味の素AGF

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
味の素 > 味の素グループ > 味の素AGF
味の素AGF株式会社
Ajinomoto AGF, Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 AGF
本社所在地 日本の旗 日本
151-8551
東京都渋谷区初台1-46-3 シモモトビル
設立 1973年8月1日
業種 食料品
法人番号 1011101037276
事業内容 飲食料品の製造及び販売
代表者 代表取締役社長 品田英明
資本金 38億6270万円
従業員数 1132名(2017年4月1日現在)
主要株主 味の素 100%
外部リンク http://www.agf.co.jp/index.html
テンプレートを表示

味の素AGF株式会社(あじのもとエージーエフ)は、東京都に本社を置く飲食料品の製造及び販売を手がける食品メーカー

味の素と、ゼネラルフーヅ(当時、現在のモンデリーズ・インターナショナル)との合弁会社として設立後、2015年10月に味の素の100%子会社となり[1]、2017年7月に「味の素ゼネラルフーヅ」から現社名へ変更された。

概要[編集]

コーヒーを中心とした飲料を強みとする。競合他社は、ネスレ日本キーコーヒーUCC上島珈琲三本コーヒーなどがある。1998年までは、ペットフードも販売していた。国内でのコーヒーシェアは高い。社内外では専らAGFの略称で呼ばれ、正式名称で呼ばれることは少ない。

企業キャッチコピーは「いつでも、ふぅ。」。2015年からCMに使用されているサウンドロゴは、1980年代からギフト関連のCMに使われていたサウンドロゴをリメイクしたもの。

工場[編集]

鈴鹿工場(AGF鈴鹿株式会社)
インスタントコーヒー・レギュラーコーヒー・ボトルコーヒーを製造。
三重県鈴鹿市南玉垣町6410
関東工場(AGF関東株式会社)
レギュラーコーヒー・ボトルコーヒーを製造。
群馬県太田市世良田町1588-16

沿革[編集]

  • 1954年3月 創業。当時は「ゼネラル・フーヅ株式会社」(米国ゼネラルフーヅ社の日本法人)だった。
  • 1954年12月 現在アサヒ飲料で販売中のブランド「バャリース」のオレンジ、グレープ原液の発売を開始
  • 1960年 マキシムシリーズの母体となるインスタントコーヒー「マックスウェル」発売
  • 1968年 贈答用・コーヒーギフトセットを発売
  • 1971年 フリーズドライ製法によるインスタントコーヒー「マキシム」発売
  • 1972年 「ゲインズ」ブランドでペットフード事業に参入。ドライタイプで強みを発揮。
  • 1973年8月 味の素と米国ゼネラルフーヅ(のちに旧・クラフトフーズ、現・モンデリーズ・インターナショナル)との合弁によって「味の素ゼネラルフーヅ株式会社」が設立される
  • 1974年 クリーミングパウダー「マリーム」の発売を開始
  • 1977年 インスタントコーヒー「マックスウェル」のバリエーションとして「マックスウェル・ブレンディ」発売(のちに"マックスウェル"の冠名が取れ、独立して"ブレンディ"の名称になる)
  • 1977年 バレンシアオレンジほか3種類の果汁による瓶入り粉末ジュースフルーティ」発売開始
  • 1978年2月 レギュラーコーヒーシリーズ「マスターブレンド」発売開始
  • 1979年頃 米ゼネラルフーヅ社の商品で炭酸の入ったはじけるキャンデーテレパッチ(1995年販売終了)」をライセンス発売(のちにテレパッチの持つ刺激を強化した「ドンパッチ」(2000年販売終了)のライセンス販売も開始。これが「はじける菓子」のブームとなり、明治製菓などの同業メーカーから「ガムパッチ」や、はじける綿飴「わたパチ」などが相次ぎ発売された。
  • 1982年4月 業務用レギュラーコーヒーの発売開始
  • 1982年8月 高級インスタントコーヒー「グランデージ」発売
  • 1985年0月 マキシムブランドのレギュラーコーヒー発売開始
  • 1985年0月 ゼネラルフーヅがフィリップ・モリス(現アルトリア)に買収される。
  • 1988年5月 ボトルシリーズ(ブレンディボトルコーヒー、紅茶物語ボトルティー)発売開始
  • 1988年8月 インスタントティー「新茶人」発売
  • 1990年0月 フィリップ・モリス(現 アルトリア)が傘下のクラフトフーヅ(前年に買収)とゼネラルフーヅを合併させ「クラフトゼネラルフーヅ」(KGF、現 モンデリーズ・インターナショナル)とする。ゼネラルフーヅは法人としては消滅。
  • 1990年3月 「ブレンディ 缶コーヒー」シリーズ発売(発売元はカルピス株式会社) 缶コーヒー市場に参入
  • 1997年 マルチビタミン飲料「ビタホット」発売
  • 1997年 インスタントミルクシェイク「フリフリシェイク」発売(1998年まで)。CMソングにDOKI DOKI パニックの「フリフリシェイク」を起用していた。子役時代のウエンツ瑛士が出演。
  • 1998年5月 缶コーヒーシリーズ「ブレンディ 挽きたてカフェ」発売(発売元はカルピス株式会社)
  • 1998年 「ゲインズパックン」「ゲインズキャッティ」ブランドのペットフード事業をユニ・チャームに譲渡[2]
  • 2000年 ブレンディブランドのレギュラーコーヒー発売開始
  • 2001年2月 ブレンディ・ドリップパック・レギュラーコーヒー発売(パッケージを組み立ててお湯を注ぐだけでレギュラーコーヒーが簡単に味わえる)
  • 2002年2月 マキシム・ハンディードリップ発売
  • 2002年3月 マキシム・インスタントコーヒー・袋入り発売
  • 2002年10月 ブレンディ・インスタントコーヒー・袋入り発売
  • 2003年2月 ブレンディ・ティーシリーズ発売
  • 2003年3月 マキシムカフェメニュー・チルドコーヒー発売
  • 2007年9月 業界初の特定保健用食品(トクホ)の肩書きを得たペットボトル入りコーヒー飲料「ブレンディ 香るブラック」(280mlペットボトル。2009年2月に「ブレンディプラス ブラック」に改名)
  • 2008年9月 ミルク入りコーヒー飲料、およびボトル型缶コーヒーとしては業界初の体脂肪特定保健用食品(トクホ)の認定を得た「ブレンディ 香るコーヒー&ミルク」(275gボトル缶。2009年2月に「ブレンディプラス コーヒー&ミルク」に改名)発売開始
  • 2009年4月 ブレンド系缶コーヒーとしては業界初の体脂肪特定保健用食品(トクホ)の認定を得たCVS限定「ブレンディプラス 微糖タイプ」(185g缶)発売開始
  • 2009年9月 「ブレンディプラス 微糖タイプ」をリニューアルし商品名を「ブレンディプラス 缶」(185g缶)に改名。これに伴い「ブレンディプラス ブラック」(280mlペットボトル)と「ブレンディプラス コーヒー&ミルク」(275gボトル缶)はそれぞれ廃止。
  • 2010年3月 「ブレンディ 挽きたてカフェオレ カロリーハーフ」(185g缶)発売開始
  • 2013年8月 インスタントコーヒーに微粉砕豆をコーヒー濃縮液に安定的に投下・混合、フリーズドライ化し、レギュラーコーヒーに匹敵する味と香りを実現した「<マキシム> トップグレード ハイブリッド」発売開始[3]
  • 2015年10月 日本の合弁相手で経営主導権を持つ味の素が全ての株式を取得して完全子会社化[1]
  • 2016年4月 味の素よりギフト事業を譲受[4]
  • 2016年11月 ライセンスを受けていた「ブレンディ」「マキシム」等の商標を味の素が取得[5]
  • 2017年7月 「味の素AGF株式会社」に社名変更[6]

商品[編集]

  • ブレンディシリーズ。同社の主力商品。
  • 2016年発売の新商品。和菓子に合うコーヒーをコンセプトに開発された。

提供番組[編集]

現在[編集]

このほか、他の味の素提供番組(例として「ごはんジャパン」などがある)内で稀に流される。

過去[編集]

  • 夜のヒットスタジオ(フジテレビ) - 初期のスポンサー。現在の「味の素ゼネラルフーヅ」となる前にスポンサーを降板している。
  • 3時のあなた(フジテレビ) - 同上。
  • ゴールデン洋画劇場(フジテレビ) - ゼネラルフーヅ時代では「マックスウェル」と表記される。
  • ごちそうさま日本テレビ) - 提供クレジットは、親会社の味の素として表示されていたが、実際にはOP明けから本編に入るまでの1分間を中心に当社のCMが1週間平均で親会社よりも遥かに多く流れていた。
  • 水曜ロードショー金曜ロードショー(日本テレビ系) - 金曜ロードショーに移転後の後期は30秒×1本=「ご覧のスポンサー」扱い。こちらでは「ごちそうさま」とは逆に味の素のCMを流すことが1ヶ月に最低でも1回は必ずといっていいほどあった。
  • 金曜劇場(フジテレビ系)
  • 金曜女のドラマスペシャル(フジテレビ系)
  • 笑っていいとも!(フジテレビ系) - 30秒×1本=「ご覧のスポンサー」扱い。提供クレジットは、親会社の味の素として表示されるが、当社のCMも流れることがある。隔日。
  • 木曜劇場フジテレビ) - 開始当初から2016年9月まで。親会社の味の素(偶数月)と交互の提供で、AGFは奇数月に担当していた。2008年3月までは60秒。2008年4月から大筆頭に昇格し2010年3月まで90秒、2010年4-9月は120秒、2010年10月-2016年9月は90秒で、クレジットにキャッチコピーの「いつでも、ふぅ。 AGF」のアナウンスが付いていた。2016年10月に味の素グループとしてのCM枠が60秒に再短縮されたため、表面上のクレジットは奇数月を含め味の素に一本化されたが、不定期でAGFのCMを流す日もある。また、J-オイルミルズヤマキのCMも流していることもある。
  • コーヒータイムTOKYO FM) - 現在の『ディア・フレンズ』枠。時期は不明だが、現在は降板している。
  • 吉田たかよし プラス!(文化放送) - 内包番組「Dr.たかよしの健康クリニック」提供。
  • 吉田照美 ソコダイジナトコ(文化放送) - 内包番組「吉田健康〜あなたのドクターたかよしです〜」提供。2010年12月31日をもって降板(番組自体は2011年4月1日まで継続)。
    • 番組内で流れるCMは、鈴木光裕文化放送アナウンサー(最末期は高橋将市同アナウンサー)のナレーションによる特別バージョンであった。
  • NNNきょうの出来事(1970年代後期)
  • 素敵な女たち東京12チャンネル
  • 世界名画の旅旅の街からABCテレビ朝日にて日曜朝10:00-10:30に放送された)
  • 欽ちゃんのどこまでやるの!?(テレビ朝日系)- 1981年4月以降は提供クレジットが当社から味の素に変更されるが、当社のCMは引き続きそのまま流された。
  • 土曜ワイド劇場(同上)- 1987年10月-2000年3月。提供クレジットが味の素であっても5分5分の割合で流されていた(週によっては味の素のみ流されていた放送分もあった)。
  • ほんパラ!関口堂書店→ほんパラ!痛快ゼミナール(同上) - こちらもCMパターンは土曜ワイド劇場と同じ。
  • TBS木曜8時枠の連続ドラマ(TBS系) - 提供クレジットは味の素であっても、実際には当社のCMが流れる確率が高く、1ヶ月平均で味の素を遙かに上回っていた。
  • TBS金曜9時枠の連続ドラマ(同上) - こちらも提供クレジットは味の素だが、こちらはほぼ5分5分の割合(1回につき当社と味の素のCMを1本ずつ)で流されていた。
  • 大沢悠里のゆうゆうワイドTBSラジオ) - 番組内トークコーナー「AGF 悠里のおしゃべりカフェ」提供。コーナーのオープニング(概ね9:40頃)ではコーヒーをカップに注ぐ音が流れ、パーソナリティーの大沢悠里による、「さ、ここで、一息入れませんか?」のナレーションが入る(グラスに氷を入れて注ぐ音の夏バージョンもある)。ゲストには商品詰め合わせを進呈し、その模様も流れ、大半のゲストが「あー嬉しい。毎朝飲んでいるから良かったです」という反応が聞かれる。
  • 関口宏の東京フレンドパークIITBS) - 30秒×1本=「ご覧のスポンサー」扱い(2009年3月23日をもって月曜18:55の放送終了<平日19時台の「総力報道!THE NEWS」帯編成に伴う木曜19:55へ放送時間変更>を機に降板。この30秒枠分は2009年4月以降土曜19時へ移ったフジテレビ系の番組へ提供枠ごと移動されている。しかし、「潜入!リアルスコープハイパー」の放送中2013年10月改編より30秒削られた。削られた30秒分は「FNNスーパーニュース」の全国ネットニュースパートへ再度枠を移動している。)。
  • 水曜プレミア(TBS系)-30秒×1本=「ご覧のスポンサー」扱い。

CM出演者[編集]

現在[編集]

過去(架空のキャラクターを含む)[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b 味の素株式会社、モンデリーズ社の保有する味の素ゼネラルフーヅ株式会社の全株式を270億円で取得についての記者会見資料2015年2月27日(2015年3月8日閲覧)
  2. ^ 正確には同社子会社で創業事業の建材事業が移管されたユニ・タイセイに、親会社のペット事業ともども移管された。ユニ・タイセイはユニ・ハートス→ユニ・チャームペットケアを経て2010年に親会社のユニ・チャームに吸収合併され、社内カンパニーのペットケアカンパニーとなっている。尚、「ゲインズ」ブランドは全て廃止されており、愛犬用の「ゲインズパックン」は「愛犬元気」のシリーズ品に移行され「愛犬元気ゲインズパックン」への改名を経て「愛犬元気パックン」に再改名され現存。愛猫用は「ねこ元気」や「銀のスプーン」として再出発している。
  3. ^ “インスタント×レギュラー”のいいとこ取りNEWコーヒー「〈マキシム〉トップグレード ハイブリッド」新登場 インスタントコーヒーなのに、まるでレギュラーコーヒーの味・香り! - 味の素ゼネラルフーヅ 2013年7月8日(2013年10月7日閲覧)
  4. ^ 味の素(株)、ギフト事業を味の素ゼネラルフーヅ(株)へ譲渡し、両社のギフト事業を統合 - 味の素 2015年10月6日
  5. ^ 味の素(株)、味の素ゼネラルフーヅ(株)がライセンスを受けている「Blendy」「MAXIM」等の全商標を取得 - 味の素 2016年10月31日
  6. ^ 社名変更のお知らせ”. 2017年3月19日閲覧。
  7. ^ “北川景子、『家売るオンナ』は濃厚な思い出「反響をたくさんいただいた」”. ORICON STYLE. (2016年10月17日). http://www.oricon.co.jp/news/2080058/full/ 2016年10月17日閲覧。 
  8. ^ a b これが「フリフリシェイク」CM撮影の舞台裏(2016/3/14閲覧)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]