土岐南多治見インターチェンジ
| 土岐南多治見インターチェンジ | |
|---|---|
|
| |
| 所属路線 | C3 東海環状自動車道 |
| IC番号 | 7 |
| 料金所番号 | 01-186[1] |
| 本線標識の表記 | 土岐南 多治見 |
| 起点からの距離 | 36.9 km(豊田東JCT起点) |
|
◄せと品野IC (10.9 km) (2.9 km) 土岐JCT► | |
| 接続する一般道 | 岐阜県道382号土岐南多治見インター線 |
| 供用開始日 | 2005年(平成17年)3月19日[2][3] |
| 通行台数 | 7,780台/日(2023年)[4] |
| 所在地 |
〒509-5122 岐阜県土岐市土岐津町土岐口 |
土岐南多治見インターチェンジ(ときみなみたじみインターチェンジ)は、岐阜県土岐市土岐津町土岐口にある東海環状自動車道のインターチェンジである。
2005年(平成17年)3月19日、東海環状自動車道の東回り区間開通に伴い供用開始[5]。2025年(令和7年)4月8日10時よりETC専用料金所に変更されたため、ETC車載器を搭載していない車両は利用できなくなった[6]。
歴史
[編集]- 2005年(平成17年)3月19日 - 東海環状自動車道の豊田東JCT - 美濃関JCT間の開通に伴い供用開始[2][3]。
- 2025年(令和7年)4月8日 - 10時から料金所がETC専用になる[6]。
周辺
[編集]- 土岐プラズマリサーチパーク
- 土岐プレミアム・アウトレット[7][8][9][10]
- テラスゲート土岐[9][10]
- イオンモール土岐[7][9][10][11]
- 道の駅土岐美濃焼街道
- 土岐市立陶磁器試験場
- 山神温泉
- 土岐市役所
- 土岐市文化プラザ
- 土岐市立総合病院
- 岐阜県立土岐商業高等学校
- 岐阜県立土岐紅陵高等学校
- 土岐市立土岐津中学校
- 土岐市立土岐津小学校
接続する道路
[編集]- 直接接続
- 間接接続
料金所
[編集]- ブース数:6
標準的なレーン運用であり、メンテナンス等により実際のレーン運用とは異なる場合がある(2025年4月8日現在)[12]。
入口
[編集]- ブース数:2
- ETC / サポート : 1
- ETC専用 : 1
出口
[編集]- ブース数:4
- 閉鎖:1
- ETC専用:2
- サポート:1
IC名を巡る騒動
[編集]設置場所は土岐市土岐津町土岐口で、多治見市の市境から3.5 km離れており、計画当初から「土岐南IC」という仮称であった。市民にも浸透していたこともあり、日本道路公団中部支社より土岐市に2004年(平成16年)4月6日に正式に土岐南ICとすると打診があり土岐市も承諾した[13]。
しかし、土岐市・多治見市などを含む東濃西部三市一町では合併計画があった(2004年1月に合併計画は破綻)ため、ICの名称はその新市名にする思いがあった多治見市と多治見市政財界は「東濃のランドマークは多治見」であると主張。2004年6月に多治見市が土岐市に「土岐多治見IC」とするよう要望したが、市民感情やこれまでの経緯を踏まえた土岐市側はそれを受け入れなかった[13]。
そこで多治見市側は、岐阜県知事(当時)の梶原拓に直談判し、2004年9月の岐阜県議会で取り上げてもらい、岐阜県と東濃西部三市一町で会議が開かれた。岐阜県は「土岐多治見」とする案を、土岐市は仮称の「土岐南」を提示した[14][15]。東海環状自動車道の事業が始まってから生じた道路用地や残土処理の問題に協力してきた土岐市の猛反発があったが、岐阜県は土岐市以外からの反発がないことなどから「土岐南多治見」とする折衝案を日本道路公団に通告し[注 1]、最終的に公団は2004年11月26日に名称を「土岐南多治見」と発表した[13]。
高速道路情報、道路情報板では簡略して「土岐南」と表示されている。当初、一般道における当インターチェンジへの案内板表示はほかのインターチェンジと異なり、「土岐南多治見」というインターチェンジ名称が記述されず「東海環状道」という路線名称だけであった[要出典]。現在も、インターチェンジ入口のみに「土岐南多治見」と記述された案内板表示(冒頭の画像参照)があるだけである。
隣
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 議会での議論と同時期に岐阜県と土岐市に日本道路公団から送付された名称を「土岐南IC」とする照会状に対し、県は名称を「土岐多治見IC」とするよう異論を唱えていたが、その後、県は公団からの照会状に対し、名称を「土岐南多治見IC」とするよう2度目の回答を行っていた。
出典
[編集]- ^ “中部・北陸のETC利用可能料金所と料金所番号”. NEXCO東日本. 2025年4月22日閲覧。
- ^ a b 『広報とき 2005.3.1』土岐市役所、2005年3月1日、2頁。2022年10月26日閲覧。
- ^ a b “東海環状自動車道の概要”. 岐阜県県土整備部道路建設課 (2025年4月11日). 2025年4月22日閲覧。
- ^ 『2023年(令和5年版)土岐市統計書』土岐市、2025年3月、85頁。
- ^ 『東海環状自動車道と伊勢湾岸自動車道の開通について』(プレスリリース)日本道路公団中部支社、2005年1月26日。オリジナルの2005年2月9日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b 『2025年春から15料金所がETC専用料金所になります 〜ETC専用料金所では、ETC車でのご利用をお願いします〜』(プレスリリース)中日本高速道路株式会社、2025年2月3日。2025年4月8日閲覧。
- ^ a b 「岐阜県土岐市、国道19号に接続する「土岐口開発アクセス道路」11月16日開通。プレミアム・アウトレット&イオンモール予定地のアクセス向上」『トラベルWatch』インプレス、2020年10月14日。2022年10月26日閲覧。
- ^ 「高速料金とアウトレット買い物券がセットに 「御殿場」「土岐」プラン発売」『乗りものニュース』メディア・ヴァーグ、2017年8月2日。2022年10月26日閲覧。
- ^ a b c 「データで見る「東海エリア」巨大店舗の出店リスト」『東洋経済オンライン』東洋経済新報社、2022年7月29日。2022年10月26日閲覧。
- ^ a b c 「イオンモール土岐、行くなら知りたい遊び方 アクティビティ→疲れたら温泉→周辺でさらに買い物も」『岐阜新聞Web』岐阜新聞社、2022年10月15日。オリジナルの2022年10月15日時点におけるアーカイブ。2022年10月26日閲覧。
- ^ 「イオン/岐阜に「イオンモール土岐」140店舗出店、来館目標約650万人」『流通ニュース』流通ニュース、2022年8月25日。2022年10月26日閲覧。
- ^ “東海環状道(豊田東~岐阜IC)”. 料金所ナビまっぷ. 中日本高速道路. 2025年4月22日閲覧。
- ^ a b c “岐阜県 平成16年12月 定例会(第5回)12月10日 - 04号”. 岐阜県議会会議録検索システム. 岐阜県. 2023年4月13日閲覧。
- ^ 「東海環状自動車道インタ一名は「土岐南インタ一」で」『議会だより』平成16年11月15日号、土岐市議会、2004年11月15日、11頁。
- ^ “岐阜県 平成16年9月 定例会(第4回)09月29日 - 02号”. 岐阜県議会会議録検索システム. 岐阜県. 2023年4月13日閲覧。