多死社会
ナビゲーションに移動
検索に移動
多死社会(たししゃかい)とは、高齢化社会の次に訪れるであろうと想定されている社会の形態であり、人口の大部分を占めている高齢者が平均寿命などといった死亡する可能性の高い年齢に達すると共に死亡していき人口が減少していくであろうという時期。[1]
2038年頃が多死社会の中でも特に事態が著しい時期であると予想されており、その頃に出生率が向上していない、あるいは現状よりも下がっているならば日本の人口減少が激しく、毎年国内の大都市の人口に相当するだけの人口減少が起こっているだろうと計算されている[2]。
総務省統計局の人口推計によると、2011年を境に人口が急激に減少していることが確認出来る。
また、年齢階級別においては、0~14歳人口および15~64歳人口は減少し、65歳以上人口は若干の増加傾向にある。
また多死社会では火葬場の不足が懸念されている。[3]