夜想曲第5番 (ショパン)

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夜想曲第5番嬰ヘ長調 作品15-2は、フレデリック・ショパン1830年から1831年に作曲したピアノのための夜想曲で、1833年に出版した作品15の第2曲である。

非常に晴れやかな作品で、中間部も嬰ハ長調であることから聴衆受けもよく、演奏会でも比較的頻繁に取り上げられる作品である。

構成[編集]

冒頭部分

嬰ヘ長調三部形式、4分の2拍子Larghetto

弱起嬰イの開始。アルペッジョをふんだんに使用して流動感を演出している。半音階下降進行の装飾音などピアノの持つ能力を自在に取り入れている。

中間部分

Doppio movimentoの中間部では作者お得意の「2倍の速さ」。嬰ハ長調の5連符の上に付点リズムという常識を破る構成で主題部と対照をつけている。活気もあり、中間部を短調とする構成(夜想曲第10番)より成功している。最後には嫋々とした主和音のアルペジョで落ち着いた締めくくりをしている。

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