にいる、友達だからな」と声を掛けた。
- なお一時的にてれび戦士の扱いを受けたことは、「天才てれびくんYOU」で友のもじもん・とぅーもんが御法川マサオという少年に化けて3日間のみてれび戦士として加入したことを彷彿させる。
- ディレクターの佐藤大輔によると、「地球の常識や人間の感情を知らないアンドロイド」という設定を守るために常にまばたきをしない、感情を一切排除する、冷たく早口で喋るといった演技ができるかどうかをオーディションでチェックした結果、最終的に臼井がキャスティングされることになったという[4]。
- モノオ(演:上野勇希)
- モノコの執事を務める男性。袖を捲った和服を着ている。モノバアやモノコといった目上の相手には物腰の柔らかい敬語で話すが、それ以外の相手に対してはオカマっぽい女性口調で喋る。かなりの力持ちでもあり、モノコを肩に乗せるようにして担ぐこともできる。一方で頭はそこまで良くないらしく、第12話ではエナジータンクが入っていた箪笥と間違えて洋服が入った箪笥を回収してしまい、モノバアから「お前は脳みそまで筋肉なのかい(つまり脳筋)」と叱られていた。一応給料は支払われているようだが、カエルテイ共々待遇は良くないようで、第14回では値段の安い食べ物ばかりを購入していた。
- 「モノコ様オタク」を自称しており、第5話では彼女の顔がプリントされたタンクトップをアーサーにプレゼントしようとしていた。一方で彼女が人間らしさを得ることを良しとしておらず、あくまでも「私のかわいいお人形」と物扱いしている。
- 第7話ではテレゾンビを強く叩いた際に力を入れ過ぎて暴走させてしまい、その隙にテレゾンビを追跡できる鏡を落としてしまう。第8話ではモノコ共々テニスの審判の衣装を着ており、「テニス勝負」と称してポンのエナジーを奪おうと試みる。
- 第16話ではスイッチでタンクを出現させたり消失させたりを繰り返し、冴姫が煌翔達から信用を失ってしまう原因を作った。
- 第17話では怒って煌翔の元から去ったゴロンに目を付けたが、第18話ではテレゾンビが故障してしまいそのまと咲良に逃がされてしまう。
- 第19話ではモノコが食べようとしていたパンケーキをテレゾンビの攻撃でフライパンにしてしまった。その後、邸宅で物思いにふける彼女を見て「そろそろリセットした方がいいかも」という言葉をこぼしていた。そしてモノコのメモリーを消去すべく現実世界に来襲して連れ帰ろうとするが、彼女が呼んだテレゾンビに拘束されて動けなくなってしまった。第20話では充電切れでフリーズしたモノコの前に現れ、テレゾンビは美音とモクの手で倒されてしまうもモノコをモノワールドに連れ去ってしまった。その後も第25・26話にててれび戦士がモノコと絆を深めようとしたところに現れ、彼女の記憶を消去している。
- 第27話では暴走したテレゾンビ2号機を止めるためにモノコを背負ったまま奔走させられ、「テレゾンビ2号機なんかに頼るから」と呆れていた。モノコにテレゾンビを召喚させるもすぐにブラウン管テレビに変えられてしまい、慌てて逃げ惑っていたためモクに仲間割れ扱いされた。その後もテレゾンビ2号機が突っ込んできた際にモノコの後ろに隠れて怯えていた。
- 第30話ではガラクタ博士共々バアゾンビを学校の屋上で見守っていたが、バアゾンビの暴走によりエナジーを奪われてしまう(そのため彼はモノノ家一味で唯一のテレゾンビ犠牲者である)。その後、萌衣・莉良・ポタがバアゾンビの頭を壊したことで正気を取り戻し、カフェでおにぎりを食べていた際にガラクタ博士からの通信を受け取る。その後、バアゾンビのバリアに向かってモノコを投げて破壊させた。
- ディレクターの佐藤大輔によると、モノコの正体がアンドロイドというリアリティーを出すために生まれたキャラクターであり、上野を起用したことやモノコが彼に運ばれるシーンが多いのもその一環である[4]。
- ガラクタ博士(演:岩井ジョニ男(イワイガワ))
- テレゾンビを生み出す和服姿の博士。かなりふざけた言動が特徴的で、それについてモノバアからは呆れられている。特にモノコと比較されることが多く、発明に関しても低評価を喰らうことが多いほか、モノコやナカノに酷評や嘲笑を喰らうこともある。ただし第12話ではエナジーを貯める新型の装置を開発したことから、珍しくモノバアに褒められていた。
- かなり楽観的でもあり、モノバアの自分に対して叱っている言葉を他人事に捉えてしまうこともある。またおっちょこちょいな一面もあり、第25話ではテレゾンビ2号機のネジを1つ締め忘れてしまい、テレゾンビ2号機の緊急停止からのジオノコ投げを喰らって破損という事態を作ってしまった。
- 彼もまた人間ではない模様で、「錆止め油のジュースを飲んだ」という趣旨の発言をしていたことがある。
- 第13話ではついに現実世界へと足を踏み入れ、カエルテイやテレゾンビと共に巨大エナジータンクを建設していた。だが建設作業をカエルテイに押し付け、スーツ姿に変身してラーメン屋に出かけて行ってしまった。第14話ではタンク建設をサボっていたことを裕理と一緒にいたカエルテイに愚痴られていた。タンク建設予定地に辿り着いた裕理は名前を知らなかったらしく「チョビ髭」呼ばわりされていた(なお、本人は褒め言葉だと思っていた模様)。ポタに攻撃されかけた際には機転を利かせてテレゾンビに吸い込むことを指示するも、逆に内部爆発を起こしたため衝撃で山の向こうへと吹っ飛ばされてしまった。
- 第15話ではメインタンクに溜めたエナジーを使い、テレゾンビ2号機を制作中であることをモノバアに明かした。第16話では2号機の右腕部分のパーツを完成させた。
- 第23話では慶との関係性で悩んでいた咲良の前にスーツ姿で現れ、彼女の話を聞いて「あなたは嫉妬している」とアドバイスした。だがテレゾンビ2号機用のエナジーが足りないことをモノバアに叱責されていた現場を咲良に見られてしまい、さらに彼女がねんリングを付けていることにも気付いてしまう。
- 第26話ではテレゾンビ2号機の腕を直すパーツとして炊飯器の絵を描き、モノコに奪ってくるよう指示する。第27話では炊飯器を取り込んだところテレゾンビ2号機を暴走させてしまい、「元気が有り余っているようですね」と楽観視していたが、モノバアからは「直るどころか暴走じゃないか」と叱責された。だが終盤、テレゾンビ2号機の両腕を復活させた際には「これはもう最強だね」と褒められていた。
- 第30話ではモノオ共々バアゾンビを学校の屋上で見守っていたが、美音・そのま・ポン・モノコと出くわして捕まってしまう。そして「モノバアがエナジーのことしか考えられない暴走寸前の状態にある」と前田に相談を持ち掛ける(なお、相談中は美音たちと高岸によって逃げ出さないように見張られていた)。その後カフェに集まっていた一行にモノオ経由で通信をかけ、「頭部・胴体・両腕・尻尾の計5ヶ所にある核を同時に破壊すれば、2号機は自己再生できなくなる」と教える。
- 2024年度は歯車家に寝返り、生放送に出演。ヤマバの配下となっている。
- テレゾンビ
- ガラクタ博士が作ったアンドロイド。掃除機でエナジーを吸い取ることができる。また、当たった物を別物に変える「カラーバー光線」を放つこともできる[注 7]。
- 但し撃破されてしまうと吸い取ったエナジーが持ち主の元へ戻ってしまうなど、被害の爪痕は完全に消滅してしまう。また第1話の眞生のようにエナジーを吸われかけても第三者によってテレゾンビと距離を置かれればエナジーを奪われずに済む。第12話でエナジータンクを壊したことでマスターが元に戻ったことから、テレゾンビの被害者を救出するには「テレゾンビが奪ったエナジーを解放する」ことが必要だという詳細が判明した。さらに21話では、「テレゾンビがエナジーを保持している状態で倒さなければキョボの木は回復しない」ことも判明した。
- 現状倒すにはジオノコの体当たりを喰らわせるしかない模様。第6話以降ではジオノコの体当たりを躱すようにもなったが、現時点ではいずれも二度目の体当たりを喰らって撃破されている。また機械だけに水気は大敵らしく、第14話では裕理が投げたポタを吸い込んでしまったためにショートを起こして自滅に近い形で破壊されてしまうこととなった。
- 第7話ではモノコがリンクを試みるも上手く行かず、モノオに「モノコ様に恥をかかせるな」と殴られたところ暴走を始めてしまい、第8話ではそのまにテニスのボールをぶつけられたことでやはりどこかへ飛んでいってしまったことから、衝撃にも弱いことが伺える。
- カエルテイ(演:蛙亭)
- モノノ家の家来の男女コンビで男性がナカノ(演:中野周平)、女性がイワクラ(演:イワクラ)という名前。第4話で初登場。ナカノはお金にがめつい一面があるようで、電波増幅器を作成した報酬を要求してモノバアに窘められる場面があった。イワクラはモノバアの人使いの荒さに辟易している場面が見られる。
- キョボの日の木曜生放送にも登場する。エナジーを奪うためにゲームに参加しているが、純粋にゲームを楽しんでいる描写が多く、モノノ家一味では最も人間らしい様子が見られる。またハロウィンやクリスマスが近い日にはコスプレを披露することもある。2月のキョボの日で高岸に手作りチョコレート(イワクラの話によると彼女が5日間徹夜して作った)を渡してエナジーと交換することを目論んだが、チョコレートまで怪しんだモクに拒絶するように促されたため不機嫌になっていた。コミカルな一面を見せながらも勝負事には本気らしく、2月のキョボの日には「自分たちが1勝するたびにジオチームを1人退場させる」というルールを強制したこともある。
- 第13話ではガラクタ博士と共に巨大エナジータンクの建設の見張りをしていたが、その際ナカノが「手伝った分の報酬が貰えればいい」と発言していたことから、モノバアのカエルテイへの待遇はあまり良くないことが窺える。その後イワクラの発案でねんリングを奪うべくモノノ家を裏切るふりをする作戦を行い、一度は裕理を騙すことに成功するも、眞生に「後ろでモノバアが怒っている」と嘘を吹き込まれた際にはあっさり引っかかって謝り始めていた。第14話では裕理に自分達が行った作戦と同様の嘘をつかれていたが、一切彼を疑わずエナジータンクの建設予定地を教えてしまった。
- 第22~25話ではナカノのみが登場。第25話ではテレゾンビ2号機が眞生に破損させられたのを見ると、ガラクタ博士を嘲笑っていた。
- テレゾンビ2号機
- 第15回にてガラクタ博士の口から存在が明かされた新型のテレゾンビ。
- 第22回では実物が登場。胴体に従来のテレゾンビの顔が、頭部にアンテナがくっついたドラゴンのような外観。
- 第24話の終盤で眞生・そのま・萌衣に襲い掛かるも、ガラクタ博士がネジを1本付け忘れていたため途中で動かなくなってしまった。
- 第27話で強化のためにマスターが所有する炊飯器を取り込ませたところ暴走し、モノコが召喚したテレゾンビさえもブラウン管テレビに変えてしまう。最終的に向一郎が左腕を破壊したことで漸く暴走が収まった。
- 第25話で眞生に右腕を、第27話で向一郎に左腕を破壊されているが、第27話終盤では破壊された両腕を自ら再生している。
- また通常のテレゾンビとは異なり、パーツの一部分を壊すだけでもエナジーを取り戻すことができる。
- 第29話ではモノバアと合体し、胴体の3つあるモニターに彼女の顔が表示された「バアゾンビ」となる。その衝撃の余波はジオワールドでも感じられるほど。
- 第30話ではジオノコオールバーストをバリアで受け止めたが、モノコに破壊されそのまま消滅した。
歯車家[編集]
モノノ家に代わる2024年度の敵組織。真の平等と安らぎを与えようと「全世界歯車化計画」を掲げているが、その本質は「何も考えることなく歯車家の言いなりになればいい」という過激な思想である。モノノ家とは敵対関係にあったことがヤマバの発言で判明している。
- ヤマバ(演:アンジェラ芽衣)
- 歯車家の当主の女性。一人称は「我」、二人称は「其方」。感情の起伏が非常に希薄で、淡々と話す。歯車家の計画を妨害するてれび戦士を「歯車を狂わせる錆」と見做している。
- 名前の由来は歯車の一種「山歯歯車」と思われる。
- グルグル(声:茶風林)
- 首に歯車が付いているカメレオンのような生物。一人称は「ワシ」で語尾は「~グル」。大歯車を装備することで人や物を歯車化させることができるが、一度その能力を使うと疲れて眠ってしまう。ヤマバとは対等な関係らしく、彼女のことは呼び捨てしている。
- 第1話では最初に彼の存在を知ったポンに新種のジオノコと誤認されていたが、ジオノコ同様ねんリングを装着する前のハフォードには視認できていないような描写がある。
- ギヤー(演:ジェラードン〇、オダウエダ)
- 歯車家に心酔している集団。生放送に出演。ギヤー西本(演:アタック西本)、ギヤーかみちぃ(演:かみちぃ)、ギヤー小田(演:小田結希)、ギヤー植田(演:植田紫帆)の4人がいる。
- ギヤー役の4人のうち、ジェラードンの2名は「天才てれびくんhello,」に西本が占い師役、かみちぃがその助手役で出演経験がある。
データ放送ゲーム[編集]
- オウリン先生(演:王林〇)
- オウリン宮殿のエナジー道場に住む先生。一人称は「私」「オウリン」で、時折津軽弁を織り交ぜて話す。あくまで中立的な存在であり、彼女自身はジオワールド・モノワールドのどちらにも味方していない。
- 第21話では裕理のねんリングが故障してエナジー道場としか通信できなくなってしまった際に、「裕理とポタが仲直りできれば直してあげる」と取引を持ち掛ける。ジオワールドの危機を知った裕理とポンをエナジー道場へと誘い、「このままエナジーを奪われ続ければジオワールド諸共ジオビーとジオノコは消滅する」と説明した。しかしポンに「どうすればいいのか」と聞かれた際には解決策を知らない素振りを見せ、「てれび戦士として戦い続けるしかないんじゃない?」と返した。そして裕理のねんリングに触れて修理した後は、「私はジオワールドの味方でもモノワールドの味方でもない」とさっさと2人を現実世界へと返してしまった。
- 2024年度第3話では「グルグルがどこにいるのか分からない以上、ズビーを元に戻せない」と不安がる美音と冴姫に通信をかける。「自分の立場としては中立だが、歯車家のことは個人的に気に食わない」という理由からグルグルキャッチを開発し、てれび戦士達に提供した。
- 演じた王林はりんご娘に所属していた時に、「Let's天才てれびくん」にゲスト出演した経験がある。
- バトルマスター(演:ヒコロヒー)
- 2024年度に登場。生放送のジオバトルを仕切るバトルマスター。ジオチームが勝利した場合、自分自身の力で歯車を取り除く。
- 演じたヒコロヒーによると、「こうなってはいけない大人」を意識して演じている模様。
準レギュラー[編集]
- カフェのマスター(演:和田琢磨)
- てれび戦士達が度々訪れるカフェのマスターで、煌翔の叔父。土器のレプリカの収集が趣味で、第1話では琉月に歴史の勉強として提供していた。
- モノコにスプーンとフォークで机を傷つけられる(第1話、その後出禁を言い渡していた)、テレゾンビにエナジーを吸われる(第1話・第2話・第10話・第11話[注 8]・第16話・第19話)など、モノノ家一味の被害に遭うことが多い。なお第1話では琉月に、第2話では慶に、第10話では斗葵に、第12話では琉月と礼に、第16話では冴姫に救出されている。
- 第16話ではAIで味覚を分析して「ラーメン・プリン」なるメニューを考案し、萌衣に振る舞っていた。
- 第17話では煌翔に縄文土器のレプリカを壊されてしまうが、「リードが外れていたワン太郎が壊した」と嘘を吹き込まれ納得していた。第18話では土器を壊したことを正直に謝られ、「ちゃんと直ったから大丈夫」と煌翔を許した。
- 第19話で6回目のテレゾンビ被害者となった際には回復する描写が描かれなかったが、第26話の予告時点で既に回復している様子が確認できた[注 9]。
- 第26話ではそのま・萌衣・美音にご飯だけの定食を振る舞っていたが、その後現れたモノオとモノコに炊飯器を強奪されてしまった。
- 第28話ではハワイへ行ったことが店の張り紙で判明している。
- 2024年度第1話時点で既に帰国済みで、カフェに姿を見せたヤマバに接客しようとしたところ、グルグルの呪いで歯車にされてしまう。その後ハフォードがグルグルの大歯車を破壊したことで事なきを得た。
- 高木アキラ(演:志水透哉)
- 2024年度に登場。中学生てれび戦士達のクラスメイト。咲良によると花咲町に引っ越してきたばかりらしい。
- 第1話では校内で迷子になってしまい、一行が掃除していた音楽室に辿り着き煌翔に図書室の場所を教えてもらっていた。
ゲストキャラクター[編集]
- 演者について言及がないものはノンクレジット。
2023年度 [編集]
- ビラ配りをする男性、主婦、花屋の女性、段ボールを運ぶ男性
- 第1話に登場。琉月と向一郎が立ち寄った商店街にいた男女4人。向一郎共々テレゾンビにエナジーを奪われるが、眞生がテレゾンビを撃破した事で事なきを得た。なお花屋の女性は救出された後、向一郎に花の整理をしてもらっていた。
- 花咲町立大小中学校の教師(演:あさひ(ダニエルズ))
- 第1話に登場。琉月と会話をしていた教師。なお演じたあさひによると役としては女性教師だが、あさひ自身は男性である。
- 役所の前でエナジーを奪われた一般人6人
- 第1話に登場。6人のうち1人は少女で、残りの5人は2人が成人男性、3人が成人女性。画面に映った時点で既にエナジーを奪われており、琉月がテレゾンビを倒したことで事なきを得た。
- 煎餅屋の店員(演:鎮目のどか)
- 第2話~第3話に登場。マスターが訪れた煎餅屋の店員。
- マスター共々テレゾンビにエナジーを奪われたが、慶がテレゾンビを撃破したことで事なきを得た。なお彼女はマスターやてれび戦士以外のテレゾンビ被害者としては演者がクレジットされている珍しいケースであり、美音に助けられたコンビニの店長が登場するまで以降このようなケースは見られなかった。
- 作業員(演 - 小田原徹(ノンクレジット)[5])
- 第6話に登場。モノコとモノオに追いかけられたアーサーとポタが逃げ込んだ駐車場にいた男性。テレゾンビにエナジーを吸われ、所有していた車もミニカーに変えられてしまうが、アーサーとダイチがテレゾンビを撃破したため、車もろとも元通りになった。
- テニスをしていた男女
- 第7話~第8話に登場。テレゾンビが墜落したテニスコートにいた男女4人。テレゾンビにラケットを布団叩き等に変えられた挙句自身もエナジーを吸い取られてしまうが、ポンがテレゾンビを撃破したためラケットもろとも元通りになった。
- 電脳戦士デンリキマン(演:中村嘉惟人※)
- 第9話~第10話に登場。斗葵が大好きな特撮ヒーロー。前作「天才てれびくんhello,」の電印によく似たマークがついたベルトで変身し、変身後は同作のデンリキ発動ポーズを決める。変身前の姿は白いTシャツの上に黒い革ジャンを着た青年。決め台詞は「ヒーローには、やらねばならぬ時がある!」。第10話で幼い頃の斗葵とイベントで対面しており、その時に斗葵がベルトの玩具をデンリキマンから貰っていたことも明かされた。
- 演じた中村は2010年度のてれび戦士であり、前作「天才てれびくんhello,」にもゲスト出演した。また本作ではヒーローの役を演じた中村だが、実際に「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の松尾凪 / キニンジャーを演じた経験がある。
- なおデンリキマンと敵の鬼のようなキャラは、早稲田大学 怪獣同盟が制作した「早稲田戦士ソウダクター」と「呪将軍骸鬼」を流用したものである。
- カフェの女性客
- 第10話に登場。マスターのカフェを訪れていた2人の女性。カフェに突然現れたテレゾンビにマスター共々エナジーを奪われたが、斗葵がテレゾンビを撃破したことで事なきを得た。
- ラーメン屋の店主(演:菊タロー)
- 第11話~第12話に登場。モノオとモノコが来店していたラーメン屋の店主。なぜか覆面姿である。
- ラーメン屋の店員(演:KAZMA SAKAMOTO〇)
- 第11話~第12話に登場。なぜかモノオや店主と筋トレをしていた。
- 演じたKAZMAは「天才てれびくんYOU」に闇のもじ守・夢見崎★体育に名前を奪われた男・バイトDの役で出演していた。
- 花咲町粗大ゴミセンターの従業員A(演:伊藤陽佑〇)
- 第12話に登場。緑の服を着た、花咲町にある粗大ゴミセンターの従業員。彼がエナジータンクが入っていた箪笥を持ち出してしまったことで一騒動が起こってしまった。
- 第24話で再登場。商店街にいたところをテレゾンビ2号機によってエナジーを奪われてしまった。なお初登場時はテレゾンビの被害者ではなかったが、再登場時にテレゾンビの被害者になるというケースはこれが初。
- 演じた伊藤は「天才てれびくんMAX」の天てれドラマに5回出演したことがあり、「天才てれびくんYOU」にもアイドルグループのファン、小島主任のファンクラブの会員、カフェの客とモブ役で3回出演していた。また劇中で「アリエナイザー」「エマージェンシー」という言葉を発していたが、これは伊藤が「特捜戦隊デカレンジャー」の江成仙一 / デカグリーンを演じていた事が元ネタである。
- 花咲町粗大ゴミセンターの従業員B(演:林瑠之介(ノンクレジット))
- 第12話に登場。赤い服を着た、花咲町にある粗大ゴミセンターの従業員。
- ワン太郎
- 第17話~第18話に登場。カフェで飼われている柴犬。ジオノコは見えないようだが、煌翔はワン太郎のふりをしてゴロンと話していた。
- コンビニの店長(演:野村信次)
- 第20話に登場。美音とモノコが訪れたコンビニエンスストアの店長。2人が来る前に店にやってきたモノオに気を取られている間に突如現れたテレゾンビにエナジーを奪われるが、美音がテレゾンビを撃破したことで事なきを得た。
- なお彼もマスターやてれび戦士以外のテレゾンビ被害者としては珍しく演者がクレジットされている。
- 女子学生(演:鎮目のどか)
- 第24話に登場。水色スカーフのセーラー服を着た女子学生。所持しているスマートフォンをテレゾンビ2号機によって表札に変えられ、その後自分もエナジーを奪われてしまう。その後眞生がテレゾンビ2号機の右腕を壊したことで事なきを得た。なお本名は明かされていないが、スマートフォンが変化した表札の文字から苗字は「片井」であると思われる。
- 演じた鎮目は21話ぶりの再出演となった。
- 会社員(演:大内ライダー〇)
- 第24話に登場。黒いスーツを着た男性。テレゾンビ2号機が街灯をバナナに変えたことに驚愕していたところ、自分もエナジーを奪われてしまう。その後眞生がテレゾンビ2号機の右腕を壊したことで事なきを得た。
- 演じた大内は「天才てれびくんhello,」にお笑い芸人事務所のスタッフ役で出演していた。
- 秋田弁を話す男性
- 第27話に登場。母親と電話をしていたところ、テレゾンビ2号機に携帯電話を茄子に変えられた挙句自分もエナジーを奪われてしまう。その後向一郎がテレゾンビ2号機の左腕を壊したことで事なきを得た。
- ジョギングをしていた男女
- 第27話に登場。先述の男性がエナジーを奪われたのを目撃し、心配して駆け寄ったところでエナジーを奪われてしまう。その後向一郎がテレゾンビ2号機の左腕を壊したことで事なきを得た。
- 作業員の男性3人組
- 第29話に登場。バアゾンビにエナジーを吸われてしまうが、そのまがバアゾンビの頭を壊したことで事なきを得た。
- なお画面に映ったものとしては(てれび戦士などレギュラー陣を除く)2023年度最後の一般市民のテレゾンビ犠牲者である。
2024年度 [編集]
- ズビー(演:ソーズビー・キャメロン※)
- 第2話~第3話に登場。美音と冴姫が通うバレエ教室の先生。非常にスパルタらしく、冴姫の腕が上達しない事を厳しく指摘していた。指導を終えて1人で練習をしていたところ、突然現れたヤマバが差し出したシャリングを躊躇わずに腕にはめたため歯車にされてしまう。その後佳之助がグルグルの大歯車を壊したことで元に戻り、清掃員と顔を見合わせて驚いていた。
- 演じたソーズビーは2012年度~2013年度のてれび戦士である他、「天才てれびくんhello,」にもゲスト出演していた。
- 清掃員(演:松永天馬(アーバンギャルド)○)
- 第2話~第3話に登場。ズビーのバレエ教室を掃除しに来た清掃員。ズビーが帰ったあとに部屋を掃除していたところ、突如現れたヤマバに歯車化されてしまう。その後佳之助がグルグルの大歯車を壊したことで元に戻り、ズビーと顔を見合わせて驚いていた。
- 演じた松永は「Let's天才てれびくん」で超次元帝国清掃課地球係の天馬係長として本人名義で出演し(同作の最終回で彼は地球人の清掃員として生きていく展開であったためか、今回登場したシーンでは「Let's」時代のBGMが使用されていた)、「天才てれびくんYOU」の最終回と2020年度の「天才てれびくんhello,」で彼にそっくりな清掃員を演じていたため、天才てれびくんシリーズに4作連続での出演となる。
用語[編集]
- ジオワールド
- 本作の舞台。自然豊かな異世界。
- キョボの木
- ジオワールドのシンボルである巨木。エナジーで成長し、ジオワールド中に行き渡らせる役割を持つが、モノノ家一味によって枯れ木になってしまった。てれび戦士がテレゾンビを撃破する、テレゾンビが奪ったエナジーをタンクから解放する、エナタンからエナジーが注がれる度に一枝分ずつ再生していく模様。
- 枝には様々な花や木の実が付いており、桜や薔薇が咲いたもの、葡萄の実がなったもの、紅葉した楓や銀杏の葉がついたものなどが確認できる。
- 2023年度第30話でモノバアを倒したことでついに満開になった。
- 2024年度では歯車家によって歯車化させられてしまった。こちらではてれび戦士がグルグルにダメージを与える度に1枝分ずつ再生する。
- エナジー
- 人間が新しいことに挑戦して成長すると生まれるエネルギー。テレゾンビに奪われるとその人は「だる~ん…。」と言いながら無気力になり、なりふり構わずだらけてしまう(なお向一郎のみ精神が猫化する異変が見られたが、何故こうなったのかは不明)。テレゾンビが倒されれば元に戻るが、その間の記憶は消える。また、ジオノコ投げ直前の掛け声でもある。
- ねんリング
- ジオワールドの秘宝でてれび戦士の証。全部で17個ある。その名の通り年輪のような外見をした腕輪で、中央にはジオワールドの紋章が描かれており、キョボの木の根で作られている。ジオノコはこれを着けていないと見えない。着用者のエナジーを貯められ、十分に溜まると光る。その他現実世界とジオワールドとの行き来やジオビーとの通信にも用いられる。また、ジオノコ投げの掛け声でもある。
- ジオベスト
- てれび戦士のユニフォーム。ジオワールドを訪れると自動的に着替えられる。右胸側はジオワールドの葉がモチーフ。左胸側は花や植物の模様となっているが、各人で柄が異なる。
- リンク
- ジオノコとエナジーが十分に溜まった状態のてれび戦士が力を共有している状態。第6話のように複数人のてれび戦士とリンクすることは可能だが、ジオノコにとってはかなりの負担となる模様。
- また主導権はジオノコ側にあるようで、第18話ではゴロンが煌翔との対話を拒否していたため一度キャンセルされてしまっている。
- ジオノコ投げ
- リンクしたジオノコとてれび戦士の合体技。「エナジー!ねん・リン・グー!」と叫びながらジオノコを投げると発動する。一度相手に躱されてもキャッチし直せばやり直しがきくほか、ラケットといった他のもので打ち出しても使える。
- 2024年度ではキョボの木が一度復活してねんリングが覚醒したことにより、エナジーを溜めなくても1日1度の制約付きだが好きなタイミングで任意に発動できるようになった。
- ジオノコオールバースト
- 第30話に登場。てれび戦士とジオノコ全員が力を合わせることで使えるようになるジオノコ投げの上位互換。てれび戦士の気持ちが同じになっていないと発動できないが、エナジーが溜まったねんリングを同じ決意を持つ者に譲渡しても可能。
- ジオビーの家
- ジオビーとてれび戦士の拠点となる遊び場。ゲームコーナーの舞台。
- ジオスタジアム
- 木生!LIVEジオバトルの舞台となる闘技場。
- モノワールド
- モノノ家が支配するジオワールドとは表裏一体の世界。ガラクタなどの人工物で覆われている。
- 2024年度ではモノノ家が倒されたことによって歯車家が支配している。
- モノノ家の屋敷
- 上に飛行船が付いた和風の城のような見た目。内部は屏風やスクリーンが組み合わさっており、ネオンサインで「ガラクタ最高」と書かれている。
- 2024年度ではモノノ家が倒されたことによって歯車家に占領されており、文字も「歯車最高」になっているなど一部の内装が変化している。
- ガラクタタワー
- モノワールドのシンボル。その名の通り様々なガラクタが組み合わさったような形状。
- モノオの鏡
- 初登場は第7話。中央に歯車の意匠がありコンパクト状になっている鏡で、製作者はガラクタ博士。中央のボタンを押すとテレゾンビの居場所が分かるレーダーとして使えるほか、モノバアやガラクタ博士との通信も可能。作中ではモノオがテレゾンビを追いかけていった際に紛失してしまい、ポンの手に渡ることとなった。
- 第9話では同型の鏡をモノコも使っていた。
- オウリン宮殿
- ジオワールドとモノワールドの狭間の上空にあり、オウリン先生が住んでいる。内部のエナジー道場でデータ放送ゲームが行われる。
- 花咲町
- 本作の現実世界側の舞台となる街。てれび戦士はここの住人である。
- マスタカフェ
- 煌翔の叔父が経営するカフェ。花咲町にあり、てれび戦士たちのたまり場となっている。第17話では煌翔が手伝いをしている描写がある。
- エナタン
- ジオバトル終了後に茶の間戦士のエナジーで生まれるタンク。羽と豚の顔が付いた樽のような見た目で、月に1度の「キョボの日」にキョボの木に注ぐことができる。
- 歯車の呪い
- 2024年度に登場。グルグルやシャリングがかける呪い。この呪いを浴びたものは生物、無生物問わず歯車にされてしまう。グルグルにダメージを与えればそれまでにグルグルが歯車化した物を元に戻せるほか、一回につきキョボの木を一枝分再生できる。
- 大歯車
- 2024年度に登場。グルグルが歯車の呪いを行使する際に装着する装備。普段は歯車家の屋敷で保管されており、必要に応じてガラクタ博士が現実世界へと転送する。首の周りに木製の輪と赤・青・緑の3つの歯車が、腕に木のパーツと鉄の指が付く。装備中はグルグル自身も巨大化し、声が低くなる。彼がてれび戦士に撃破されるとこれらのパーツが取れる。
- 花咲町大小中学校
- 花咲町にある中学校。2023年度では琉月、向一郎、煌翔がこの中学校に通っている。2024年度では琉月と煌翔に加えて慶、咲良、美音、萌衣、そのま、帯行、ジョシュア、アキラもこの中学校に通っていることが判明する。
- シャリング
- 2024年度に登場。ガラクタ博士が作った腕輪。適合する人間(ヤマバ曰く「無駄な個性や個人の意見を持たない人間」)を操ることができるが、そうでない人間は歯車化してしまう。
- なおシャリングによって歯車化した人間もグルグルにダメージを与えることで元に戻すことができる。
- グルグルキャッチ
- 2024年度に登場。オウリン先生が作ったねんリングの新機能で、グルグルの居場所を矢印で指し示してくれる。
放送日程[編集]
2023年度[編集]
話 | タイトル | 初回放送日 | 脚本 | 主演 | ジオノコ |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | てれび戦士集結 | 2023年 | 4月 3日小田康平 | 新井琉月 | メラメラ ゴロン |
第2話 | こわがりとおせっかい | 2023年 | 4月10日服部隆 | 江口慶 池村咲良 |
ゴロン |
第3話 | 勇気の価値は | 2023年 | 4月17日|||
第4話 | すべてはモノノ家のために | 2023年 | 4月24日佐東みどり | 小久保向一朗 | メラメラ |
第5話 | ひとりぼっちのてれび戦士 | 2023年 | 5月 8日小田康平 | シェパード龍アーサー 渡辺大馳 |
ポタ |
第6話 | つながったパス | 2023年 | 5月15日|||
第7話 | 飛んでどこいく テレゾンビ | 2023年 | 5月29日今野恭成 | ポン璃菜アメリー 松尾そのま |
ソヨ |
第8話 | ポンちゃん 投げる!打つ! | 2023年 | 6月 5日|||
第9話 | ヒーローになりたい | 2023年 | 6月19日佐東みどり | 今野斗葵 | モク |
第10話 | ぼくもヒーロー | 2023年 | 6月26日|||
第11話 | エナジータンクをさがせ! | 2023年 | 7月10日服部隆 | 筧礼 新井琉月 |
メラメラ |
第12話 | チグハグは成功のもと? | 2023年 | 7月17日|||
第13話 | ユウリの大暴走 | 2023年 | 9月 4日小田康平 | 廣末裕理 | ポタ |
第14話 | ぼくは勇気ある てれび戦士! | 2023年 | 9月11日|||
第15話 | モノノ家の野望 | 2023年 | 9月25日服部隆 | 大野冴姫 | ソヨ |
第16話 | めげない心!! | 2023年10月 | 2日|||
第17話 | テッショウのウソ | 2023年10月16日 | 佐東みどり | 丸山煌翔 | ゴロン |
第18話 | ウソもほうべん? | 2023年10月23日 | |||
第19話 | ハッピーをおしえろ | 2023年11月13日 | 今野恭成 | 盛武美音 | モク |
第20話 | わたしたちのハッピー | 2023年11月20日 | |||
第21話 | ぼくたちが戦う理由 | 2023年12月 | 4日小田康平 | 廣末裕理 ポン璃菜アメリー |
ポタ |
第22話 | わたしの知らないケイ | 2023年12月11日 | 池村咲良 江口慶 |
メラメラ | |
第23話 | いつものふたり | 2023年12月18日 | |||
第24話 | 進撃のテレゾンビ2号機 | 2024年 | 1月15日鈴木洋介 | 稲毛眞生 | ゴロン |
第25話 | モノコの心 マウナの答え | 2024年 | 1月22日|||
第26話 | 3つのやりたいこと | 2024年 | 1月29日佐東みどり | 小久保向一朗 | モク |
第27話 | モノコのねがい | 2024年 | 2月 5日|||
第28話 | 2号機のゆくえ | 2024年 | 2月19日服部隆 | 松尾そのま | メラメラ |
第29話 | ソノマの怒り | 2024年 | 2月26日|||
第30話 | もう1人のてれび戦士 | 2024年 | 3月 4日小田康平 | 全員 | 全員 |
2024年度[編集]
話 | タイトル | 初回放送日 | 脚本 | 主演 | ジオノコ |
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第1話 | ふみ出す1歩が世界を変える | 2024年 | 4月 1日小田康平 | ハフォード健汰郎 | メラメラ ポタ |
第2話 | 回転少女とお絵かき少年 | 2024年 | 4月 8日服部隆 | 大野冴姫 寺尾佳之介 |
ソヨ |
第3話 | グルグルキャッチ発動 | 2024年 | 4月15日|||
第4話 | 左手はそえるだけ | 2024年 | 4月22日ヌワエメ ジョシュア 金児莉良 |
参考文献[編集]
- 5分でわかる!「天才てれびくん」の世界 - ウェイバックマシン(2024年3月19日アーカイブ分)
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 番組開始時はスーパーファミコンの全盛期
- ^ 首から下は青いマントを着用し、上半身から生えていた手は演者自身で棒を操演していた。
- ^ 1995年4月3日(月曜)が第67回選抜高等学校野球大会の放送時間延長のため番組休止。翌日から1日遅れで新年度開始、水曜放送予定分を木曜に放送。
- ^ なお前田が持っていた本に17人のてれび戦士の写真があったが、向一朗のみシルエットだった。
- ^ なお「Let's天才てれびくん」にて、赤崎月香が続投は決まっていたものの新年初回には未登場というケースが存在した。
- ^ この時2024年度新規加入の帯行と初対面となった。
- ^ アメシストと飴玉のように似た名前の別物に変えることもあったが、物体の変化に規則性が必ずある訳ではなく、劇中で確認できるだけでもテニスのラケットを布団叩きに、ジュースを花瓶に、石ころをりんごに、といった全く法則性のないものも多い。
- ^ 頻繁にエナジーを奪われることを琉月に利用され、「テレゾンビはエナジー吸い放題」という貼り紙を店頭に貼られてしまった。翌第12話でテレゾンビが奪ったエナジー入りのエナジータンクが破壊された事でだらけ状態は治ったものの、長時間床で横になっていたため寝違えてしまった。
- ^ マスターから奪ったエナジーはタンクに貯められていたことから、第23話で咲良がテレゾンビ2体ごとタンクを破壊した際に回復したものと思われる。
出典[編集]
- ^ “【5月24日】 われら青少年”. 天然素材NHK. 天然素材たちの部屋. NHK (2023年5月25日). 2023年5月26日閲覧。
- ^ 「天才てれびくんはテレビのおもちゃ箱だ!」『NHKウイークリーステラ』722号、NHKサービスセンター、1993年11月12日、6-7頁。
- ^ "われら青少年". 天然素材NHK. 2023年5月24日. NHK総合テレビ。
- ^ a b “元茶の間戦士の空想少年が 「天てれ」のディレクターになって思うこと”. 2023年11月1日閲覧。
- ^ 【公式】宝映テレビプロダクション2023年5月28日のツイート