和・メルボルン生け花フェスティバル

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和・メルボルン生け花フェスティバルは、メルボルン花道家グループ和が主催する国際的な生け花イベント。

歴史[編集]

環境問題が重要な課題となっている今日、人と自然の関係を再認識する機会として生け花を捉えたいという方が現れてきた。このような環境芸術としての生け花の側面をよりPRしたいと、メルボルン花道家グループ和は2015年から活動を開始した。和の合同花展は多くの観客を動員する人気の日本文化イベントに育っている。和は2019年度より、合同花展を「メルボルン生け花フェスティバル」に拡大、発展。第1回目は約70名の現地の出展者に加え、6名の出展者を日本や諸外国から迎えた。国際的な文化イベントの誕生として開催市、開催州政府からも祝辞もあった。

同時開催イベント[編集]

生け花の様々な魅力をメルボルンの人々にPRし、生け花愛好家を増やしていくことを一つの目標としている。花展はもちろん、ワークショップ、デモ、パフォーマンス、生け花学会、などを同時開催。特に、メルボルンの著名レストランでの生け花ディナーショー、プロの室内交響楽団、オーケストラ21を迎えてのグループ生け花リレー、さらに、豪州最高のコンサートホールの一つ(メルボルン・リサイタル・センター)で開催される国際的なジャズピアニストとのコラボなどが注目を集める。日本国外でこの規模の生け花フェスティバルはかつて開催されたことがなかったであろう。

日本人の参加が増加する理由[編集]

政府や大組織が著名花道家を招待しての生け花紹介は従来から行われている。それに対し、この国際交流の企画は生け花に関わる多くの日本人に、草の根レベルで日本文化紹介に貢献する機会を提供している。さらに、メルボルン観光を楽しんでいただけるのはもちろん、和生け花賞(生け花コンクール)も設けており、キャリアアップの機会ともなっている。参加方法は花展の予定に合わせてご自分で旅程を組むことになる。この企画が参加型の新しい花ツーリズムの一つのモデルとなり、世界の他の地域でも同様のイベントが開催されたなら、国際的な生け花フェスティバル・ネットワークが構築され、連携や各種の協力も可能となり、世界レベルで生け花人口の拡大に貢献できるだろう。

外部サイト[編集]