大観密寺

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大観密寺
所在地 宮城県仙台市泉区実沢字中山南31番地の36
位置 北緯38度18分3.2秒
東経140度49分23.2秒
座標: 北緯38度18分3.2秒 東経140度49分23.2秒
山号 新界山
宗旨 新義真言宗
宗派 真言宗智山派
創建年 1991年平成3年)9月1日
公式HP 大観密寺・仙台大観音
地図
大観密寺の位置(宮城県内)
大観密寺
法人番号 9370005001931
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大年寺山公園から見た仙台大観音の遠景(2007年11月)

大観密寺(だいかんみつじ)は、仙台市泉区にある寺院である。当寺で最も目立つ建造物である、高さ100mの仙台大観音(せんだいだいかんのん)が当寺の通称にもなっている。

概要[編集]

大観密寺は真言宗智山派に属す密教寺院で、総本山京都東山智積院である。仙台市都心部標高40m前後)から見て西北の標高180m程度の造成地にあり、境内に高さ100mの大観音像が建っている。この大観音の正式名称は仙台天道白衣大観音(せんだいてんどうびゃくえだいかんのん)であるが、当寺は仙台大観音の通称を用い、それが寺の通称にまでなってしまっている。なお公式サイトのURLはdaikannon.comである。

沿革[編集]

双葉綜合開発を核とする双葉グループが1964年昭和39年)から「中山」と名の付く大規模住宅地やレジャー施設等を開発したが、同グループを率いた実業家が、事業が成功したのは日ごろ信仰していた観音様のお陰であるとして大観音像建立を発願し、同社の造成地の一部に着工をはじめた。1991年平成3年)9月1日落慶法要及び大観音像の開眼法要が盛大に営まれ、隣接地には同日「ニューワールドホテル」(現ベストウェスタンホテル仙台)も開業した。なおホテル正面にある交差点の名称は「仙台大観音」、最寄りのバス停も「仙台大観音前」となっている。

創建当初は物珍しさもあり、全国からバスを連ねての観光、諸外国からの参拝者も数多く集まり連日賑わいを見せていたが、現在の境内地は静寂な佇まいを見せ、創建時とは違う信仰のよりどころとして観音縁日などは本堂で行われる護摩祈祷会に参拝者が多く見られる。

仙台大観音[編集]

仙台天道白衣大観音
(仙台大観音)
施設情報
座標 地図
状態 完成
着工 1988年昭和63年)9月[1][2]
竣工 1990年平成2年)12月[1]
用途 宗教施設・展望台・展示施設・電波塔(2012年3月31日まで)
建設費 40億円[1][2]
地上高
屋上 100m[3]
最上階 床面高68m
各種諸元
階数 12層[3]
敷地面積 689,596 [1]
建築面積 1,020 [1]
延床面積 1,509 [1]
構造形式 鉄筋コンクリート構造[1]
エレベーター数 1基
関連企業
設計 川崎製鉄川鉄エンジニアリング熊谷組[1]
施工 川崎製鉄、熊谷組[1]
デベロッパー 双葉綜合開発[1]
管理運営 大観密寺

正式名称を仙台天道白衣大観音(せんだいてんどうびゃくえだいかんのん)とする、大観密寺の境内中央に建つ超高層ビル。外装には白色フッ素樹脂塗装を施している[1]。身の丈92m台座を含めると地上100mであるが、100という数字は1989年平成元年)4月1日政令指定都市に移行した仙台市が同時に市制100周年を迎えたことに因んでいる[3]。また、21世紀の繁栄を願って、地下方向にも21mの深さにまで掘られている[3]白亳は直径が74cm、手に持った如意宝珠は直径が3m・重さが34t、水瓶は直径が2m、長さが8mで67tの水が入るとされる[3]

約7km離れた仙台駅地図)の方角に正面を向けており[3]、仙台市中心部でも高層ビル(宮城県庁舎など)から姿を見ることが出来る。

台座にある胎内への入り口は龍の口(登龍門)を模しており、正面からは観音が龍に乗っている様に見える。胎内は12層に分かれており[3]、60mに及ぶ吹き抜けになっている。12層には大観音の腹側と背側に展望窓が設置されていて、各々都心部側と泉ヶ岳側を望むことが出来る。また、両肩付近に航空障害灯が設置されており、その部分にも窓がある。内部の各層には三十三観音十二神将・百八体仏などが収められ、直接内拝ができる。なお内部にエレベーターが設置されているため、直接12層へ昇ることが出来る[3]

内部の拝観は入り口で守護札料500円を納める。

なお、この大観音により電波障害が発生しているため、対策として地上アナログテレビ放送ではニューワールド中山中継局が設置されていたが、アナログ放送の終了に伴い廃止された。この中継局では、大年寺山のテレビ塔から送信される電波を大観音の頭頂に設置されたアンテナで受信し、難視聴を強いられた世帯に向けて再送信が行われている。アンテナも含めた全高は不明。現在はアナログ放送終了に伴い中継局としての役割は終えている。

油掛大黒天[編集]

真言宗智山派大観密寺の境内地内には大黒堂が立つ。ここに祀られている大黒天は油を掛けて拝む珍しい参拝法で知られ、仙台市内外から参拝者が多い。

この油を注ぐ参拝法は元々、真言密教増益法の一つ浴油法に由来するものだと考えられている。京都にも油掛地蔵という地蔵菩薩が祀られているが、内容は同一と思われる。この油掛大黒天は大観音建立以前から鎮座していたようで、現在の位置より少し北に位置していたという。

アクセス[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 日経アーキテクチュア 1991年4月29日号
  2. ^ a b 相次ぐ災害に「大仏建立を!」の声が…そんな簡単に大仏って造れるの?(週プレNEWS 2015年10月27日)
  3. ^ a b c d e f g h 仙台大観音の概要(大観密寺)
  4. ^ 仙台市道泉4011号・中山幹線1号線
  5. ^ 仙台市道泉8号・北山根白石線

関連項目[編集]

外部リンク[編集]