大ノ濱勝治

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大ノ濵 勝治(おおのはま かつじ、1909年9月20日 - 1979年1月1日[1])は、現在の千葉県銚子市出身で立浪部屋に所属した大相撲力士。本名は若山 勝治。167cm、107kg。最高位は東前頭4枚目[2]

経歴[編集]

1927年1月初土俵、1932年1月十両昇進、1932年2月新入幕(春秋園事件の余波)したが、1933年5月に廃業した。もろ差しからの速攻を磨き、幕下時代には6戦全勝の優勝同点も記録した。春秋園事件の影響で幕内に上がったが、地力が伴わず4場所とも勝ち越せなかった。廃業後は千葉県内で鮮魚店を営み、巡業の勧進元を務めた[2]

成績[編集]

  • 幕内4場所13勝27敗
  • 通算9場所27勝41敗
  • 序二段優勝1回

改名[編集]

改名歴なし [3]

出典[編集]

  1. ^ 京須利敏・水野尚文『令和三年版 大相撲力士名鑑』(共同通信社) 75頁
  2. ^ a b ベースボールマガジン社『大相撲名門列伝シリーズ(4) 立浪部屋』p25
  3. ^ 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709