大阪府立佐野高等学校
| 大阪府立佐野高等学校 | |
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北緯34度24分22.26秒 東経135度19分24.80秒 / 北緯34.4061833度 東経135.3235556度 | |
| 過去の名称 |
佐野村立裁縫學校 佐野女子実業學校 町立佐野家政女學校 大阪府佐野実科高等女學校 大阪府立佐野高等実践女學校 大阪府立佐野高等女學校 |
| 国公私立の別 | 公立学校 |
| 設置者 |
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| 設立年月日 | 1903年4月19日 |
| 創立記念日 | 4月19日 |
| 創立者 | 泉南郡佐野村 |
| 共学・別学 | 男女共学 |
| 課程 | 全日制課程 |
| 単位制・学年制 | 学年制 |
| 設置学科 |
普通科 国際文化科 |
| 学期 | 3学期制 |
| 学校コード | D127210000425 |
| 高校コード | 27184F |
| 所在地 |
〒598-0005 大阪府泉佐野市市場東2丁目14-1[1][注釈 1] |
| 外部リンク | 公式サイト |
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大阪府立佐野高等学校(おおさかふりつ さの こうとうがっこう、英: Osaka Prefectural Sano Senior High School)は、大阪府泉佐野市市場東にある公立の全日制高等学校であり、複数学科併置校。略称は佐野高、通称は
概要
大阪府内で37校目、府立校で16校目の高等女学校であった大阪府佐野実科高等女学校を前身校とする。
1950年(昭和25年)以来、全日制および定時制を並置する複数課程併置校であった。1991年(平成3年)度より国際教養科が併置されたが、定時制の閉課程に伴い、1999年度より全日制の複数学科併置校となった。
2021年(令和3年)度より国際教養科は国際文化科に転換され、普通科と国際文化科を併置している。また、LETS[注釈 2][2]10校のひとつとして、LETS合同発表会及びインターナショナル・フェスティバルに参加している。
スクール・ミッション
中世以降、泉州地域の産業を牽引してきた長い歴史と国際拠点空港としての関西国際空港を有する泉佐野市にあって、国際文化科を設置し、ユネスコ・スクールに加盟する、明治36年(1903年)創立の伝統校として、目まぐるしい世界情勢にあって、国際感覚に優れ、多様な価値観を認めることができ、課題発見・課題解決能力等を身につけた、社会をけん引するリーダーを育成する[3]。
めざす学校像
未来の社会をリードする人材を育成することで地域の誇りとなる学校をめざす
スクール・ポリシー
グラデュエーション・ポリシー
- 自分で課題を見つけ、自ら学ぶ確かな力を育て、進路目標の実現を図る。
- 地域社会や国際社会の発展に貢献しようとする高い志を育む。
- 地球的視野に立って、主体的に行動するために必要な態度・能力を備え、豊かな人権感覚を持ち、多様な価値観を認め合うなど、「平和の文化」を体現する人材を育成する[5]。
カリキュラム・ポリシー
- 生徒の主体的・対話的な活動を重視した授業を実施することにより、生徒の自己肯定感を高め、課題発見・解決能力を育成する。
- 国際に関する専門教科・科目を中心に、国際教育を推進し、質の高い外国語教育と多様な文化を学ぶ機会を提供する。
- 生徒が主体的に学校行事や部活動等の企画・運営を行う機会を大切にし、協働的な取組みを通じて、リーダーシップの育成を図る[5]。
アドミッション・ポリシー
本校は、ユネスコスクール加盟校として、多様な価値観を幅広く認め、受け入れることができる人材の育成をめざしている。授業やLINC(総合的な探究の時間)では、自ら課題を発見し、解決に至るプロセスを通じて、確かな知識・技能を身に付けるとともに、思考力や発表力を育成している。
学校行事や部活動が活発な本校において、本校の特色を理解し、高い志や強い好奇心を持って、自らの高校生活を充実させようと、何事にも粘り強く取り組み、努力を惜しまない生徒を求める。
- 国際社会や異文化に対する幅広い興味・関心を持ち、将来、グローバルな舞台で貢献・活躍したい生徒
- 優れた語学力や特定分野の優れた成果を持ち、入学後、それをさらに伸ばそうとする生徒
- 本校の様々な教育活動に積極的に取り組み、リーダーシップを発揮できる生徒[5]
沿革
略歴
旧制学校
学校の起源は、1894年(明治27年)に日根郡佐野村[注釈 3]に所在した佐野尋常高等小学校[注釈 4]に併設された特別学級に遡る。特別学級では小学校卒業者を対象に裁縫の教授を実施していた。
1903年には、特別学級が発展改組する形で、佐野村立裁縫学校が佐野尋常高等小学校に併設された。学校沿革史の上では、佐野村立裁縫学校の設置をもって学校創立と位置づけている[6]。
裁縫学校はその後、1921年(大正10年)に佐野女子実業学校、1923年に佐野家政女学校と改組を重ねた。女子教育への要求が高まったことを背景に、入学希望者増加のため校舎が狭隘化したとして1925年に泉南郡佐野町大西町に移転新築した。
1929年(昭和4年)に女子中等教育の拡充を図る目的で、当時泉南郡唯一の女子実業教育機関として高等女学校令による大阪府佐野実科高等女学校に改組されたが[6]、1934年4月には、泉南郡佐野町から大阪府への移管に伴い、実業学校令による大阪府立佐野高等実践女学校に改組された[6]。同年9月の室戸台風では校舎が倒壊する被害を受けている。1941年には再び高等女学校令による大阪府立佐野高等女学校に改組された。
佐野高等学校
1948年の学制改革により、新制高等学校に改組され、全日制普通科が設置された。
学制改革の際に泉南地域では、当時地域にあった旧制中等教育学校6校(府立岸和田中学校・府立岸和田高等女学校・府立佐野高等女学校・岸和田市立高等女学校・貝塚市立高等女学校・泉南郡組合立女子農芸学校)を、新制高等学校3校(大阪府立岸和田高等学校・大阪府立和泉高等学校・大阪府立佐野高等学校)に再編したうえで男女共学を実施することにした。このため、岸和田市立高等女学校・貝塚市立高等女学校・泉南郡組合立女子農芸学校を廃校として生徒を岸和田高等女学校(和泉高校)・佐野高等女学校の各校に振り分けた上で、岸和田高校(岸和田中学校)と男女生徒を交流している。交流対象者は生徒の住所によって選ばれている。
1980年代の高校生急増期に伴う生徒受け入れを図るため、1987年に大阪府立佐野高等学校日根野校を開設した。「高校増設や受け入れ定員拡大が早急に求められる一方で、数年後(1990年代以降)にはすぐに生徒減少期に入る見込みだった」という当時の社会状況を踏まえ、「高校新設をすればすぐに統廃合も検討しなければならなくなるが、統廃合は容易ではない」として、「当面は本校と分校で高校生急増期の受け入れに対応し、将来の生徒減少期に本校を分校敷地に郊外移転させる形で統合する」という名目で、既存校である佐野高校の分校として開設している。しかしその後の分校関係者の希望など条件の変化から日根野校は1995年に独立し、大阪府立日根野高等学校となった。
定時制
1950年に定時制課程普通科・商業科・家政科が設置された[6]。1951年には従来の大阪府立佐野工業高等学校定時制商業科を、佐野高校定時制商業科へ統合している[6]。商業科・家政科は1978年に募集停止となり、以後は普通科単独となった。
しかし大阪府は1995年、定時制高校再編として、佐野高校を含む府立定時制高校6校(佐野・市岡・今宮・勝山・高津・守口)の募集停止を発表した。反対運動なども起こったが覆すことができず、1996年度以降の募集停止と1999年3月の閉課程となった。
年表
- 1894年(明治27年)4月 - 佐野村立佐野尋常高等小学校内に特別学級を設置。
- 1903年5月 - 佐野村立裁縫学校として開設(学校創立)。
- 1921年(大正10年)4月 - 佐野女子実業学校と改称。
- 1923年4月 - 町立佐野家政女学校と改称。
- 1929年(昭和4年)4月 - 大阪府佐野実科高等女学校に改組。
- 1934年4月 - 大阪府立佐野高等実践女学校に改組。
- 1941年4月 - 大阪府立佐野高等女学校に改組。
- 1948年4月 - 大阪府立佐野高等学校に改組、男女共学化。
- 1950年4月 - 定時制課程併設。
- 1968年7月 - プール竣工。
- 1987年4月 - 分校として日根野校を開設。
- 1991年(平成3年)4月 - 国際教養科を設置。
- 1995年4月 - 日根野校が大阪府立日根野高等学校として分離独立。
- 1996年4月 - 定時制課程を募集停止。
- 1999年3月 - 定時制課程閉課程。
- 2021年(令和3年) - 国際教養科を国際文化科に改編。
基礎データ
所在地
アクセス
象徴
校章
1948年、新制高等学校への改組に伴い、新たに校章が制定された。鳩(はと)のモチーフが使われているため、地元での通称が「ハト高」になったとされる。前身校の校章も、海の上を羽ばたく鳩を図柄にしたデザインであった。
制服
2022年、制服が詰襟学生服・セーラー服からブレザー型に改定され、2023年度入学生より着用となった。
設置する課程、学科、コースならびに定員
- - 24名以内(募集人員8名以内;海外から帰国した生徒の入学者選抜)
2024年(令和6年)度、普通科の募集人員は240名(6学級)であったが、2025年度より再び40名(1学級)減員での生徒募集となる。
特別活動
学校行事
宿泊を伴うオリエンテーションは無い。水泳大会や水泳合宿といった夏季の体育行事も無い。また冬季の体育行事としては、耐寒登山やマラソン大会は無いが、球技大会は行われている。文化行事としては、合唱コンクールや予餞会は無いが、芸術鑑賞会と百人一首大会、芸術選択科目の作品展示会・発表会は行われている。
- 1学期
- 4月 - 入学式、始業式・新入生歓迎会、創立記念日、前期生徒会役員選挙、校外学習
- 5月 - 体育祭
- 6月 - 夏オープンスクール、第1考査、予備校演習(夏)(2・3年)
- 7月 - クラスマッチ(3年)、終業式、オーストラリアスタディツアー
- 8月 - 夏休み、始業式
- 2学期
- 9月 - 文化祭、後期生徒会役員選挙
- 10月 - 第2考査、秋オープンスクール、修学旅行(2年)
- 11月 - 進路講演会(2年)、クラスマッチ(1年)、芸術鑑賞
- 12月 - 第3考査、終業式、文化部発表会
- 3学期
- 1月 - 始業式、冬オープンスクール、かるた大会(1年)、クラスマッチ(2年)、李秀賢氏記念交流事業(1年・国文科)、LETS合同発表会・インターナショナルフェスティバル(1・2年・国文科)
- 2月 - 芸術フェスティバル(音楽の部)、第4考査、卒業式
- 3月 - 予備校演習(春)(1・2年)、終業式
部活動
- 運動部
運動部は16、文化部は16(同好会1)あり、クラブ数は32である。
- 文化部
高校関係者と組織
高校関係者組織
- 大阪府立佐野高等学校学校運営協議会 - 保護者、地域住民、校長、関係行政機関の職員の中から委嘱された委員による機関。学校運営及び当該運営への必要な支援に関して協議する。
- 大阪府立佐野高等学校PTA - 生徒保護者と教員による父母と教師の会(PTA)組織で、会員は入会金及び年会費を納入する。
- 大阪府立高等学校PTA協議会 - 大阪府教育庁に近接する大阪市中央区糸屋町に事務局を置くPTA協議会。大阪府立佐野高等学校PTAの会員をもって会員とし、会員は単位PTA分担金として会費を納入する。
- 大阪府立佐野高等学校同窓会 - 前身学校を含む卒業生による同窓会組織。事務局を校地内に所在する同窓会館「記念館」に置く。
高校関係者一覧
著名な出身者
- 政治
- 芸能
- スポーツ
著名な教職員
脚注
注釈
出典
- ^ “本校の住所表記が変わりました!”. 大阪府立佐野高等学校 (2022年1月11日). 2022年5月2日閲覧。
- ^ “大阪府/報道発表資料/国際関係学科を設置する府立高等学校10校の愛称が決定しました!”. 大阪府庁. 2020年12月31日閲覧。
- ^ “府立高等学校スクール・ミッション一覧” (PDF). 大阪府ホームページ. 大阪府. p. 1. 2025年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年11月5日閲覧。
- ^ “令和7年度 学校経営計画及び学校評価” (PDF). 大阪府立佐野高等学校. 大阪府立佐野高等学校. p. 1. 2025年11月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年11月26日閲覧。
- ^ a b c “府立高等学校スクール・ポリシー一覧〈泉北・泉南エリア〉” (PDF). 大阪府ホームページ. 大阪府. p. 1. 2025年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年11月5日閲覧。
- ^ a b c d e “沿革”. 大阪府立佐野高等学校. 2021年7月23日閲覧。
参考文献
- 大阪府立佐野高等学校創立80周年記念誌編集委員会『大阪府立佐野高等学校創立80周年記念誌』1982年。
関連項目
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- 【公式】大阪府立佐野高校 (@sanokou_gram) - Instagram
- 大阪府立佐野高等学校 - YouTubeチャンネル
