大川寺遊園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

大川寺遊園(だいせんじゆうえん)は、かつて富山県上新川郡大山町(現・富山市)にあった、大川寺遊園地株式会社が経営していた遊園地である。

当時の写真

概要[編集]

第二次世界大戦以前から存在した大川寺公園が富山国体の馬術競技会場に決定すると、大川寺公園を遊園地化しようとする構想が持ち上がった。富山地方鉄道と大山町は設置委員会を設立して事業化を進めて大川寺遊園を完成させ、国体開催の約一月前である1958年9月7日に開園式を行った。

開園当初の遊具は子供電車、ムーンロケット、子供自動車の有料遊具、ブランコすべり台などの無料遊具により構成されていた。1961年には、運営会社となる大川寺遊園地株式会社が大山町と富山地方鉄道の出資で設立。1968年には北陸地方最大の観覧車(高さ15m)の設置[1]が行われ、ゴーカートコーヒーカップジェットコースター(途中からスパイラルコースター)、ミラーハウス、ミステリーマンションなどの遊具類の充実が図られていった。

長らく多くの客で賑わったが、レジャーの多様化や、かねてからの不況で客足が遠のき、1982年魚津市ミラージュランドが開園したこともあり、経営も困難になって1996年11月4日に閉鎖された。なお、閉鎖とともに最寄りの大川寺遊園駅の駅名から「遊園」の名が外されている。

入場料[編集]

開園当初は、入場無料であったが、1965年より大人80円、子供50円の入場料金を徴収した(ただし町民は無料)。その後、段階的に値上げが行われ、1990年時点の入場料金は、大人520円、子供260円であった。

アクセス[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 大山の歴史編集委員会編『大山の歴史』大山,1990年刊,p.613