大威徳寺

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大威徳寺
Dai-itoku-ji Kishiwada Osaka pref08s3.jpg
多宝塔(重要文化財)
所在地 〒596-0114
大阪府岸和田市大沢町1187番地
位置 北緯34度22分16.1秒
東経135度26分55.0秒
座標: 北緯34度22分16.1秒 東経135度26分55.0秒
山号 牛滝山
宗派 天台宗
本尊 大威徳明王
開基 伝・役行者
正式名 牛滝山 大威徳寺
別称 牛滝寺
札所等 和泉霊場第75番
文化財 多宝塔(重要文化財)
境内(府指定名勝)
法人番号 2120105005954
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本堂
鐘楼
多宝塔

大威徳寺(だいいとくじ)は、大阪府岸和田市大沢町[1]にある天台宗の寺院。紅葉の名所として名高い牛滝山の山中に位置する。室町時代建立の多宝塔は重要文化財に指定されている。

概要[編集]

修験道の開祖役行者(役小角)が牛滝山に開いたと伝承される山岳寺院で、古来、葛城修験道の霊場として尊崇を集めてきた。

寺号は、比叡山の学僧であった恵亮が、境内にある「三の滝」での修行中にの中から牛に乗った大威徳明王が現れたのを見、その姿を彫って本尊として祀ったことが由来とされる(大威徳明王像は通例、水牛の背に騎乗した姿で造像される)。

空海も当山で修行をし、多宝塔などを建立したと伝える。多宝塔は室町時代に再建された後、戦国時代の兵火を潜り抜けて、現在に伝わっている。近世までは真言宗と天台宗の兼学寺院であった。かつては多くの子院を有し、真言系の本坊と、恵亮の流れを汲む天台系の穀屋坊との間で開基をめぐる争いもあったが、明治45年(1912年)に至り本坊も天台宗となった。

境内[編集]

  • 本堂
  • 多宝塔 – 室町時代建立。高さ13メートル、本瓦葺。初層壁板に永正12年(1515年)の墨書が発見され、その頃の建立と推定される。国の重要文化財
  • 大師堂 – 江戸時代初頭、元和年間(1615年 – 24年)の建立
  • 鐘楼 – 江戸時代前期、天和元年(1681年)建立
  • 回遊式庭園
  • 一の滝 – 落差10mの直瀑
  • 二の滝 – 落差5mの直瀑
  • 三の滝 – 落差10mの直瀑
  • 錦流の滝 – 落差7.8mの直瀑
  • 葛城二十八宿 第十番経塚

文化財[編集]

重要文化財
  • 多宝塔
大阪府指定名勝
  • 境内
岸和田市指定天然記念物

参考文献[編集]

  • 『日本歴史地名大系 大阪府の地名』、平凡社、1986、p.1453

利用情報[編集]

  • 開門時間 – 8:00から17:00まで
  • 祭事 – 牛滝山もみじまつり(11月下旬)

交通[編集]

  • 南海本線 岸和田駅から南海ウイングバス「牛滝山行き」に乗車し約50分、終点「牛滝山」下車すぐ
  • 南海本線 岸和田駅(福祉センター前)から無料送迎バス(日曜祝祭日運休)で45分、「いやよかの郷」下車、徒歩5分
  • JR阪和線 久米田駅から無料送迎バス(日曜祝祭日運休)で35分、「いやよかの郷」下車、徒歩5分

脚注[編集]

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  1. ^ 和泉国和泉郡牛滝荘(のち吉見藩大沢村山滝村大字大沢

外部リンク[編集]