天の南極(てんのなんきょく)とは、地球の地軸と天球とが交わる点のうち南側のもの。南半球にいる観測者からは、すべての天体が天の南極を中心に日周運動をしているように見える。北半球からは見ることが出来ない。地球の南極点が南緯90度であるのと同様に、天の南極の場合は赤緯が-90度となる。
地球の歳差運動に伴い、天の南極の位置は黄道南極を中心にした円を描くように約25,900年周期で移動しているように見える。21世紀現在、天の南極ははちぶんぎ座の中にあるが、付近に十分に明るい星がないため南極星にあたる星はない。
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