大草原の小さな家
| 大草原の小さな家 | ||
|---|---|---|
| 著者 | ローラ・インガルス・ワイルダー | |
| イラスト |
ヘレン・シーウェル[1] ガート・ウィリアムズ (1953)[2] | |
| 発行日 | 19 9 1935 | |
| 発行元 | Harper & Brothers | |
| ジャンル |
児童文学 一族の物語 西部劇、歴史ドラマ | |
| 国 | アメリカ合衆国 | |
| シリーズ | インガルス一家の物語 | |
| 言語 | 英語 | |
| 形態 | 著作物 | |
| ページ数 | 200;[1] 334 pp.[2] | |
| 前作 | 農場の少年 | |
| 次作 | プラム・クリークの土手で | |
| コード | OCLC 224702 | |
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『大草原の小さな家』(だいそうげんのちいさないえ、英語:Little House on the Prairie)は、1935年に出版されたローラ・インガルス・ワイルダーの自伝的児童小説である[3]。これは、『小さな家』シリーズで出版された3番目の小説であり、最初の『大きな森の小さな家』 (1932年)に続くものであるが、しかし2番目の『農場の少年』とは直接の関係がない。したがって、この本はシリーズの2番目、または「ローラ年代記」の2冊目と呼ばれることもある[4][注釈 1]。
1970年代後半には本作を含む『小さな家』シリーズを原案としたテレビドラマ『大草原の小さな家』が製作された。
あらすじ
[編集]この小説は、インガルス一家がインディペンデンス町周辺のカンザス州大草原で過ごした数か月についての物語である。ローラは、政府が間もなく白人の入植者に領土を開放する予定であると聞いた父親がインディアン準州にワンルームのログハウスを建てたことを説明する。
前作の『大きな森の小さな家』とは対照的に、この本ではインガルス一家は、困難と危険に直面する。彼らは全員、夜の空気を吸ったり、スイカを食べたりしたことが原因でマラリアに感染する[5]。
彼らの家はオーセージ族の土地に建てられていたため、アメリカ・インディアンを目にする機会が多い。母のインディアンに対するあからさまな不信感は、近くに住んでいる人々についてのローラのより子供っぽい見方とは対照的である。
インディアンが近くの川沿いの土地に集まり始め、その雄叫びは入植者たちを攻撃されるのではないかと不安にさせるが、父と友好的だったオーセージ族の酋長のおかげで敵対行為を回避することができる。
小説の終わりまでに、インディアン準州から白人入植者を排除するために米軍が派遣されるという知らせが届き、インガルス一家の仕事はすべて無に帰す。父は強制退去させられる前に自ら引っ越すことを決意する。
歴史的背景
[編集]インガルス一家は1868年にウィスコンシン州から(ミズーリ州ロスビルにしばらく滞在した後)カンザス州に移住し、1869年から1870年までそこで暮らした。ローラの妹キャリーは8月にそこで生まれたが、生後数週間でその土地を離れることを余儀なくされた(ただし、小説では、彼女はカンザス州への移動中に生まれている)。彼らはウィスコンシンに戻り、そこで次の4年間を過ごした。1874年に彼らはミネソタ州ウォルナット・グローブに向けて出発し、レイク・シティにしばらく立ち寄った。
ワイルダーは、チャールズはカンザス州の領土が間もなく入植地に入ると告げられたと述べているが、彼らの屋敷はオーセージ・インディアン居留地にあり、チャールズの情報は誤っていた。インガルス家には邸宅を占拠する法的権利はなく、農業を始めたばかりだったにもかかわらず、誤りを知らされると居留地を離れた。近隣住民の何人かは留まり、この決定の是非を争った[6]。
出発の準備をしていたとき、インガルス一家はウィスコンシン州から、ペピン近郊の農場を購入した男性が住宅ローンを滞納したという知らせを受け取った。カンザス州を離れなければならなかったので、彼らはウィスコンシンに戻ることを決め、2年前に去った農場に戻った。そのため、シリーズで描かれているようにミネソタに向かう代わりに、彼らはウィスコンシンに戻り、数年間暮らした後でミネソタに向かった。
批評
[編集]ヴァージニア・カーカスは1926年から1932年までワイルダーがハーパー&ヒューストンのために書いたデビュー作『大きな森の小さな家』の編集者を務めた[要出典]。1933年に発刊された月2回刊誌『カーカス・レビュー』で、彼女は『大草原の小さな家』に高評価を与えた。「良きアメリカ文学、そして一流の物語。個人的には、前作と同じか、それよりもっと気に入った」と評した[4]。
2012年、『School Library Journal』が発表した調査で、この小説は歴代の児童文学の中で27位にランクされた。トップ100冊に入った『小さな家』シリーズの3冊のうち2番目の順位である[7]。
2018年、米国図書館協会の児童サービス部会は、本作の中に人種差別的な表現が含まれているとして、ワイルダーの名前が付けられた「ローラ・インガルス・ワイルダー賞」から彼女の名前を外し、「児童文学遺産賞」に変更すると発表した[8]。
日本語訳
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- 1 2 "Little House on the Prairie" (first edition). Library of Congress Online Catalog (catalog.loc.gov). Retrieved 2015-09-17.
- 1 2 "Little House on the Prairie"; Newly illustrated, uniform ed. LC Online Catalog. Retrieved 2015-09-17.
- ↑ Little House on the Prairie Google Books
- 1 2 "Little House on the Prairie" (starred review). Kirkus Reviews. September 1, 1935. Retrieved 2015-10-02. Online the review header shows a recent front cover, "volume 2" and "illustrated by Garth Williams".
- ↑ History of MalariaArchived August 29, 2008, at the Wayback Machine.
- ↑ Kaye, Frances W. (2000). “Little Squatter on the Osage Diminished Reserve: Reading Laura Ingalls Wilder's Kansas Indians”. Great Plains Quarterly 20 (2): 123–140.
- ↑ Bird, Elizabeth (2012年7月7日). “Top 100 Chapter Book Poll Results”. A Fuse #8 Production. Blog. School Library Journal (blog.schoollibraryjournal.com). 2012年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月26日閲覧。
- ↑ “「大草原の小さな家」作者の名前、米文学賞から外され 人種差別で”. BBC NEWS. 2016年6月26日.
- "Little House the Laura Years Boxed Set: The Early Years Collection": Paperback – Box set, 1994. Amazon product page. Retrieved 2015-09-17
外部リンク
[編集]- Little House on the Prairie - Faded Page (Canada)
- Little House Books at HarperCollins Children's Books
- リトルハウス・クラブ LHC (100063474575449) - Facebook - ファンクラブ。翻訳家の谷口由美子などが発起人。