和蝋燭
ナビゲーションに移動
検索に移動
和蝋燭(わろうそく)は灯具である蝋燭の一種。
材料[編集]
櫨の実から搾り取った木蝋を加熱して熔かしたものを、和紙およびイグサの髄から作った芯(灯心)の周りに手でかけ、乾燥させてを繰り返して作る。完成した蝋燭は、断面が年輪状になる。ハゼの蝋のみで作った蝋燭が最も高級とされる。
特徴[編集]
洋蝋燭に比べ光が強く、長時間もつと言われている。ろうそくプレイに使われるのは、基本的に和蝋燭である。また、芯の状態によって炎の揺らぎ方が異なり、その燃え方の表情の変化を好む人もいる。マイケル・ファラデーの『ロウソクの科学』では、和蝋燭の芯の換気構造をファラデーが驚きを持って聴衆に語るエピソードがある。
洋蝋燭より作成に手間がかかるため高価であり、一般には仏具専門店にて販売されるが、西日本ではスーパーマーケット等でも販売されている。西日本では金箔仏壇を使用する例が多いが、和蝋燭の煙に含まれるカーボンが洋蝋燭に比べ少ないので、金箔を汚しにくいためである。
歴史[編集]
和ろうそくは、1375年頃の『太平記』の記述に出てくる。その頃に作り始められたと思われる。産地としては、愛知県、京都府、滋賀県、福井県、石川県などが上げられるが、軒数が最も多いのは愛知県といわれている。
種類[編集]
- 近江和蝋燭(滋賀県伝統的工芸品)
- 越前和蝋燭(福井県指定郷土工芸品)
- 七尾和蝋燭
- 三州岡崎和蝋燭
- 会津絵蝋燭 (福島県伝統的工芸品)
- 越後和蝋燭
- 庄内絵蝋燭