大島てる
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都品川区南品川5丁目11-28[1] |
| 設立 | 1837年(創業年) |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 法人番号 | 4010701015837 |
| 事業内容 | 事故物件の公示、無能経営者の住所の公示、使い捨ての違法看板の撤去[2]、落選運動[2] |
| 代表者 | 代表取締役会長 大島学 |
| 外部リンク | http://www.oshimaland.co.jp/ |
大島てる(おおしまてる)は、事故物件の情報提供サイトを運営する企業およびサイト名。
概要[編集]
1837年(天保8年)創業(ただし創業時は不動産とは無関係の事業を営んでいた)。現会長の先々代から不動産関連の事業に進出した。「大島てる」という社名はこの先々代の名前から取っている。事故物件情報サイト「大島てる」の開設は2005年(平成17年)である[3]。
サイト内の事故物件の定義としては、殺人事件、自殺、火災などの事件・事故で死亡者の出た物件としており、対象となる物件(宿泊施設を含む)の住所や部屋番号、元入居者の死因を公開している[4]。
活動当初は対象地域を東京都内および近郊に設定していたが、現在は日本全国及び海外の一部まで広げている[5]。
情報を無料公開しており、収益源としてはサイト内広告やユーザー投稿物件を除いたサイト内公開情報の一覧表販売などがある。
株式会社大島てるの関連会社として大島ぬい事務所があり、船舶の売買を行っている(海事代理士でもある株式会社大島てる会長が兼務)。なお「大島ぬい」とは株式会社大島てるの創業者の名前からきている[3]。
活動の手法[編集]
常勤社員は情報発信を担うIT専門職と情報収集を担う営業職により運営され、常設の事務所はなく、多数の協力者やボランティアに支えられている[3]。
情報収集の手法としては、他殺の場合は新聞などのメディアで事件情報を収集し、裁判を傍聴し起訴状の公訴事実により住所などを特定し、現地での聴きこみにより裏付けをとる。自殺の場合は調査が難しいことから、サイト利用者など外部からの情報提供により独自取材を行なっている[6]。
会長のプロフィール[編集]
会長の大島学は、1978年生まれ[7]。大島の友人を名乗る者からは「東京大学法学部を卒業し、宇多田ヒカルも行ったニューヨークにあるコロンビア大学という超一流大学の大学院にも行き」と紹介されているが[8]、大島当人によると、学歴に関するこの記述は偽であり、「嘘や冗談ではなく、勘違い・誤記をしているのだと思います」という[9]。Facebookによると、大島の最終学歴は Columbia University in the City of New York(コロンビア大学の正式名称)中退である[10]。
部屋で死体遺棄事件があったと「大島てる」に掲載された横浜市内のマンション地権者から「掲載内容は事実無根で名誉毀損にあたる」と横浜地方裁判所に民事提訴され、ウェブサイトからの当該情報の削除や謝罪広告などを求められたこともあるが、被告は代理人弁護士を付けない「本人訴訟」で勝訴した[11][12]。判決確定後、原告のマンション地権者から「50万円払うから、情報を削除してくれ」と要求されたが「内容が誤っているという指摘であれば、もちろん訂正するが、それ以外には応じない」との理由で断った[2]。
事業内容の一つに「落選運動」を掲げていたが、「一応そう書いているだけです。仕事として成り立っているわけではない」と説明し、この業務は休止すると発言した[13]。
脚注[編集]
- ^ 平成22年(ワ)第1336号 損害賠償等請求事件 判決文
- ^ a b c 森史之助 (2012, p. 68)
- ^ a b c 古田雄介 (2010年12月21日). “まるで不動産版ウィキリークス!「大島てる」の正体は?”. ASCII.jp (東京都千代田区富士見1丁目8番19号 角川第3本社ビル: アスキー・メディアワークス)
- ^ “自殺や他殺などがあった物件マップがすごい! 都内は事故物件だらけ!”. ガジェット通信 (東京都渋谷区代々木2-16-1宮坂甲斐路ビル5F: 東京産業新聞社). (2009年9月21日)
- ^ “恐がりは、読まない方が 「大島てる」”. ミラノはミラノ (2012年11月1日). 2015年11月16日閲覧。[要検証 ]
- ^ 佐藤裕一 (2009年10月25日). “不動産の事故物件情報サイト「大島てる」運営者に聞く”. My News Japan (東京都新宿区新宿1丁目9番4号)
- ^ 森史之助 (2012, p. 62)
- ^ 橘康仁 (2010年12月22日). “ユニークな友人・大島学”. 喪われた和音を求めて〜プロデューサー日記〜. 2010年12月22日閲覧。
- ^ 森史之助 (2012, pp. 69-70)
- ^ 大島てる - Facebook
- ^ 大島てる 平成23年4月12日 横浜地方裁判所平成22年(ワ)第1336号損害賠償等請求事件判決確定 大島てるが勝訴しました
- ^ 森史之助 (2012, p. 67)
- ^ 森史之助 (2012, pp. 68-69)
参考文献[編集]
- 森史之助 『事故物件に住んでみた!』 彩図社、2012年1月31日。全国書誌番号:22043661。ASIN B008AGLOKQ(Kindle版)。ISBN 978-4883928347。OCLC 774271918。ASIN 4883928349。
関連項目[編集]
- 都市再生機構 - 事故物件を特別募集住宅という名称で販売。