国谷裕子
くにや ひろこ 国谷 裕子 | |
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![]() 2012年世界経済フォーラムにて | |
プロフィール | |
本名 | 国谷 裕子 |
出身地 |
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国籍 |
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生年月日 | 1957年2月3日(64歳) |
最終学歴 | ブラウン大学 |
職歴 |
アナウンサー ライター リサーチャー |
活動期間 | 1981年 - 現在 |
ジャンル | 報道番組 |
配偶者 | あり |
著名な家族 | 田附政次郎(曽祖父)[1] |
出演番組・活動 | |
出演経歴 |
『NHKニュースTODAY』 『ワールドニュース』 『クローズアップ現代』 |
国谷 裕子(くにや ひろこ、1957年2月3日 - )は、日本のニュースキャスター。
来歴[編集]
大阪府出身。3人姉妹の次女で父の海外勤務に伴い、幼稚園時代から、ニューヨーク、サンフランシスコ(アメリカ合衆国)、小学校6年から中学校まで香港と日本を行き来しながら過ごす[2]。
帝塚山学院小学校、聖心インターナショナルスクール、ブラウン大学卒業(専攻:国際関係学、副専攻:国際経済学)。
プロクター・アンド・ギャンブル・サンホーム(現・プロクター・アンド・ギャンブル(P&G) ジャパン)に就職し、販売戦略を担当したが、「結局、なぜ一つでも多くせっけんを売らなくてはいけないのかと、納得がいかなくなり、一年足らずで辞めてしまった」と退職[3]。
知人のNHK特派員の紹介で『NHKニュース』(NHK)英語放送の同時通訳者、ライター、リサーチャーを務めたのを機に、報道の世界に入る[4]。26歳まで派遣会社や日本外国特派員協会に登録して、海外映像チェック、リサーチなどに従事。
1985年、28歳で結婚し、夫の留学に伴い渡米。ニューヨークで専業主婦になるが[4]、1986年にNHKニューヨーク総局のリサーチャーを担当し、1987年から『ワールドニュース』(NHK BS1)駐米キャスターを担当[5]。1988年に帰国。
帰国後、『ニュースセンター9時』の後継番組である、『NHKニュースTODAY』の国際コーナーを担当。『NHKニュース21』『ワールドニュース』にも契約出演。
『NHKニュース21』が番組終了した、1993年4月5日から『クローズアップ現代』のレギュラーキャスターを番組開始時から務める。2015年12月20日に、黄木紀之NHK編成局長から『クローズアップ現代』担当者に対し国谷の降板が通知され、2016年度の番組改編に伴い、国谷の番組降板情報が報道され[6][7]、同年1月12日付の報道で国谷のキャスター降板が発表された。
2016年4月1日付で、東京芸術大学理事(学長特命担当 兼 ダイバーシティ推進室長)に就任[8]。2016年6月7日『徹子の部屋』で民放初出演。2017年1月、初の著書『キャスターという仕事』を出版、同年3月にBS日テレの『久米書店』に出演して久米宏と初対面する。2017年10月、国連食糧農業機関(FAO)日本担当親善大使に就任[9]。
夫は弁護士の国谷史朗(大阪弁護士会所属)。『クローズアップ現代』にゲスト・コメンテーターとして出演したこともある。サッカー日本代表元監督の岡田武史は、小学生時代の同級生[10]。
受賞歴[編集]
- 橋田壽賀子賞(1994年)
- 第22回放送文化基金賞(個人・グループ部門)(国谷裕子と「クローズアップ現代」番組制作スタッフ)(1996年)
- 放送ウーマン賞 '97(1998年)[11]
- 第50回菊池寛賞(国谷裕子と「クローズアップ現代」制作スタッフ)(2002年)
- 日本記者クラブ賞(2011年)
- 第53回ギャラクシー賞 特別賞(「クローズアップ現代」のキャスターとしての功績に対して)(2016年)
- 放送人グランプリ2016 グランプリ(2016年)
- 社会起業大学[12]『ソーシャルビジネスグランプリ2017 政治起業家部門グランプリ』[13]
著書[編集]
- 共著
- 翻訳
- ジェイソン・ゲイズ『ぼくはガンを克服した ある少年の生への闘い イラスト手記』日本放送出版協会 1989
脚注[編集]
- ^ “NHK「クロ現」3月降板 国谷裕子が辿った挫折とリベンジ”. 日刊ゲンダイ (2016年1月15日). 2016年1月17日閲覧。
- ^ “NHK「クロ現」3月降板 国谷裕子が辿った挫折とリベンジ”. 日刊ゲンダイ (2016年1月15日). 2016年1月17日閲覧。
- ^ “「一人前でありたい」国谷裕子が語る仕事-1”. 朝日新聞. 2009年7月5日閲覧。
- ^ a b “NHK「クロ現」3月降板 国谷裕子が辿った挫折とリベンジ”. 日刊ゲンダイ (2016年1月15日). 2016年1月17日閲覧。
- ^ “国谷裕子委員(キャスター) (PDF)”. 2015年1月17日閲覧。
- ^ “国谷キャスター降板で番組コントロール狙う(上)”. 朝日新聞 (2016年1月19日). 2018年5月1日閲覧。
- ^ “NHK「クロ現」の国谷裕子さん降板へ 出演は3月まで”. 朝日新聞 (2016年1月8日). 2016年1月17日閲覧。
- ^ ダイバーシティ推進室
- ^ FAO国連食糧農業機関 初の日本担当親善大使に中村勝宏氏、国谷裕子氏が就任
- ^ 岡田武史とレジェンドたちが斬るFIFAワールドカップ. BS1. 2018年6月9日放送.
- ^ “歴代受賞者”. 日本女性放送者懇談会 SJWRT. 2016年6月21日閲覧。
- ^ 起業塾・経営塾で、文部科学省が認可した大学ではない。
- ^ ソーシャルビジネスグランプリ2017 - 社会起業大学。
外部リンク[編集]
- 国谷裕子 - NHK人物録
- NHK クローズアップ現代 - ウェイバックマシン(2016年3月16日アーカイブ分) - プロフィール
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