夢のつづき (清水玲子)

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夢のつづき』(ゆめのつづき)は、清水玲子による日本漫画作品。1988年に、白泉社の『LaLa』4月号にて、読み切り掲載された。

また、同作を表題作とする漫画短編集。

あらすじ[編集]

舞台は21世紀。大金持ちのお嬢様アイリは、今まで欲しいものをすべて手に入れてきた。そんな彼女が次に欲したのは、生きた人間のヒュー・マーティ。従順な使用人の高見に2人で暮らす星へとマーティを連れて来させた。クローンを用意してまで手に入れたマーティにその想いは受け入れてもらえなかったが、そんなことは歯牙にもかけず、マーティの心を手に入れようとした。マーティのために持て余すお金を惜しみなく出すが、彼の心は婚約者ローザにしか向いていなかった。

登場人物[編集]

アイリ
16歳。お金持ちのお嬢様。今は亡き父親に10歳のときに買ってもらった星で、高見と2人っきりで過ごす。マーティのファンで、外見だけのクローンマーティと本物のマーティを入れ替え、誘拐した。マーティが逃げ出さないよう、エアポートに高電圧バリアを仕掛けている。ロボットのマーティは嫌だが、クローン人間ならば問題ないご様子。個人的才能が親から受け継がれているように、お金を持っている家庭に生まれたことを才能だと考えている。
ヒュー・マーティ
22歳。全銀河に20億人のファンを持つロックスター。アイリに気に入られ、アイリの星に連れて来られた。星から逃げ出そうとするが、バリアが仕掛けられていたため、出来なかった。婚約者ローズに危険が及んだため、命の危険を冒してまで星から逃げ出そうとした。
ティセ・高見(ティセ・たかみ)
19歳。8歳のときに、妹のセシリアの治療費を賄うために、50年の契約でアイリ直属の使用人になり、アイリのどんな理不尽なわがままもすべて聞き入れる。アイリのわがままを聞き入れた結果、セシリアの死に目に会えなかったが、死ぬまで続いたセシリアからの手紙が途絶えないよう、月に一度セシリア名義で自分宛に手紙を送っている。星の女王様であるアイリの環境を良いとは思っておらず、いつかは壊すべきだと考えていた。
ローザ・サシェ
26歳。マーティの恋人で、マネージャー。婚約発表を前に、恋人マーティが事故に遭う。アイリによって、一時誘拐事件に巻き込まれる。

収録本[編集]

同時収録[編集]

『夢のつづき』

『22XX』(文庫版)