大雲院 (京都市)

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大雲院
Gionkaku.jpg
祇園閣
所在地 京都府京都市東山区祇園町南側594 – 1
(大雲院跡)下京区貞安前之町
位置 北緯35度0分7.54秒 東経135度46分48.21秒 / 北緯35.0020944度 東経135.7800583度 / 35.0020944; 135.7800583座標: 北緯35度0分7.54秒 東経135度46分48.21秒 / 北緯35.0020944度 東経135.7800583度 / 35.0020944; 135.7800583
山号 龍池山
宗派 浄土宗単立
本尊 阿弥陀如来
創建年 1587年天正15年)
開山 貞安
開基 織田信忠
正式名 龍池山大雲院
別称 祇園閣
銅閣寺
銅閣
文化財 絹本著色前田玄以像・紙本墨書正親町天皇宸翰消息(重要文化財)
祇園閣(登録有形文化財)
地図
大雲院 (京都市)の位置(京都市内)
大雲院 (京都市)
法人番号 9130005001831
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大雲院(だいうんいん)は、京都市東山区にある浄土宗単立寺院。山号は龍池山。本尊は阿弥陀如来通称銅閣寺または銅閣後述を参照)。

概略[編集]

秀吉の移転命令による大雲院跡(四条寺町南)

天正15年(1587年)、正親町天皇の勅命を受けるという形で、貞安(じょうあん)を開山として、織田信長の子信忠の菩提を弔うために、信忠が討たれた二条御所跡(烏丸御池)に創建したのが初めで、大雲院という寺院名は、信忠の法名からつけられた。

しかし同年中に都市政策(京都改造)を理由として、豊臣秀吉の命にて四条寺町南(四条河原町、下京区)に移るように指示され、天正18年頃に四条に移ったと言われる。後陽成天皇により勅願所ともなった。

また境内墓地には石川五右衛門の墓があり、これは処刑前に市中を引き回された五右衛門が大雲院門前に至った際、貞安が引導を渡した縁による。

その後、度々、火災で焼失し、明治初期に再建されたが、周囲が繁華街となったことで、1972年昭和47年)に、髙島屋京都店増床に伴い、東山区大倉喜八郎旧邸を買得して再移転した。

2014年、京都市下京区の河原町通四条の発掘調査で、旧大雲院の敷地跡から豊臣秀次の供養塔の一部とみられる石材が見つかった[1]。大雲院は秀次の切腹後、三条河原で処刑された側室らを供養したとする文献があった。

補足[編集]

同じく織田信忠の慰霊のために、妙心寺にも同名の大雲院が建立され、これには信忠の乳母慈徳院九天宗瑞らが尽力した。この院は、1692年、九天宗瑞が開いた隣接する長興院と合併されて現存しない。ここには二条城で九死に一生を得た織田長益の子長孝が葬られたという記録がある。

拝観[編集]

寺内は通常は非公開であるが数年おきに期間を限って公開され、公開の際は祇園閣に登ることや、墓地の石川五エ門墓所や織田信長らの慰霊碑の参拝もできる。書院の内部公開は行われない。

伽藍[編集]

京都・東山花灯路の期間中にライトアップされる祇園閣
  • 総門 – 東京から旧宮家の門とされるものを譲り受けて移築したもの。
  • 南門 – 四条寺町の旧境内地から移築した江戸期の建築。
  • 本堂 – 1973年昭和48年)完成 
  • 鐘楼 – もともと北野天満宮にあった鐘楼と、元々感神院祇園社(八坂神社)にあった梵鐘を、明治の廃仏毀釈で境内から除外されたものを貰い受けたもの。
  • 祇園閣1928年昭和3年)に建築された3階建ての建物で、大倉財閥の設立者である大倉喜八郎が別邸とし建てた別邸「真葛荘[2]」の一部である。屋根は銅板葺きであるが、これは大倉が金閣銀閣に次ぐ銅閣として作ったためである。祇園祭の鉾を模したもので、設計は伊東忠太。元からこの地にあるもので、1972年の大雲院の移転により伽藍の一部となった。1988年には望楼に至る階段の壁に敦煌莫高窟壁画模写が中国人画家の手により描かれている。1997年平成9年)12月12日、国の登録有形文化財に登録された。
  • 書院 – 元からこの地にあったもので、旧大倉家京都別邸・真葛荘の一部である。祇園閣とともに国の登録有形文化財に登録された。
  • 島津以久の墓所 – 佐土原藩初代藩主は伏見で亡くなったために同院に葬られた。

文化財[編集]

  • 重要文化財(国指定)
  • 登録有形文化財(国登録)
    • 祇園閣
    • 書院(旧大倉家京都別邸)

所在地[編集]

周辺[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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参考文献[編集]

  • 槙野修、山折哲雄編、 『京都の寺社505を歩く: 決定版 上(洛東・洛北(東域)・洛中編)』 PHP研究所2007年ISBN 9784569692470 
  • ミチ子 『「京あまべの歴史」を語る』 部落解放同盟京都府連合会東三条支部、2014年 
  • 川上孤山 『妙心寺史』 京都妙心寺派教務本部、1917年、307-309頁。