四日市火力発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
四日市火力発電所
四日市火力発電所(2013年撮影)
四日市火力発電所の位置(三重県内)
四日市火力発電所
三重県における四日市火力発電所の位置
正式名称 中部電力株式会社四日市火力発電所
日本の旗 日本
所在地 三重県四日市市三郎町1
座標 北緯34度58分25.4秒 東経136度38分49.5秒 / 北緯34.973722度 東経136.647083度 / 34.973722; 136.647083 (四日市火力発電所)座標: 北緯34度58分25.4秒 東経136度38分49.5秒 / 北緯34.973722度 東経136.647083度 / 34.973722; 136.647083 (四日市火力発電所)
現況 運転中
運転開始 1号機:1963年
2号機:1963年
3号機:1963年
4号系列:1988年
事業主体 中部電力
発電所
主要動力源 LNG
二次動力源 LPG(4号系列のみ)
発電機数 8基
熱効率 4号系列:47.3%(LHV)
コンバインド
サイクル発電
4号系列:CC方式採用
発電量
定格出力 総出力:80.5万kW
1号機:22万kW(廃止)
2号機:22万kW(廃止)
3号機:22万kW
4号系列:58.5万kW
最大出力   4号系列:60.095万kW
ウェブサイト
四日市火力発電所
2013年4月1日現在
テンプレートを表示

四日市火力発電所(よっかいちかりょくはつでんしょ)は、三重県四日市市三郎町1番地にある中部電力天然ガス火力発電所

概要[編集]

1963年(昭和38年)に1〜3号機が運転を開始、1988年(昭和63年)に4号系列が増設された。4号系列は中部電力として初めてコンバインドサイクル発電方式を採用した。

1〜3号機の使用燃料は当初重油だったが、ナフサ原油を経て、現在はLNGを使用している。

1、2号機は2016年4月より長期計画停止となった。また両機は2017年度中に廃止されることが発表され、[1]2017年12月26日に廃止された 。

発電設備[編集]

  • 総出力:80.5万kW[2]
  • 敷地面積:約23万2,000m2
3号機
定格出力:22万kW
使用燃料:LNG(過去には重油、ナフサ、原油も使用)
営業運転開始:1963年
4号系列
発電方式:1,100℃級コンバインドサイクル発電(Combined Cycle)方式
定格出力:58.5万kW(12.019万kW × 5軸)*
 ガスタービン:7万9,440kW × 5軸[3]
 蒸気タービン:4万750kW × 5軸
使用燃料:LNG、LPG
熱効率:47.3%(低位発熱量基準)
営業運転開始:1988年
* 全軸を合計して最大58.5万kWとなるよう運転される。

計画中の発電設備[編集]

再生可能エネルギーの開発の一環として、中部電力初となる木質バイオマス燃料100%専焼発電設備を新たに設置することが発表された[4]

バイオマス発電設備(計画中)
定格出力:4.9万kW
使用燃料:木質バイオマス(木質ペレット、パーム椰子殻)
着工:2018年5月予定
営業運転開始:2020年4月予定

廃止された発電設備[編集]

1号機(廃止)
定格出力:22万kW
使用燃料:LNG(過去には重油、ナフサ、原油も使用)
営業運転開始:1963年
2号機(廃止)
定格出力:22万kW
使用燃料:LNG(過去には重油、ナフサ、原油も使用)
営業運転開始:1963年

トラブル[編集]

2010年12月8日、当発電所構内にある変電所の開閉設備(4-5号発電機の154kV断路器)で不具合が発生し、愛知県の西部・三重県の北部及び岐阜県の西部を中心とした供給電力の電圧が瞬間的(0.07秒程度)に低下する事象が発生した。そのため当発電所から電力を供給している地域内の工場において生産ラインが停止するなどの被害が出た[5]

出典[編集]

  1. ^ 平成29年度電力供給計画の概要について 2017年3月24日
  2. ^ 中部電力 四日市火力発電所
  3. ^ 産業用大型ガスタービンの技術系統化調査 (PDF) 産業技術史資料情報センター
  4. ^ 四日市火力発電所バイオマス発電設備の開発計画について 2017年5月15日
  5. ^ 「電圧低下0.07秒、大混乱 各地で操業停止、東芝100億円減収か 中部電力管内」2010年12月10日付朝日新聞朝刊、社会面39ページ

関連項目[編集]

外部リンク[編集]