大列車作戦

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大列車作戦
The Train
The Train (1964 film) trailer 1.jpg
監督 ジョン・フランケンハイマー
脚本 フランクリン・コーエン
フランク・デイヴィス
原作 ローズ・ヴァラン
Le front de l'art
製作 ジュールス・ブリッケン
出演者 バート・ランカスター
ポール・スコフィールド
ジャンヌ・モロー
音楽 モーリス・ジャール
撮影 ジャン・トゥルニエ
ヴァルター・ヴォティッツ
編集 デイヴィッド・ブレザートン
製作会社 Les Productions Artists Associés
配給 アメリカ合衆国の旗 United Artists
日本の旗 ユナイテッド・アーティスツ
公開 アメリカ合衆国の旗 1965年3月7日
日本の旗 1964年12月17日
上映時間 133分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $5,800,000[1]
興行収入 アメリカ合衆国の旗 $6,800,000[1]
配給収入 日本の旗 2億4160万円[2]
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大列車作戦』(だいれっしゃさくせん、原題:The Train)は、1964年制作のアメリカ合衆国戦争映画

ナチス・ドイツによるフランス占領当時のジュ・ド・ポーム国立美術館の館長ローズ・ヴァランのノンフィクション「美術戦線」(僅か3ページの記述)を原作に、フランスの製作者ジュールス・ブリッケンが ジョン・フランケンハイマー監督、バート・ランカスター主演で映画化。クランクイン1963年8月上旬、クランクアップ1964年3月末。

あらすじ[編集]

1944年8月、第二次世界大戦末期、占領下フランスパリジュ・ド・ポーム美術館では依然としてゴーギャンルノワールゴッホマネピカソドガミロセザンヌマチスブラックスーラユトリロといった名だたる芸術家の名画が展示されていた。これらはいわゆる退廃芸術の一部であったものの、美術品愛好家のドイツ将校ヴァルトハイム大佐の取り計らいによって燃やされることもなく保護されていたのである。しかし、連合国軍が迫り、パリ解放間近と噂される中、ヴァルトハイム大佐はついにこれらの美術品を略奪し、列車によってドイツ本国へと運び出そうとする。

美術館長のヴィラール女史はこれを阻止すべく、対独抵抗運動に接触し、操車係長のラビッシュをはじめとするフランス国鉄鉄道員らにサボタージュ作戦の展開を依頼する。長らく抵抗運動の一員として活動し、多くの仲間を失ってきたラビッシュは「たかが絵」のために命を投げ出すことに懐疑的だったが、これら芸術品が「フランスの誇り」であると語る仲間に説得され、ヴィラールに協力することを決めたのだった。

一方、ドイツ軍司令部では既に撤退の準備が進められており、司令官フォン・ルービッツ将軍は「たかが絵」のために貴重な列車を割り当てることはできないと考えていたが、美術品に異様な執着を見せるヴァルトハイムに言いくるめられて列車を1両割り当てることを認めた。やがて戦況悪化の中でこの決定も取り消されたが、ヴァルトハイムは命令を無視し、独断で列車を出発させた。

そして、ラビッシュたちは機関車のエンジンに細工をしたり、列車を脱線させるなど、美術品輸送列車を遅延させようと様々な工作を展開していくが、サボタージュに感づいたヴァルトハイムの報復によって抵抗運動のメンバーは一人また一人と倒れていく。

キャスト[編集]

役名 俳優 日本語吹替
NET版1 NET版2
ポール・ラビッシュ バート・ランカスター 久松保夫
フランツ・フォン・ヴァルトハイム大佐 ポール・スコフィールド 池田忠夫
クリスティーヌ ジャンヌ・モロー 楠侑子 中西妙子
ヴィラール女史 シュザンヌ・フロン 寺島信子
ブール機関士 ミシェル・シモン 細井重之 金井大
ヘーレン少佐 ヴォルフガング・プライス 千葉耕市 小林修
ディドン アルベール・レミー 内海賢二
ペスケ シャルル・ミロ 富田耕生
フォン・ルービッツ将軍 リヒャルト・ムンシュ
駅長ジャック ジャック・マラン
スピネット ポール・ボニファ
シュミット ジャン・ブシャール
シュヴァルツ ドナル・オブライエン
オクターヴ ジャン=ピエール・ゾラ
ピルツァー アート・ブラウス
将校 ジャン=クロード・ベルコ
ディートリヒ ハワード・ヴェルノン
解説 淀川長治 増田貴光
初回放送 1970年4月5日
21:00-23:26
日曜洋画劇場
1973年
11月3日10日
土曜映画劇場
  • NET版2は前後編に分けての放送。

脚注[編集]

  1. ^ a b "The Train, Box Office Information." The Numbers. Retrieved: January 22, 2013.
  2. ^ 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)221頁

外部リンク[編集]