哀しい気分でジョーク

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哀しい気分でジョーク
Joke With a Sorrowful Heart
監督 瀬川昌治
脚本 吉田剛
出演者 ビートたけし
中井貴恵
音楽 いずみたく
主題歌 ビートたけし
「哀しい気分でジョーク」
撮影 坂本典隆
編集 太田和夫
配給 松竹
公開 日本の旗 1985年4月27日
上映時間 108分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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哀しい気分でジョーク』(かなしいきぶんでジョーク)は、1985年に公開された日本映画作品。及び同年2月21日に発売されたビートたけしの同名シングル。

ストーリー[編集]

売れっ子タレントの洋は多忙を理由に妻に逃げられ、一人息子・健と暮らしていた。しかしある日、健が「脳腫瘍に冒されて命が長くない」事を知った洋はそれ以降、仕事を減らして息子との時間を作るようになった。懸命に探した脳外科医からも「手術の成功確率は低い」と聞かされ、途方に暮れる洋は周囲の協力を得て、健とともに前妻が暮らすオーストラリアに向かった…。

キャスト[編集]

人気タレント。おちゃらけたキャラがウケて子供から大人まで人気があり、若い女性ファンからも黄色い声援が飛ぶ。しかし私生活では真面目なことを真面目にやるのが苦手で、家庭生活においては不器用な性格。健については愛情を持っているが、上手く愛情表現できずに自分を不甲斐なく思っている。作中では、自身は結婚や家庭生活に向いていないと言っている。健に脳腫瘍が見つかったことで夜遅い仕事や都内以外の仕事、また夜遊びもやめてできるだけ健と過ごすようになる。
洋の一人息子で10歳。クラシック好きで、自分の部屋でレコードを聴くのが趣味。学校の合唱では指揮者を担当。両親は離婚していて洋も帰ってくるのが夜遅いことが多く、放課後はカギっ子として一人で過ごしている。1人で過ごす時間が多いこともありカレーや朝食などの料理が作れる。親に気を遣いすぎてしまう繊細な性格。作中では、以前から日常的にめまいを起こすようになり、病院で診てもらったところ脳幹部に腫瘍が見つかる。
タレント。洋とラジオ番組のパーソナリティをするなど活躍している。本人は洋に好意を持っており周りからも公然の恋人のように思われている。しかし実際には付き合ってはおらず、洋からは子供扱いされていて異性として見てくれないことに物足りなさを感じている。作中ではほどなくして(健の病気のことは知らずに)、自分がどれだけ好きかを知ってもらうために洋の家で同居するようになった。
洋のマネジャーを担当し、運転手や仕事中の身の回りの世話をこなす。朝食などの料理も作れる。洋からは日常的によく叱られているが、頼りにもされている。思いやりがあり芯がある性格で、六助や病気の健を気遣った上で相手の気持を代弁するように洋に助言する。
洋が所属する芸能事務所の社長。健の病気を診てくれる医者を探したり、仕事の減った洋に懸命に仕事を探すなどしている。会社を運営していくため、事務所の看板タレントである洋に対しても金に関してはシビアである。善平によると若いころは、洋とコンビでコントをやっていた芸人とのこと。
洋の元妻。洋によると離婚原因は、洋が仕事でのキャラとプライベートの性格に落差がありすぎて、美枝から「外にいる時(仕事中)と家にいる時じゃ違う人みたい。もう耐えられない」と言われたとのこと。離婚後はしばらくは日本にいたが1年ほど前に得意な英語を生かして、働いていた会社のシドニー支社に派遣されて現地で暮らしている。
お笑い芸人。「ガヒョーン!」という持ちギャグを持つ。洋とは会えば仲良さそうに挨拶するが、本人がいないところで他の業界人と陰口を叩いたりしている(洋もそういう態度を知っており内心、良く思っていない)。ノリはいいが、派手で軽薄な性格。クイズ番組に出演した際、司会のみなみひろこから「今や笑いの神様」と紹介されている。
洋と偶然出会って酒の勢いで一夜を共にするが、実は男と組んでいる美人局。
洋と健が出演した芸能人親子のクイズ番組の司会者。
洋と健が出演した芸能人親子のクイズ番組の司会者。
健のクラス担任。
健の手術をしようとするが、手術前の洋への説明のやり取りにおいて言い方や態度が悪く結局、洋に断られた。
バラエティー番組の監督でパイを顔面に受ける。
ベン・村木と一緒にいる業界人。

主題歌[編集]

哀しい気分でジョーク
ビートたけしシングル
初出アルバム『浅草キッド
B面 捨てきれなくて
リリース
ジャンル J-POP
レーベル ビクター音楽産業
(SV-7473)
作詞・作曲 大津あきら(作詞)
大沢誉志幸(作曲)
チャート最高順位
ビートたけし シングル 年表
抱いた腰がチャッチャッチャッ
1984年
哀しい気分でジョーク
1985年
ポツンと一人きり
1986年
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たけし本人が歌う主題歌のシングル盤は1985年2月21日にビクター音楽産業(現:ビクターエンタテインメント)より発売された。後にアルバム『浅草キッド』(1986年8月15日発売)にも収録されている。

テレビでの歌唱時は前シングル『抱いた腰がチャッチャッチャッ』同様、たけし軍団をバックに歌うたけしの姿が見られた。

シングル収録曲

両曲とも作詞:大津あきら、作曲:大沢誉志幸、編曲:奥慶一

  1. 哀しい気分でジョーク
  2. 捨てきれなくて

関連項目[編集]

外部リンク[編集]