国家の内部における国家

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国家の内部における国家(こっかのないぶにおけるこっか、State within a stateラテン語: imperium in imperio, Status in statu)とは、一国における内部の機関・組織が政治的リーダーシップ文民統制)に応じない(応えない・従わない)、という政治的な状態を指す。バールーフ・デ・スピノザのimperium in imperioに由来する[1]。この場合の「内部の機関・組織」とは、一般的に軍隊情報機関警察などにおける機関・組織を意味する。

また、時として別の用法で、公式な位置付け(デ・ジュリ)において政府の指揮下に在りながらも、事実上(デ・ファクト)において民間の私企業であるかのように行動する国有企業を指すこともある。

「国家の内部における国家」として疑われる事例[編集]

関連項目[編集]

  • 第五列
  • 暴力の独占
  • 軍閥
  • 関東軍
  • ワ州
  • 封建制(封建制の国家においては、中央政府そのものが「同列者中の第一人者」に過ぎず、封建諸侯を「国家の内部における国家」と表現することは、まず無い。)

脚注[編集]

  1. ^ from from Baruch de Spinoza: Tractatus politicus, Caput II, § 6.: Tractatus politicus, Caput II, § 6.
  2. ^ Who Controls Pakistan's Powerful ISI?, ラジオ・フリー・ヨーロッパ, August 14, 2008