坂田銀時

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坂田 銀時(さかた ぎんとき)は、空知英秋作の漫画銀魂』に登場する架空の人物であり、同作品の主人公。アニメ版の声優は杉田智和、幼少期は矢口アサミ、性転換篇の女性変身時(坂田銀子)は戸松遥

プロフィール[編集]

人物[編集]

万事屋銀ちゃんよろずや銀ちゃん)」という何でも屋を営んでいる侍。普段は死んだ魚の様な気の抜けた目をしているマイペースかつ向上心ゼロの怠け者だが、決める所はビシッと決める男。かつては攘夷戦争に参加し、「白夜叉」の異名を取る程の伝説的な活躍をした。「○○かコノヤロー」が口癖。

容姿[編集]

赤目・天然パーマの銀髪が特徴。服装はズンボラ星人の学校指定ジャージの上に着流しを羽織り、靴はブーツという変わった出で立ちである。

竜宮篇で老化した時は、背の低い入れ歯の老人になった。かぶき町野良猫篇で猫になった時は天然パーマの様に毛が立った白い毛の猫になった。天人の造り出したウイルスによって性別が反転してしまったこともある。

性格[編集]

基本的に無気力かつだらしなく適当で、普段から余計かつ卑猥な言動・オヤジギャグを放つ上に金に汚く、極端に図々しい一面も持つ[2]。何でも屋としての仕事も大抵は適当にこなして依頼料だけをもらう事しか考えていない。ただし記憶は無くともやってしまった事に対して責任を取る甲斐性はあり、それであやめなどの人物と腐れ縁に近い関係が続いている。ドSであり、沖田と組んで土方を弄ることもあり、その際には「ドSコンビ」と言われている。またサディスティックな本性を自ら露呈することもあり、意外と打たれ弱い一面も持つ。またアニメ版では『SKET DANCE』の初期オープニングがAKB48だったことに嫉妬している様子も見られる。

一応仕事に徹している人間像に対し憧れがある。何か大きな出来事にぶつかるとその理想像になりきろうとする節があるが、すぐに無理が出てきて元に戻ってしまう。一般常識が無いらしく当たり前の知識は踏まえていないが、変な所でマニアックでありどうでもいい事はよく知っている。

連載初期はボケを連発していたが、彼以上のボケ役(主に神楽・キャサリン・桂・沖田・近藤・坂本・あやめ・九兵衛・東城・小銭形など)が周りに増え始めたため、ツッコミ役となることも多くなった。嫌なことはすぐ忘れるタイプで、そうでなくても何度か他人の名前を間違えたり忘れたりする事があるが、自分が間違えられると本気で怒る。土方・全蔵など対戦経験のある人物であっても「多串くん」など適当な名前で覚えているフリをし、相手を怒らせる原因となる(本人曰く男の顔を覚えるのは得意じゃない)。しかし万斉・似蔵の事を覚えているなど必ずしも忘れているわけではない。

勝負事において自分なりの武士道(ルール)を持ち、これを護ることに強いこだわりを持つ。自分が大切に思う物を守ろうとする時は普段の怠惰ぶりを感じさせない。物語の展開上様々なトラブルに巻き込まれることが多いが、巻き込んだ相手が誰であろうと己の信念に従い自ら巻き込まれにいくケースも稀にある。表面的にはさりげなく嫌われ役になる様な偽悪的な言動が多いが、内心は正義感が人一倍強く、情に厚く仲間思いであり、仲間を救うためならどこであろうと駆け付け、多勢に無勢の状況でも臆せず立ち向かう。

このように大きな事件やもめごとの際にきちんと事態解決に奔走することもあって周りからは慕われており、、有事の際は彼のために多くの仲間が駆けつける。信頼からくる広く深い人脈は、坂田金時になり変わられたり魂が土方十四郎と入れ替わった際には、そのまま万事屋を強力な組織へと生まれ変わらせた。攘夷志士「白夜叉」として活躍していたこともあってか、ある種のカリスマ性も持ち合わせており、特に悪党に対するそれは絶大で、冤罪で刑務所に入れられた際は刑務所の帝王になったり、銀行強盗の人質に取られた際は口で丸め込んで(土方以外の)全員を解放するように持って行った。

戦闘技術[編集]

剣術の技倆は非常に高く、木刀であらゆる物を両断・粉砕し銃弾をも叩き落とすなど、優れた瞬発力・強靭なパワーを持つ。えいりあんなどの猛獣をも圧倒し、敏木斉・万斉らの強敵などとも互角以上に渡り合う程に戦闘能力も極めて高い。紅桜編の桂と共闘した場面では薙刀・短剣を敵の天人から奪って使用した。生命力は異常なまでに強く、瀕死の重傷を負ったまま戦い続けても生き延びたことが多数ある。紅桜編・四天王編の終盤の乱戦でそれが窺え、極めて高い運動神経も併せ持つ。加えて戦闘勘も非常に鋭いため、戦闘時においては頭のキレが冴える。幼少期に師匠の吉田松陽に剣の稽古を付けられているが、実態は型の無い「斬り覚え」の喧嘩殺法に近く、敏木斎によると我流らしい。また万斉からは剣のリズムが読めないと言われた。その強さは「宇宙最強」と称される星海坊主にも一目置かれ、常に強者を求める神威に「獲物」として定められた程である。それでも一線から退いたため平常時は攘夷戦争当時と比較するとかなり腕が鈍っている様子で、強さにはややムラがあり、特に桂・お登勢など大事な人に危害が加わり熱くなりすぎて、似蔵・次郎長に圧倒された事もある。

敵に容赦はしないが、進んで殺すわけではない[3]。それゆえに普段は木刀で戦うが、非常時であれば真剣を使用して戦うこともある。他には薙刀・クナイ・バズーカなどを使用しており、基本的には我流ゆえ何でも出来るらしい。他の少年漫画と見比べても自身が「地味」であることを理解しており、アニメで『SKET DANCE』とのコラボ回において「必殺技の一つくらい作っておくべきだった」と新八・神楽にぼやいている事が判明した。

呼び名[編集]

通称は基本的には「銀さん」「銀ちゃん」などであるが、「旦那」「万事屋」など様々である。女装した場合はパー子と名乗り、ツインテールの巨乳になる。一人称は基本的に「俺」だが、たまに「僕」「てめー」「銀さん」と称する。基本的に着ている服は毎回変わらないのだが、同じ物を4着持っていて、使い回しをしている[4]。パジャマ・防寒具はいくつか持っている。

名前のモデルは金太郎こと坂田金時だが、「金時」と呼ぶと激怒する。これはタイトル恐ろしい事になり、「ジャンプが回収騒ぎになる」(アニメでは「番組表に載せられなくなる」)からだという[5]

趣味・嗜好[編集]

甘い物を定期的に摂らないとイライラする程の甘党で、血糖値糖尿病寸前の域まで達している。ファミレスに行くと必ずパフェを頼み、ご飯に餡子一缶丸ごと乗せた物を「宇治銀時丼」と称している。時々「カルシウムさえ摂れれば人生は大抵うまくいく」と豪語するが、当の本人はいちご牛乳・コーヒー牛乳などの甘い乳飲料しか飲めない。も好きだがあまり強くない様で、自動販売機の中・道路でよく吐いている。

愛読書は『週刊少年ジャンプ』で、毎週発売日にほぼ欠かさず購入している。ジャンプ歴は20年。一番好きな漫画は「ギン肉マン」。「聖侍星矢」の技について全蔵と討論した事もあるなど、掲載漫画に関する知識は豊富である。「ギンタマン」はあまり好きではない様だが、それでも一応目を通している。買った物はある程度たまってから一気に新八が捨てている。絵はかなりの下手糞だが、本人には自覚は一切無い。

怪奇現象の類が極度の苦手で、幽霊の存在を頑なに認めようとしないが、霊感が相当強く、複数の霊を憑依させて意識を支配される事無く操る事が出来る。また歯医者も大の苦手である。

ゲームも昔遊んでいた様で、ファミコンから流行中のゲームまで知識は豊富である。好きなゲームはドラクエで、『5』が特にお気に入り。『3』より『5』の方が名作だと信じている。『ドラクエ5』の作内での花嫁はビアンカにしている模様。

パチンコなどの賭け事も好きで昼間から打っていることもある。ほとんどの場合負け続けて文無しになるが、ごく稀に大勝ちする。

ナース・痴漢物のアダルトビデオを長谷川からよく借りている様だが、従業員である新八・神楽が未成年である事を配慮して、絶対に成人雑誌などを万事屋内に所持しない様にしている。

音楽は基本的に聴かず、CMの歌を口ずさんでる程度である。千の風になってなどの有名な歌もうろ覚えで歌った程である。

交友関係[編集]

万事屋という仕事柄、善人・悪人問わず様々な人間と関わる機会が多く、非常に広い交友関係を持っている。普段のだらしなさゆえに新八・神楽のみならず、かぶき町の人々にも憎まれ口を叩かれているが、人を引き寄せる不思議な魅力があり親しまれている。

特に新八・神楽は「坂田さんファミリー[6]」「坂田家の食卓[7]」と発言するなど、現在では一つの家族の様な関係である。新八には侍として憧憬を抱かれており、神楽の事は時に親子の様なやり取りを見せ、非常に可愛がっている。真選組・長谷川とは「腐れ縁」の様な間柄となっており、土方からはライバル的存在として見られ、沖田・山崎など他の隊士からは「旦那」と呼ばれ素直に慕われている。しかしバラガキ篇にて自らが攘夷志士であった事を土方の前で明かし、山崎に攘夷浪士と接触していないか見張られている。長谷川とは馬が合い、共にパチンコ・キャバクラで遊びふける事が多い。また長谷川のバイト先に顔を出し、新八・神楽と共にアルバイトを手伝う事も多いが、大抵の場合は妨害にしかならず、その度彼は貴重な仕事を失う羽目にあっている。

かつての盟友である桂・坂本・高杉らとは終戦後交流が途絶えていた様だが、それぞれの形で再会を果たす。桂とは彼からの攘夷活動への勧誘は断り続けているものの、再会後も桂が(厄介ごとをもって)万事屋を訪れたり、一緒に様々な事件に巻き込まれたり、何かと行動を共にすることも多い。理解不能のボケを連発する桂を基本的にはぞんざいに扱っているが、彼を殺したという似蔵に対して本気の怒りを見せたり、有事の際には共に戦ったりと信頼しあっている。桂と共に幼馴染で、現在はひたすら破壊の道を突き進む高杉とは紅桜篇を経て袂を分かった。坂本とは宇宙旅行の際に再会するが、名前を間違えられたりその後家を破壊されたりと、彼の天然ボケっぷりに突っ込みの嵐を浴びせているが、作中の言動からそれなりに信頼している模様。

お天気キャスターである結野アナに関してはフィギュアを持っていたり彼女のお天気予報を毎回チェックしたりする程の大ファンで、彼女が結婚していた時期にはその報道を聞いて日めくりカレンダーをめくり続けて現実逃避する程までに落ち込んだり、一番不倫したい芸能人として名前を挙げたりしていた。そのため結野アナが万事屋にやってきた際には舞い上がり、彼女の兄を「お兄さん」「おにいたま」などと呼ぶなど積極的にアピールしていた。

女遊びは好きらしく、キャバクラ・スナック通いなど頻繁にしている模様だが、友人から男女の関係に至る事はほとんど無い(新八・近藤の推測では爛れた恋愛しかしていない)。女性に対する配慮は壊滅的で、口説くのは「原始人並み」に下手。女性の扱い・恋愛に関しては新八からは近藤と並んで反面教師扱いされている。しかし本人にはその自覚は無く、自分がモテない原因は自身の天然パーマにあるとしている。一方であやめからは「求愛」と称し迫られたりストーカーまでされ迷惑がっているが、本人曰く積極的な女性は嫌いとの事。ただし何かと呼び出して利用する事もある[8]。また一見恋愛経験は無きに等しい様に見えるが、自分に良く似た赤ん坊である橋田勘七郎が置き去りにされていたのを発見した際には本気で激しく動揺を見せており、この事からも「思い当たる節の様な事」はあった様で、後の坂本の話によると、過去に高杉と遊女を取り合ったことがあるらしい。

また冤罪で刑務所に入れられた際知り合った、囚人と共に漫画家「悪路木夢砕」としてデビューを狙っているが、主に銀時のせいでうまくいっていない。

来歴[編集]

吉田松陽と出会う前の幼少時は周囲に肉親縁者と呼べる者はおらず、埋葬されずに放置された死体の所有物をはぎ取りながらたった一人で生活していた。松陽に拾われる際に渡された刀の行方も分かっていない。松陽に拾われてからは桂・高杉らと共に寺子屋に通い、彼の教えを受けた。当時から天然パーマ・死んだ魚の様な気の抜けた目をしているという現在とほとんど変わらない風貌で、不真面目かつ寝てばかりだった。実の親にあたる人物は出て来ておらず、家族構成なども不明である。八郎の母が現れた時に本人曰く家族はいないらしい。

寛政の大獄の折、幕府に捕縛された松陽を救出すべく、桂・高杉らと共に攘夷戦争に参加した(坂本と知り合ったのはこの頃)。戦争では敵味方双方から「白夜叉」[9]と呼ばれ恐れられる程の活躍を見せたが、その戦いで多くの仲間を失った事・松陽が処刑された事から終戦直後に突如姿を消したとされてきた。

しかし「将軍暗殺篇」での回想で、当の松陽を斬首したのは銀時(白夜叉)自身であった事が明らかになる。天照院奈落に仲間共々捕縛され、松陽か仲間(桂・高杉)どちらか一方を選ぶよう迫られた銀時は松陽の首を斬り、仲間の命を救う事を選択した。その後の経緯は不明だが、攘夷志士狩りから逃れるため潜伏生活をしていた模様。しかし保身のためにかつての仲間・自分の娘までも一橋派に差し出して粛清に協力していた攘夷志士を幕府役人の前で制し、志士の娘(後の池田朝右衛門)の身の安全と引き換えに自ら幕府に捕縛される。拷問の末に処刑されそうになるが、首斬り役人の先代池田夜右衛門によって逃がされ、それ以後は攘夷活動から退いている。その後放浪中にお登勢の夫・辰五郎の墓に供えてあった饅頭を食べた事でお登勢に強い恩を感じ、「旦那の代わりにあんたを守ってやる」と言って彼女が経営するスナックの2階を間借りして万事屋稼業を始めた。

新八・神楽を雇い定春を飼うより以前、金丸・池沢・古橋の3人を雇っていたが、女と関係を持った金丸達を川に落として万事屋メンバーはいなくなり、また銀時だけで万事屋の営業を始めた。

高杉とは攘夷戦争以前からの盟友だったものの、平賀源外の事件などで対立し、紅桜事件を期に完全なる決裂を示す。以後鬼兵隊と対立する様になり、将軍暗殺篇で影武者を襲撃しようとする高杉と忍の里・伊賀にて直接対決を果たす。

バラガキ篇の際に自身が白夜叉である事を真選組に明かしているが、その後放置されている。

3年Z組銀八先生[編集]

題名通り3年Z(ずぃー)組の教師「坂田銀八さかた ぎんぱち)」として登場。担当教科は現国。白衣を着てネクタイはきちんと締めておらず眼鏡をかけ、タバコ(アニメでは煙の出るレロレロキャンディー[10])をくわえている事が多い。本人曰く「レロレロキャンディーはもの凄くレロレロすると煙が出る」との事。実際にアニメの銀八先生ではキャンディーを口から出し、生徒に見せていた。ここでも言動は原作と変わらないが、生徒達には信頼されている。職員室の自分の机の周りに読み終わったジャンプを捨てずに置いてある。また「銀魂」が表紙の時は二冊購入する事があるらしい。校長のハタには全く気持ちの伝わらない敬語を使用している。しかも校長室で爪を切ったり、バスタブを持ってきたり、こたつに入ってモンハンをするなど、あまりに非常識なのも原作と変化は無い。本人は万事屋ではないからという理由で戦闘は避けたがるが、本編と同様に腕っ節は強く、不意打ちとはいえ拳銃を持った三人組の強盗をサンダルのみで一方的に倒す程である。アニメのアバンでは『NARUTO』のネタにおける写輪眼が盗まれた事件において近藤のケツ毛の話になった時は万華鏡写輪眼のネタとして「ケツ毛鏡写輪眼」と発言してしまっている。

名前のモデルは『3年B組金八先生』の坂本金八。

ゲーム[編集]

銀時vs土方!? かぶき町銀玉大争奪戦!!』では彼の鼻糞から生まれたクローンが敵として登場。ただし不完全な出来であるため、着物の色・肌の色が若干黒くなっている。

銀さんと一緒! ボクのかぶき町日記』では主役の座をゲームオリジナルキャラクターの空に取られているのを若干悔やんでいる節があるが、万事屋の一員として彼を認めており、空が襲われた時も彼を守っている。

銀玉くえすと 銀さんが転職したり世界を救ったり』ではパー子・教師・真選組・宇宙海賊などの他に、上記のクローン銀時にも転職可能。また読者からの応募を元にした「パフェ銀時」という職も存在する。

金魂[編集]

原作・アニメのパロディでの銀時は「坂田金時」という名前の謎のプー太郎であり、同じホストの最強のケツアゴを持つ志村新八を仲間に持ち、中国系マフィアの女ボスである美女・神楽をパトロンに迎えたホスト。髪の毛の色は金髪だが、天然パーマは変わらず。新八のモノローグでは金色夜叉と呼ばれていた。

アイテム[編集]

木刀
越後屋デパートで売られている木刀
銀時が常時腰に差している“洞爺湖”と彫られている木刀。「辺境の星にある金剛樹という樹齢1万年の大木から作られた妖刀・星砕ようとう・ほしくだき)の由来を持ち、真剣を上回る強度・硬度を誇り、それを捜し求めて刀狩りを行う者までいた」とされている。しかし近藤との決闘の際に銀時は普通にヤスリで削っていた。実は通信販売で入手可能という代物であり、銀時も通信販売店で購入している。値段は原作では明かされていないが、アニメでは11760円と中々高額である。リサイクルショップ「地球防衛基地」の店主によると「紛い物」。「洞爺湖」と彫られた柄の部分は、自由に名前を彫れるという通販会社のサービスによる物である。
銀時はミステリアスな雰囲気にしたいため、他人には「若い時に修学旅行で行った洞爺湖にいた仙人に貰った」「修学旅行で浮かれて買ったやつ」などと伝えている(ただし神楽・長谷川にはバラしてしまった)。カレーをこぼして臭いが取れなくなったのを理由に買い換えた事もあるが、その際カレーをこぼした木刀は神楽に折られている。またメイド型カラクリとの対決の時に源外の手で改造が施された事があるが、柄の部分を押すと先端から醤油が出る(アニメのたまクエスト編では木刀代わりの爪楊枝型の武器からダシ醤油が出る様になっている)様になっただけで、実戦に向いた改造ではなかった。
現実の洞爺湖町洞爺湖温泉の「越後屋デパート」という土産物店では、この「銀魂」効果で木刀が1日に最高50本売れる程の人気商品になり(好きな言葉を柄に彫ってくれるサービスもちゃんとある)[11]第34回主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)が開催された際には洞爺湖町を訪れた外国人も多数購入している。
原付
銀時が移動手段に使用するスクーター(原動機付き自転車)。車種はベスパ。後輪カバーに「銀」という彫り物がある。壊れるたびに源外に修理してもらっているが、修理費を払わない事もある。銀時が風邪で休業中に神楽が銀時の代理で乗り回した際には、駐停車に失敗して自損事故を起こしている。
一度源外の改造によってロケットブースター・飛行機能が追加されたり、修理代を踏み倒されない様にボタン一つで後輪が外れる細工を施された事がある。ただし飛行機能を使用すると莫大なエネルギーを消費するため、約10秒後(アニメでは1分後)に空中で大爆発した。原作第四訓ではキャサリンに乗り逃げされた事がある。作中で銀時が普通自動車免許を取得している描写がある。またアニメでは二度ほど事故を起こして大破させた事があった[12]
洞爺湖(仙人)
声:飛田展男
誕生日:10月8日、身長:167cm、体重:54kg。
原作百五十訓・アニメ第89話で銀時達に必殺技「モモパーンッ!」(単なるローキック)を伝授すべく登場した木刀の仙人。実際は神楽が『BLEACH』の単行本8巻(アニメでは週刊少年ジャンプ)を読んでいる最中に眠った時の夢の産物である。額に「洞」の文字が刻まれている。サングラスをどこで購入したかは不明。その風貌とは裏腹に生活は中高生並み。両親もおり、母・阿寒湖(声:斉藤貴美子)にも顎鬚が生えている。父・屈斜路湖(声:小室正幸)の転勤の多さゆえ友達作りは苦手。必殺技はジャンボリックマグナム。仙人中学校を卒業している。アニメ版では「ズバリ」が口癖。
約3年ぶりの2度目の登場では、アニメ終了を「最大の危機」と言いながら、ゲーム発売とスポンサー獲得・それがいかにてっとり早く素晴らしいコンテンツかなどを説明し、いかに必殺技が重要かを商業的観点から勧めた。だが実際は必殺技ではなく、携帯電話会社スポンサーに獲得するためのダンスをメインキャラクター達が躍るだけだった。
BLEACH』の主人公・黒崎一護が持っている斬魄刀「斬月」のパロディ。同作品内で「斬魂刀コンテスト」(使用武器人気ランキング)が行われた際、別作品ながら洞爺湖にも票が入っている(『BLEACH』の作者である久保帯人は困惑していた)。
『3年Z組銀八先生』では医者としてフェニックスに登場。銀魂高校に健康診断にやってきたが銀八に下着泥棒と間違われて追いかけられ、月詠に投げ飛ばされて気絶させられた挙句、事態を隠ぺいしようとした彼らに掃除道具入れに閉じ込められた。

その他[編集]

  • ジャンプフェスタ2005では『BLEACH』の黒崎一護の死覇装を着た事があった。この衣装を着た彼関連のグッズは通販で買える。
  • 主人公だけあって全キャラクターの中でも人気が高く、過去3回行われた人気投票全てで1位を獲得している。
  • 2010年度の『結婚したいアニメキャラランキング』内の「花ムコにしたいキャラ」部門で第1位に選ばれ、年代別ランキングでも全世代で1位に選ばれるという快挙であった。
  • 2010年3月20日発売のシアターカルチャーマガジン「T.」では、アニメキャラクターとしては同雑誌史上初の表紙(裏面)を飾るという快挙を果たした(この時の表の表紙は『劇場版のだめカンタービレ最終楽章』に出演していた俳優・玉木宏であった)。
  • アニメージュ主催の第32回(2009年)アニメグランプリ男性キャラクター部門で第1位に輝いた。これは週刊少年ジャンプのアニメ作品の主人公としては『シティーハンター』の冴羽以来であり、他部門が『けいおん!』関連で占めた中での快挙であった。

脚注[編集]

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  1. ^ 単行本4巻66ページ(質問コーナー)より。
  2. ^ 新八・神楽に「俺にお年玉をくれ」とワガママを言った事もある。
  3. ^ 自身の命を狙った中村京次郎をかばったり、土方との決闘では彼の刀を折って決着とするなど。一方で春雨であれば切り倒す事も全く厭わず、伊東鴨太郎の殺害を真選組に勧めるなど危険人物の殺害を認めている。次郎長にお登勢が殺されかけた時には彼を殺す勢いで斬り掛かった。
  4. ^ 公式キャラクターブック「銀ちゃんねる!」書き下ろし漫画より。
  5. ^ しかし金魂篇で金時に作品を乗っ取られた際に、原作・アニメ共にタイトルとして載せられている。
  6. ^ 第二十訓より。
  7. ^ 第百九訓より。
  8. ^ アルバイト中のあやめの邪魔をして忍者修行に付き合わせたり、キャバクラ接待・合コンの数合わせに参加させたりと、ぞんざいな扱いをしている。
  9. ^ 桂は「その男(銀時)、銀色の髪に血を浴び、戦場を駆る姿はまさしく夜叉」と語っている。
  10. ^ DVD特典映像「鍋は人生の縮図である」にて担当声優の杉田がアドリブでレロレロキャンディーと言ったのをスタッフが採用したと発言している。
  11. ^ 室蘭民報ニュース 「洞爺湖」刻んだ木刀、洞爺湖温泉の土産物店で人気
  12. ^ 第67話『走り続けてこそ人生』・第224話『青と赤のエクスタシー』

関連項目[編集]