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大澤奈留美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 大澤奈留美 五段
名前 大澤奈留美
生年月日 (1976-05-22) 1976年5月22日(49歳)
プロ入り年 1998年
出身地 埼玉県さいたま市(旧大宮市
所属 日本棋院東京本院
師匠 菊池康郎
段位 五段
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大澤 奈留美(おおさわ なるみ、1976年5月22日[1] - )は、日本の囲碁棋士日本棋院東京本院所属。菊池康郎門下[1]

経歴

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埼玉県さいたま市(旧大宮市)出身。父は碁会所を営んでいた影響で、6歳から囲碁を学び始める。妹の大澤摩耶や上田崇史と同じ碁会所で打つ。佐藤幹雄の子供囲碁教室の入門[2]。7歳でアマ初段、9歳でアマ5段[2]、アマチュア向け秀行塾に参加。緑星囲碁学園に小学5年から通い実力をつける。10歳で初代埼玉女流アマ名人、翌年も優勝して2連覇[2]1988年8月、大宮市立蓮沼小学校6年で、第9回少年少女囲碁大会に埼玉県代表で出場し6位入賞。

1989年日本棋院院生となる。さいたま市立大砂土中学校埼玉県立大宮東高等学校[3]1997年、院生退会後、全日本女流アマ選手権に出場し優勝(のちに大澤摩耶も優勝し、姉妹で優勝は史上初)。外来として、女流特別採用試験を受け、8勝1敗で加藤啓子と並ぶも、決定戦で加藤を半目差で下し入段を決める。尚1敗は加藤に敗れたもの[4]1998年10月、テレビ東京の番組で記録係担当[2]1999年女流鶴聖戦小林泉美女流鶴聖を下し棋戦優勝。初段での棋戦優勝は日本棋院初であった。同年11月、大宮市より、夢のまち大宮大使委嘱[2]

2000年、女流鶴聖戦で青木喜久代女流名人に敗れ準優勝[5]2003年 女流鶴聖戦で梅沢由香里に勝ち優勝[6]。またこの回にて女流鶴聖戦は他棋戦と統合され終了したため、最後の女流鶴聖となった。2004年、女流鶴聖戦の後継棋戦であるJAL女流早碁祷陽子を下し、優勝。また、女流早碁もこの回を持って終了したため、最後のJAL女流となった。2006年、この年から開催された若鯉戦(非公式棋戦)で3位入賞[7]

2012年、同年度の文化庁文化交流使に指名される[8][9]2014年11月21日、一般人男性と結婚[10]

妹の摩耶も緑星囲碁学園及び日本棋院院生出身者で、全日本女流アマ選手権で優勝歴がある他、囲碁・将棋チャンネル『記憶の一局』で聞き手を務めていた。摩耶の娘で、奈留美の姪になる大須賀聖良も囲碁棋士[11][12]。叔父は埼玉県長瀞町町長の大澤芳夫[13][14]

昇段履歴

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良績

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脚注

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出典

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  1. ^ a b 2015年11月 大澤奈留美四段近況報告 プロフィール詳細”. パンダネット (2015年11月). 2025年9月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e 講師紹介 大澤奈留美”. 囲碁サロンさいたま新都心のブログ (2015年3月11日). 2025年9月20日閲覧。
  3. ^ チェス/チェス・シャンチー” (PDF). 日本オリンピック委員会. 第16回アジア競技大会. p. 118 (n.d.). 2025年9月20日閲覧。
  4. ^ 平成10年度棋士採用試験(東京)”. 日本棋院 (n.d.). 2008年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年9月20日閲覧。
  5. ^ 第22期女流鶴聖戦・決勝(日本航空・東京海上)|棋戦情報”. 日本棋院 (2000年8月18日). 2025年9月20日閲覧。
  6. ^ 第24期 女流鶴聖戦”. 日本棋院 (n.d.). 2025年9月20日閲覧。
  7. ^ 第1回 広島アルミ杯・若鯉戦”. 日本棋院 (n.d.). 2025年9月20日閲覧。
  8. ^ 【ニュースリリース】大澤奈留美四段文化庁文化交流使に指名される”. 日本棋院 (2012年7月19日). 2025年9月20日閲覧。
  9. ^ “大澤四段が文化交流使に”. 朝日新聞. (2012年7月24日). https://cdn-ssl.asahi.com/igo/topics/TKY201207240209.html 2025年9月20日閲覧。 
  10. ^ 2015年11月 大澤奈留美四段近況報告”. パンダネット (2015年11月). 2025年9月20日閲覧。
  11. ^ 令和2年度女流特別採用推薦棋士として2名が入段”. 日本棋院 (2019年10月17日). 2025年6月10日閲覧。
  12. ^ “15歳の大須賀聖良さん、囲碁棋士に”. 産経新聞. (2019年9月3日). https://www.sankei.com/article/20190903-J7MNIZZ3EJP4ZEOCQYOSOYBWAA/ 2025年6月10日閲覧。 
  13. ^ 大澤摩耶 (2012年3月23日). “ゆるキャラ”. 大沢摩耶のブログ. 2025年9月20日閲覧。
  14. ^ 町長からのメッセージ”. 長瀞町 (n.d.). 2012年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年9月20日閲覧。
  15. ^ 【昇段】水間俊文八段に、大澤奈留美五段に昇段”. 日本棋院 (2020年7月3日). 2021年11月9日閲覧。

外部リンク

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