大企業病

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大企業病(だいきぎょうびょう)とは、主に大企業で見られる非効率的な企業体質のことである。

組織が大きくなることにより経営者と従業員の意思疎通が不十分となり、結果として、組織内部に官僚主義セクショナリズム事なかれ主義、縦割り主義などが蔓延し、組織の非活性をもたらす。社員は不要な仕事を作り出し、細分化された仕事をこなすようになる傾向がある。

日本の大企業においては分社化とアウトソーシング、グループ会社同士の社員の派遣などが流行し、余剰資金のプールが多いが、売り上げに見越した利益を追従するまでには行かず資金が枯渇してくる企業が多い。財務諸表を見ても実質的な利益を株主は追従できなくなっているのが日本企業特有の問題でもある。また、欧米と異なり、日本の労働基準法による解雇制限があることから社員をすぐさま解雇できないという特有の事情もある。

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