団子坂 (秩父市)

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団子坂(だんござか)[1]、またはだんご坂[2]は、埼玉県秩父市で行われる、日本三大曳山祭りに数えられる秩父夜祭のクライマックスの部分にある坂[2]。斜度は25度で、急坂である[1]全長230メートル。[要出典]

秩父夜祭での団子坂[編集]

屋台ばやしが鳴り響く中[3]、「大勢の曳き手が息を合わせて」登る[4]、曳き回しの最大の難所とされている[5]。山車の目的地である旅所の前、お祭り広場の下の位置に存在する[1][6]。祭り中は混雑により、桟座敷を確保しなければ坂に近づくことができない[7]

由来[編集]

市役所に隣接する図書館のロビーに市役所付近の地図があり、「だんご坂」とある。あえて各地にある「団子坂」にせず、「だんご坂」とひらがな表記にしてあるのは、深い意味がある。[要出典]

団子坂ではどうしてもあの食べる「団子」をイメージしてしまうからだ。夜祭りのクライマックスには団子は似つかわしくない。[独自研究?]あくまでも曳山が悪戦苦闘する舞台は、「段このある坂」でなくてはならないと言うことから、「だんご坂」ではなくむしろ一般名詞の「だんこ坂」となった。[要出典]

出典[編集]

参考文献[編集]

  • 比古地朔弥、ちっち倶楽部『秩父カフェ&アートカルチャーガイドブック』幹書房、2009年4月30日、77頁。ISBN 978-4-902615-53-1 
  • 井上光三郎『秩父札所めぐり―秩父34カ所観音霊場コースガイド』幹書房、2000年3月、63頁。ISBN 4-944004-60-5 
  • JTBパブリッシング旅行ガイドブック編集部『ココミル 秩父 長瀞 高尾山』JTBパブリッシング、2022年7月1日、31頁。ISBN 978-4-533-14979-5 
  • 『るるぶ秩父 奥多摩 高尾山(2024年度版)』JTBパブリッシング、2023年2月7日、25頁。ISBN 978-4-533-15266-5 
  • 関根久夫『埼玉の日本一風土記 埼玉が誇る自然・歴史・文化を訪ねる読み物ガイド』幹書房、2010年3月、141頁。ISBN 978-4-902615-63-0