埼玉政財界人チャリティ歌謡祭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
埼玉政財界人チャリティ歌謡祭
Japanese Omiya Sonic City.jpg
番組の公開収録が行われる大宮ソニックシティ
ジャンル 音楽番組/特別番組
演出 制作協力:U-net
技術協力:TAP
出演者 堀尾正明荒木優里(司会者)
岡宏&クリアトーンズ・オーケストラ(演奏)他
放送
放送局テレビ埼玉
音声形式ステレオ放送(2002年以降)
放送国・地域日本の旗 日本 Flag of Saitama Prefecture.svg 埼玉県
放送期間1992年 - 現在
放送時間毎年1月1日19:00 - 21:30
放送分150分
回数29回
テンプレートを表示

埼玉政財界人チャリティ歌謡祭(さいたませいざいかいじんチャリティかようさい)は、テレ玉で放送される日本テレビ番組

概要[編集]

1992年2月1日に第1回を放送[1]。企画の発案自体は埼玉の地元財界側からで、当時のカラオケブームもあり、知事や自治体にも話を持ち込み、政財界の長が普段の仕事から離れて一堂に会して歌謡祭をやれないかということが発端となった[1]。翌1993年から毎年1月1日にゴールデンタイムで2時間半(2016年までは3時間)放送されるようになった(約1週間後に再放送あり)。収録は前年11月下旬または12月初旬に行なわれる。埼玉県知事・県内市町村長・県議会議長・県内有力企業の社長や重役といった埼玉政財界を代表する要人、例年20人強が、大宮ソニックシティ大ホール(第10回より[1][注釈 1])を舞台に自慢の喉を披露する。バックバンドは第1回より岡宏率いるクリアトーンズ・オーケストラが務める[1]

(ゲスト歌手を除けば)本職の歌手ではない、政財界の要職にある「素人」が派手な衣装を身にまとい、生バンドをバックに独自の演出を交えながら歌を披露し、会場は出場者の支持者や社員の応援で賑わうという内容の濃さから、放送される度にネット上での反響が大きく[2][3]、ネット上では「埼玉の奇祭」とも呼ばれ[4]、2017年にはTwitter上で番組のハッシュタグがトレンドの1位を獲得したこともある[2]。この影響により、2019年開催の第28回は、dTVチャンネルでも急遽放送された。

このチャリティ歌謡祭は、埼玉県が制定した「埼玉県文化振興基金」の趣旨に沿って、第1回から同基金に収益の全額を寄付している。寄付した累計額は、来場者や出演者の募金と実行委員会の拠出金を合わせて約2,800万円(2019年現在)[5]

2021年新型コロナウイルスの感染拡大で開催延期となった。これにより、放送予定日だった同年1月1日は、1992年の第1回から2020年の第29回までの名場面を振り返る『埼玉政財界人チャリティ歌謡祭 29年間の出演者すべて見せます!スペシャル』(19時 - 21時30分、再放送:同年1月10日19時 - 21時30分)を放送。約30年にわたり埼玉県の政財界を担ってきた人々の歌声を総集編として紹介するとともに、トップリーダー達から未来へのメッセージが発せられるとしている。また、収益金は埼玉政財界人チャリティ歌謡祭実行委員会より、従来の「埼玉県文化振興基金」に加え、新たに「新型コロナウイルス感染症対策推進基金」に寄付される[6][7]

2022年より、第30回として再開される予定だが、大宮ソニックシティが改修工事中でホールが使用できない[8]ことから、テレビ埼玉第1スタジオでの収録となり、同社でのスタジオ収録は、開始当初以来のこととなる。なお、収益金は開催延期となった2021年に続いて、埼玉政財界人チャリティ歌謡祭実行委員会より、「埼玉県文化振興基金」及び「新型コロナウイルス感染症対策推進基金」に寄付される[9]

司会者[編集]

出演者[編集]

埼玉県知事や県内の市町村長、埼玉県議会議長、埼玉りそな銀行東京ガスなどの埼玉県内に本社・支社を置く企業(番組スポンサーも兼ねている)の社長・会長・支社長など埼玉県を代表する政財界人が多数出演する[4]。ゲストは女優と毎年演歌歌手から各1名を迎えている。2019年の埼玉県知事選挙の際には、ネット上では選挙について「奇祭の予選会」というジョークが飛び交い[12]、この選挙で当選した大野元裕は選挙期間中、ツイッターで「#埼玉政財界人チャリティ歌謡祭」「#埼玉政財界人チャリティ歌謡祭予選」のハッシュタグを付け、「大野を出場させてください!」とアピールしていた[13]

特別ゲスト
ゲスト歌手

その他過去のゲストとして、冠二郎貴華しおり香田晋島津亜矢新沼謙治島倉千代子八代亜紀森光子小林旭長山藍子堀内孝雄水森かおり熊谷真実細川たかし千昌夫等が出演していた[1]

埼玉財界からの出演者としては、清水志摩子さいたま市の結婚式場『清水園』社長)が唯一、第1回から全ての回に出場しており、2021年の振り返り特番にも出演し記録を継続中である[1]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 開始当初はテレビ埼玉の第1スタジオにて開催。第3回の浦和市民会館から各種ホールでの開催となり、埼玉会館大ホール、所沢市くすのきホール熊谷会館春日部市民文化会館川口リリア大宮市民会館を経て、第10回より現在の大宮ソニックシティ大ホールでの固定開催となった。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j “埼玉の奇祭”はなぜ生まれたのか…『埼玉政財界人チャリティ歌謡祭』テレ玉社長が語る29年の歴史と舞台裏 - マイナビニュース・2020年12月30日
  2. ^ a b 2017年も『埼玉政財界人チャリティ歌謡祭』元旦放送! 『Twitter』でもトレンド一位に”. ガジェット通信. 東京産業新聞社 (2017年1月2日). 2021年1月2日閲覧。
  3. ^ これが埼玉の本気だ! テレ玉の正月番組「埼玉政財界人チャリティ歌謡祭」が謎すぎて目が離せない”. ねとらぼ. ITmedia (2015年12月30日). 2021年1月2日閲覧。
  4. ^ a b ““埼玉の奇祭”元日恒例「埼玉政財界人チャリティ歌謡祭」始まる”. スポーツ報知. (2020年1月1日). https://hochi.news/articles/20200101-OHT1T50110.html 2021年1月2日閲覧。 
  5. ^ 埼玉政財界人チャリティ歌謡祭実行委員会からの寄附に対し感謝状を贈呈します -埼玉県文化振興基金- - 埼玉県・2013年2月18日
  6. ^ “『埼玉政財界人チャリティ歌謡祭』コロナで開催延期 総集編放送へ”. マイナビニュース. (2020年10月8日). https://news.mynavi.jp/article/20201008-1385285/ 2020年10月8日閲覧。 
  7. ^ “2021年元日はチャリティ歌謡祭名場面集を放送! 「埼玉政財界人チャリティ歌謡祭 29年間の出演者すべて見せます!スペシャル」” (プレスリリース), テレビ埼玉, (2020年12月10日), https://www.teletama.jp/newsrelease/pdf/20121401.pdf 2021年1月1日閲覧。 
  8. ^ ホール棟大規模改修に伴う休館のご案内 - 大宮ソニックシティ・2020年5月3日
  9. ^ “県内政財界の代表からエール「歌で埼玉を元気に」 「第30回埼玉政財界人チャリティ歌謡祭」” (プレスリリース), テレビ埼玉, (2021年11月4日), https://www.teletama.jp/newsrelease/pdf/21110402.pdf 2021年11月4日閲覧。 
  10. ^ 亀井薫 (2008年12月30日). “3年連続です!”. VoiceWorksブログ. ボイスワークス. 2013年2月16日閲覧。
  11. ^ 二階堂絵美 (2012年12月28日). “今年もありがとうございました☆2012”. 二階堂絵美のブログ☆速く歩くより楽しく歩く☆. 2013年2月16日閲覧。
  12. ^ 埼玉知事、「轍」を熱唱 テレビ番組に出演日本経済新聞 2020年1月6日 2020年8月1日閲覧)
  13. ^ oonomotohiroのツイート(1159639622667739137)

関連項目[編集]