唐家嶺村

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改修後の唐家嶺新城(2021年8月)
唐家嶺村の位置(中華人民共和国内)
唐家嶺村
唐家嶺村
唐家嶺村 (中華人民共和国)

座標: 北緯40度03分50秒 東経116度16分09秒 / 北緯40.0639度 東経116.2691度 / 40.0639; 116.2691 (tangjialingcun)

唐家嶺村(とうかれいそん、簡体字中国語: 唐家岭村拼音: tángjiālǐngcūn)は北京市海淀区西北旺地区にある地名。北京市中心部を外れた北西にある。2006年ごろからは高学歴低所得の若者、いわゆる蟻族が多く住むことで知られる。

概要[編集]

2021年6月18日開業の唐家嶺アウトレット

元からの住民2000人[1]の他、蟻族と呼ばれる低所得の若者が6万人住む。そのうち7割は大卒者である[2]。2005年から2007年ごろにかけて、この手の住民が増えた[3]

元から住む住民に対して、近年住む若者たちは外地人と呼ばれる。部屋は概ね狭い。例えば5平方メートル程度である[2]。職場は数十キロメートル離れた北京商務中心区などに数時間かけて通うこともある[4]

2010年3月2日には中国人民政治協商会議の委員が視察に訪れており[2]、以後、住宅環境の改善に取り組んでいる[5]。居住希望に対して違法建築が進んでいたため、2010年6月からそれらの建物の取り壊しを行っている[6]

2010年10月4日の国際連合人間居住計画と中国との合同チームによる報告では少なくとも10万人が住むとされる[5]

人民網は2013年7月、唐家嶺村は2009年から始まった改修プロジェクトにより、古い家屋1153棟を撤収させるなどして、近代都市に生まれ変わったと報道している[7]

歴史[編集]

テレビドラマ康熙王朝でも知られるの重臣ソンゴトゥ(索額図)は、康熙帝に罪を問われて先祖の墓に入れず、唐家嶺付近に埋葬された[8]

関連項目[編集]

脚注[編集]