夜想曲第9番 (ショパン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

夜想曲第9番ロ長調 作品32-1は、フレデリック・ショパン1837年に作曲したピアノのための夜想曲変イ長調の次作と共にカミーユ・ド・ビルリング男爵夫人に献呈された。

構成[編集]

冒頭部分

ロ長調Andante sostenuto、4/4拍子

曲調は地味ではあるが、ショパンらしい夢見るような楽想が次々と変化していく。楽想の切れ目ごとにフェルマータによって歩みを止め、印象的である。

作品の最大の特徴はレチタティーヴォ風のコーダであろう。曲の流れは不協和音によって突如せき止められ、激しく高揚した後、同主短調に転じロ短調に終止する。 なお、ピカルディの三度を使って再びロ長調に帰って終止する版もある。

全体的に演奏はやさしく、ショパン作品の入門編としてとりあげられる。

この曲が使われた作品など[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]

外部リンク[編集]