鏡は横にひび割れて

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鏡は横にひび割れて』(かがみはよこにひびわれて、原題:The Mirror Crack'd from Side to Side)は、1962年に刊行されたアガサ・クリスティ推理小説マープルシリーズの長編第8作目にあたる。 本作の題名は、アルフレッド・テニスンの詩『シャロット姫』 (en:The Lady of Shalott) を由来としている。

あらすじ[編集]

新興住宅の建設が進むセント・メアリ・ミード村に、アメリカから女優が引っ越してきた。 女優が新しい我が家で開いたパーティーの最中に、招待客が変死する事件が発生した。

登場人物[編集]

ジェーン・マープル
セント・メアリ・ミード村に住む探偵好きな独身の老婦人。
ドリー・バントリー
バントリー大佐の妻。ジェーンの親友。ゴシントン・ホールの元の持ち主。
ミス・ナイト
ジェーンの付き添いの婦人。
チェリー・ベイカー
マープル宅のメイド。
ジム・ベイカー
チェリーの夫。
マリーナ・グレッグ
アメリカの映画女優。ゴシントン・ホールを購入。
ジェースン(ジンクス)・ラッド
映画監督。マリーナの夫。
エラ・ジーリンスキー
ジェースンの秘書。
ヘイリー・プレストン
ジェースンの助手
ヘザー・バドコック
セント・メアリー・ミードの住人。野戦病院協会幹事。
アーサー・バドコック
ヘザーの夫。
マーゴット・ベンス
女流写真家。
ローラ・ブルースター
映画女優。
アードウィック・フェン
マリーナの友達。
グラディス・ディクスン
食堂アルバイト。チェリーの友人。
ジュゼッペ
ゴシントン・ホールの召使頭。
モーリス・ギルクリスト
マリーナの主治医。
ドナルド・マックニール
新聞記者。
フランク・コーニッシュ
警部。
ダーモット・クラドック
スコットランドヤードの主任警部。
ウィリアム・ティドラー
部長刑事。クラドックの部下。

映像化[編集]

映画[編集]

テレビドラマ[編集]

イギリスのテレビドラマ[編集]

日本のテレビドラマ(2007年)[編集]

2007年1月9日日本テレビ系列火曜ドラマゴールド」にて『大女優殺人事件』のタイトルで放送。主演は岸惠子

日本のテレビドラマ(2018年)[編集]

アガサ・クリスティ
二夜連続ドラマスペシャル

大女優殺人事件〜鏡は横にひび割れて〜
ジャンル テレビドラマ
原作 アガサ・クリスティ
脚本 長坂秀佳
監督 和泉聖治
出演者 沢村一樹
財前直見
津川雅彦
古谷一行
黒木瞳
製作
プロデューサー 五十嵐文郎(チーフ、テレビ朝日)
内山聖子(ゼネラル、テレビ朝日)
藤本一彦(テレビ朝日)
山形亮介(角川大映スタジオ)
制作 テレビ朝日
放送
音声形式 ステレオ放送
放送国・地域 日本の旗 日本
放送期間 2018年3月25日
放送時間 日曜 21:00 - 23:10
放送分 130分
回数 1
公式サイト

特記事項:
一部地域除き、20:54 - 21:00に『今夜のドラマスペシャル』も別途放送。
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2018年3月25日21時 - 23時10分にテレビ朝日系にて『アガサ・クリスティ 二夜連続ドラマスペシャル 大女優殺人事件〜鏡は横にひび割れて〜』のタイトルで放送された。主演は相国寺竜也警部役の沢村一樹[1]。ミス・マープルに相当する人物は登場しない。

2017年3月に同局系列にて前後編が二夜連続で放送された『二夜連続ドラマスペシャル アガサ・クリスティ そして誰もいなくなった』で「探偵役」だった、警視庁捜査一課の相国寺警部を主人公に据え、現代の日本を舞台とした翻案版。『そして誰もいなくなった』に引き続き、長坂秀佳と和泉聖治がそれぞれ脚本と監督を手掛けている。

劇中では感染症の病名が「ジキ熱」(ジカ熱をもじったもの)となった。

キャスト(2018年)[編集]
警視庁捜査一課・特別捜査係[編集]
相国寺竜也(しょうこくじ りゅうや)
演 - 沢村一樹
警部。警視庁捜査一課の特別捜査係を率いて捜査に臨む。
多々良伴平(たたら ばんぺい)
演 - 荒川良々
兵隊島で起こった事件の際は相国寺の指揮の下、所轄である八丈島東署の警部補として捜査に当たったが、本作では異動によって本庁勤務となり相国寺の直属の部下となる。
岬笛子(みさき ふえこ)
演 - 水沢エレナ[2]
相国寺の直属の部下。
“神の館”のパーティー参加者[編集]
朝風沙霧(あさかぜ さぎり)
演 - 財前直見[3]
女優。まど香との間には過去に男性を巡るトラブルがあったため、ライバル女優と呼ばれている。
谷口小雨(たにぐち こさめ)
演 - 川口春奈(幼少期:林眞子[4] / 少女期:生沼佳恋[5]
報道カメラマン。まど香の復帰に際し、密着取材を許され、最初の殺人事件が起きたパーティーの会場にもいた。
神ノ小路凛(かんのこうじ りん)
演 - 平岩紙
第一の被害者。公記の妻(再婚)。まど香のカクテルを飲んだ直後に死亡。「神の館」の前の持ち主。話好きで、まど香の大ファン。
松田松虫(まつだ まつむし)
演 - 磯村勇斗[6](幼少期:宇野蓮人 / 少年期:大西利空[7]
海堂付きスタッフ。海堂作品の大ファン。
朱田〆子(あかだ しめこ)
演 - 西尾まり
第二の被害者。海堂の秘書を15年間務める。アレルギー持ちで、薬を吸引した直後に死亡。
院殿寿郎(いんでん としろう)
演 - 長谷川朝晴
第三の被害者。「神の館」執事。何者かに「神の館」の2階から突き落とされ、死亡。
間場壮介(あいば そうすけ)
演 - 粟島瑞丸[8]
「スポーツ毎朝」記者。
荒巻勘輔(あらまき かんすけ)
演 - 片桐竜次
まど香の主治医。
段原平臣(だんばら ひらおみ)
演 - 津川雅彦
芸能プロダクション社長。沙霧とは「パパ」と呼ばれるほど懇意にしている。
神ノ小路公記(かんのこうじ こうき)
演 - 中原丈雄
不動産グループCEO(凛の夫で婿養子)。「神の館」の前の持ち主。
海堂粲(かいどう あきら)
演 - 古谷一行
映画監督(まど香の夫)。彼女の復帰作の監督を務める。
綵まど香(いろどり まどか)
演 - 黒木瞳[9]
女優。本名は「野中けい子」。体調を崩して休業していたが、夫が監督を務める作品で18年ぶりに復帰する。
復帰を記念して開かれたパーティーで最初の殺人事件が起きる。
南調布警察署[編集]
城森貢(じょうもり みつぐ)
演 - 猪野学
南調布署 刑事。
徳丸家忠(とくまる いえただ)
演 - 鼓太郎
南調布署 刑事。
飯崎敏八(いいざき としはち)
演 - 永倉大輔
鑑識員。
堀部安治(ほりべ やすはる)
演 - 中薗光博
南調布署 刑事。
軽鴨兵庫(かるがも ひょうご)
演 - 八嶋智人
南調布署 刑事(階級は警部)。
明智才子(あけち さいこ)
演 - 村井麻友美
南調布署 刑事。
八十島鉄男(やそじま てつお)
演 - 深月信之介[10]
南調布署 刑事。
その他[編集]
熊谷丈吉(くまがい じょうきち)
演 - 相島一之
「神の館」庭師。
花景日向(はなかげ ひなた)
演 - 福田成美(幼少期:吉原悠莉[11] / 少女期:星優南
劇中のニュースキャスター。
佐々木
演 - 真田幹也[12]
映画スタッフ。
その他
西村秀人佐藤まり石原身知子藤倉みのり宇賀神亮介 ほか
スタッフ(2018年)[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ アガサクリスティ2作品が二夜連続放送!天海祐希は“和製ミス・マープル”、沢村一樹は相国寺警部に”. ザテレビジョン (2018年2月1日). 2018年4月15日閲覧。
  2. ^ “水沢エレナ、高さ約 8メートルの壁登る スタント初挑戦”. ORICON NEWS. (2018年3月13日). https://www.oricon.co.jp/news/2107417/full/ 2018年4月15日閲覧。 
  3. ^ アガサ・クリスティ作品で黒木瞳がエリザベス・テイラーが演じていた役柄を熱演!”. ザテレビジョン (2018年2月24日). 2019年5月17日閲覧。
  4. ^ 林眞子 テレビ朝日「アガサ・クリスティ二夜連続ドラマスペシャル 大女優殺人事件〜鏡は横にひび割れて〜」出演 - ギュラ・キッズ 2018年3月21日
  5. ^ 生沼佳恋 テレビ朝日「アガサ・クリスティ二夜連続ドラマスペシャル 大女優殺人事件〜鏡は横にひび割れて〜」出演 - ギュラ・キッズ 2018年3月21日
  6. ^ 磯村勇斗、殺人事件の容疑者役に挑む 沢村一樹と共演”. モデルプレス (2018年3月22日). 2018年4月15日閲覧。
  7. ^ テアトルアカデミー - Twitter 2018年3月25日
  8. ^ プロフィール - 研音
  9. ^ “黒木瞳、沢村一樹と初共演 エリザベス・テイラーも演じた“名女優”役”. ORICON NEWS. (2018年2月24日). https://www.oricon.co.jp/news/2106351/full/ 2018年4月15日閲覧。 
  10. ^ 深月信之介 - Twitter 2018年3月21日
  11. ^ 吉原悠莉 テレビ朝日「アガサ・クリスティ二夜連続ドラマスペシャル 大女優殺人事件〜鏡は横にひび割れて〜」出演 - ギュラ・キッズ 2018年3月21日
  12. ^ 真田幹也 - Twitter 2018年3月19日

外部リンク[編集]