呉奮

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呉 奮(ご ふん、生没年不詳)は、中国後漢末期の武将孫権に仕えた。揚州呉郡呉県の人。

生涯[編集]

伯母の呉夫人孫堅の妻で、孫策・孫権らの母。父の呉景は孫堅の時代から武将として活躍し、孫策・孫権兄弟にも引き続き仕えた。

建安8年(203年)に呉景が亡くなると、呉奮が兵を授けられて部将となった。孫権が荊州征伐に赴く際には呉郡都督に任じられ、東方の鎮めに当たった。

新亭侯に封じられた後に死去。子の呉安が後を継いだ。

出典[編集]