大和町 (横浜市)

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大和町
山手駅
山手駅
大和町の位置(横浜市内)
大和町
大和町
大和町の位置
大和町の位置(神奈川県内)
大和町
大和町
大和町の位置
北緯35度25分42.5秒 東経139度38分47.5秒 / 北緯35.428472度 東経139.646528度 / 35.428472; 139.646528
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Kanagawa Prefecture.svg 神奈川県
市町村 Flag of Yokohama, Kanagawa.svg 横浜市
中区
面積
 • 合計 0.069km2
人口
2017年(平成29年)12月31日現在)[2]
 • 合計 1,187人
 • 密度 17,000/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
231-0846[3]
市外局番 045 (横浜MA)[4]
ナンバープレート 横浜

大和町(やまとちょう)は神奈川県横浜市中区町名[5]。現行行政地名は大和町1丁目及び大和町2丁目(字丁目)で、住居表示未実施[6]郵便番号は231-0846[3]。面積は0.069km2[1]

地理[編集]

中区の中部に位置し、北東-南西に細長い町域を持つ。東から南にかけて立野、西は鷺山竹之丸、北は麦田町に接する。本牧通りに接する北側は1丁目、JR根岸線山手駅のある南側が2丁目となる[5]。本牧通りから山手駅への約600mの南行き一方通行の直線道路と、その東側に北行き一方通行のカーブが続く道が並行し、直線道路には商店街が形成されている。商店街北寄りの銭湯「いなり湯」では天然温泉ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉)を使用している[7]。商店街では2000年代前半より焼鳥屋が増えている[8]。横浜大和郵便局は、北行き一方通行道路沿いにある。交通機関は、山手駅、本牧通りの大和町バス停のほか山手駅前から港の見える丘公園経由桜木町駅行きと本牧循環の市営バスが運行されており、大和町1丁目と大和町2丁目のバス停が設置されている。

歴史[編集]

古くは久良岐郡根岸村の一部で、1901年明治34年)に横浜市に編入。1912年大正元年)に本牧通りに横浜市電が開通した際に、後述の大和屋シャツ店の屋号を採って停留所名が「大和町」と名付けられた。これが町名の由来となる。1928年昭和3年)に、大和町が横浜市中区根岸町字立野、鷺山、竹之丸の各一部から新設された。1933年に根岸町の一部を編入。1964年に国鉄根岸線が開通し、町の南部に山手駅が開設された[9]

射撃訓練場[編集]

1865年慶応元年)に、川沿いの水田だったところを幕府が借り上げ、イギリス軍に射撃訓練場として貸与した。この射撃場は、1871年(明治4年)頃より日本軍や他国の軍隊も使用するようになり、陸上競技場スケートリンクも併設された。1887年(明治20年)頃には日本国の所有となり、その後は県が管理となった[10]

1876年関内弁天通に日本初のワイシャツ専門店「大和屋シャツ店」を創業した石川清右衛門は、1910年(明治43年)9月には射撃場跡地の払い下げを受け、工場や自らの住まい、従業員の住宅などを建て、一帯を開発した。1923年関東大震災では軽微な被害にとどまったものの、1945年5月29日の横浜大空襲では大和町の工場・住宅や弁天通の本店は灰燼に帰した。清右衛門の長男で後継者の正七は、大和町の土地を売却した資金で、東京の京橋で再興を果たした[11]

世帯数と人口[編集]

2017年(平成29年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
大和町1丁目 367世帯 571人
大和町2丁目 387世帯 616人
754世帯 1,187人

小・中学校の学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[12]

丁目 番地 小学校 中学校
大和町1丁目 全域 横浜市立立野小学校 横浜市立仲尾台中学校
大和町2丁目 全域

施設[編集]

  • 横浜大和郵便局

関連項目[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ a b 横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2016年3月31日). 2018年1月24日閲覧。
  2. ^ a b 横浜の人口 - 登録者数(市・区・町・外国人) - 町丁別世帯と男女別人口”. 横浜市 (2017年12月31日). 2018年1月24日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月23日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月23日閲覧。
  5. ^ a b 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』p1020
  6. ^ 横浜市中区の町名一覧(横浜市役所) (PDF) 2016年10月23日閲覧
  7. ^ いなり湯(山手地区商店街連合会)
  8. ^ 山手駅前の大和町商店街に焼鳥屋が多いのはなぜ?”. はまれぽ (2013年3月24日). 2016年11月14日閲覧。
  9. ^ 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』p.898-899
  10. ^ かつて中区大和町に巨大な射撃訓練場が存在していた!?”. はまれぽ (2013年4月8日). 2016年11月14日閲覧。
  11. ^ 大和屋シャツ店の歴史
  12. ^ 小中学校等通学区域”. 横浜市 (2017年11月15日). 2018年1月24日閲覧。

参考文献[編集]

  • 角川日本地名大辞典 14 神奈川県』角川書店、1984年6月8日。
  • 横浜市市民局総務部住居表示課『横浜の町名』、1996年12月。
  • 『県別マップル14 神奈川県道路地図』昭文社、2016年、第6版、18,20。ISBN 978-4-398-62683-7