塙治夫

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塙 治夫(はなわ はるお、1931年 - 2016年4月7日[1] )は、元外交官のアラブ文学翻訳家。

茨城県生まれ。1952年茨城大学政経学部を中退[2]外務省に入り、カイロアラビア語の研修を受けアラブ七カ国に駐在、のちエジプトのノーベル文学賞作家となるナギーブ・マフフーズの作品などを翻訳する。「カイロ3部作」の翻訳により、2015年にアラブ首長国連邦のシェイク・ザーイド・ブック・アワードの翻訳賞を受賞した。

著書[編集]

  • 『嵐の中の中近東』アルプス、1970

翻訳[編集]

  • ナジーブ・マフフーズ「狂気の独白」『現代アラブ文学選』野間宏編 創樹社 1974
  • ナギーブ・マフフーズ『渡り鳥と秋』アジア経済研究所 1976
  • 『アラブ・ジョーク集』牟田口義郎編著 実業之日本社 1978
  • ナギーブ・マフフーズ『バイナル・カスライン』現代アラブ小説全集 河出書房新社 1978-1979
  • アブー・ヌワース『アラブ飲酒詩選』岩波文庫、1988
  • 『ナギーブ・マフフーズ短編集 エジプト人文豪の作品より』近代文芸社 2004
  • ナギーブ・マフフーズ『シェヘラザードの憂愁 アラビアン・ナイト後日譚』河出書房新社 2009
  • ナギーブ・マフフーズ『張り出し窓の街 「カイロ三部作 1」』国書刊行会 2011
  • ナギーブ・マフフーズ『欲望の裏通り 「カイロ三部作 2」』国書刊行会 2012
  • ナギーブ・マフフーズ『夜明け 「カイロ三部作 3」』国書刊行会 2012
  • 『はじめてのやまのぼり』美智子文 武田和子画 アフマド ムハンマド ファトヒ ムスタファ訳 アラビア語監修

脚注[編集]

  1. ^ “翻訳家の塙治夫・元駐オマーン大使が死去”. 産経新聞. (2016年4月13日). http://www.sankei.com/life/news/160413/lif1604130030-n1.html 2016年4月14日閲覧。 
  2. ^ 「読売新聞」1987年12月11日、カタール大使着任の記事