国民会議 (スーダン)

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国民会議
المؤتمر الوطني
総裁 オマル・アル=バシール
創立 1992年
政治的思想 サラフィー主義
イスラム主義
アラブナショナリズム
イスラム保守主義
政治的立場 極右
国際連携 ムスリム同胞団
国民議会
323 / 425
全州議会
25 / 50
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国民会議(こくみんかいぎ、英語: National Congress)は、スーダン政党の一つ。バシール大統領の与党。イスラム主義を標榜する組織民族イスラム戦線 (NIF) に対する国際的な非難と、バシールとイスラム原理主義者のハサン・トラービーの権力闘争から、軍政から民政へ移管するという体裁を整えるために1998年に政党に衣替えしたもの。

党首に相当する党議長はバシール大統領が務める。前身である民族イスラーム戦線時代からのイスラーム主義世俗主義的なものを加えたものとなっており、党政策はアラブとアフリカの統合推進、対立する「アラブ系」と非アラブ人の融和、包括的な国家開発の促進などを掲げている。しかし、党の最も重要な使命は国政へのシャリーアの導入など、スーダンのイスラーム化であり、世俗主義者や南部の非アラブ系のアニミストやキリスト教徒の反感を買い、スーダン内戦の原因となっている。「アラブ系中心主義」がダルフール紛争の要因であるとされるが、弾圧の対象には「アラブ系」のベジャ会議なども含まれ、また黒人勢力間でも分断工作を行い内戦を複雑化させており、そのため近年、急激なイスラーム化には慎重である。