國分康孝

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國分 康孝(こくぶ やすたか、1930年11月10日[1] - )は、日本の心理学者カウンセリング心理学専攻。

経歴[編集]

大阪府出身(本籍は鹿児島県)。東京陸軍幼年学校東京高等師範学校東京教育大学(教育学)、同大学大学院修士課程(ガイダンス・カウンセリング)、メリル・パーマー研究所ミシガン州立大学大学院博士課程(カウンセリング心理学)に学ぶ。Ph.D.霜田静志友田不二男・モーガンに教育分析を、アルバート・エリスからはスーパービジョンを受ける。

妻は國分久子。國分康孝は「初恋の人と学生結婚したおかげで、恋愛相談は苦手」などと語っている。

カウンセリング心理学と臨床心理学を識別する立場を取っている。また、カウンセリング手法はプラグマティズムに基づく折衷主義を推奨しており、自らの折衷手法を「コーヒーカップ方式」と呼ぶ。

認知行動療法の源流のひとつであるアルバート・エリスの論理療法を日本に紹介したほか、1967年頃には構成的グループエンカウンターを開発している。川越少年刑務所カウンセラー関西学院大学助手、多摩美術大学助教授、フルブライト交換研究教授、東京理科大学教授、筑波大学教授、聖徳栄養短期大学教授、東京成徳大学教授、副学長、その他上智大学の非常勤講師などを歴任。また、日本カウンセリング学会会長、日本産業カウンセラー協会副会長なども歴任し、現在日本教育カウンセラー協会会長。

著書も多く、日本の全ての本屋に自分の著者が置かれることを目指していると述べている。筑波大学退官時には、「大和魂星条旗を羽織っているようだ」と評された。諸富祥彦河村茂雄などのカウンセリング研究者を育てた。

近年、スクールカウンセラーのありかたをめぐって、臨床心理士制度に批判的な論陣を張っている。

著書[編集]

単著[編集]

共著[編集]

論文[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.315

外部リンク[編集]