多賀SLパーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
多賀SLパーク跡のD51 1149
(ナンバープレートはD51 999)

多賀SLパーク(たがSLパーク)は、かつて滋賀県犬上郡多賀町敏満寺にあったSLホテルである。

概要[編集]

当時の全国的なSLホテル開業ブームに乗り、多賀ハイウェイパークレストランの宿泊施設として1976年(昭和51年)11月3日に開業。近江鉄道多賀線多賀大社前駅に近い場所に立地していた。D51形蒸気機関車(D51 1149)[1]B寝台客車3両(スハネ16 2082・2606・2619)を設置し、客車を宿泊施設として使用した。客車は、それぞれ「丸山」「さくら」「はやぶさ」と命名。「丸山」は、車内の寝台を全部撤去し、敷きの和室に改造されていた。車両の搬入は8月に行われ彦根駅から近江鉄道の電気機関車が牽引して多賀駅(現・多賀大社前駅)まで輸送された。オープンに際して近江鉄道が発行した記念乗車券には、その様子の写真があしらわれていた。

1980年代にレストランの廃業に伴い閉鎖された。その後は同じ敷地にあったレストラン共々そのまま放置されていたが、客車は1995年(平成7年)12月に解体された。現在は機関車のみ現存しているが、荒廃している。

現在、多賀町が跡地を活用を模索しており、D511149号機を復活させようと検討しているが修理費がかかり、実現には難しい模様である。

周辺[編集]

国道307号(近江グリーンロード)沿いにあり、国道を挟んだ南側に青龍山がある。北側には赤坂公園および高宮池がある。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ ただし、ナンバープレートには「D51 999」と表記されている。

関連項目[編集]

座標: 北緯35度13分3.8秒 東経136度17分18.8秒