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吸血髑髏船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
吸血髑髏船
監督 松野宏軌
脚本
製作総指揮 猪股尭
出演者
音楽 西山登
撮影 加藤正幸
編集 太田和夫
配給 松竹
公開 日本の旗 1968年11月9日
上映時間 81分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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吸血髑髏船』(きゅうけつどくろせん)は、1968年昭和43年)11月9日に公開された日本の映画作品[1][2][3]。製作・配給は松竹[2][3]。監督は松野宏軌、主演は松岡きっこ

モノクロ[2][3]、松竹グランドスコープ[3]ワイド[1])。上映時間は81分[1][2]。併映は監督:二本松嘉瑞、主演:園井啓介の『昆虫大戦争』。

吸血鬼ゴケミドロ』に続く松竹の怪奇特撮映画第2弾[1][2]。当時はすでにカラーでの製作が全盛となっていたが、本作はモノクロで製作されている[2]

ストーリー

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金塊を積んだ貨物船・竜王丸が海賊に襲撃され、乗組員は船医・西里と新妻・依子も含めて一人残らず殺害され[1]、遺体は海へと捨てられた[2]。それから3年後、主犯である5人の悪漢は山分けした金塊を元手に、別々の人生を送っていた。また、依子の双子の妹・冴子は教会に引き取られ、望月という恋人もできていた。

ある日、漂流する竜王丸を発見した冴子は、船内で依子の亡霊に遭遇する[1][2]。姉の亡霊に憑依された冴子は、不気味な力で憎むべき悪漢たちへの復讐を開始する[1]

キャスト

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スタッフ

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撮影

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幽霊船のシーンは、横須賀港で7,000トンの船を借り切って撮影された[1][2]。ところが、撮影終了後には船のオーナーから内容にクレームが入り、大幅に内容をカットしたために話がズタズタになった。脚本の小林は、「試写を見て無残さに悲鳴をあげたくなる思いだった」と後年の著書『雨の日の動物園』に記している[4]

海中のシーンはよみうりランドの大プールで撮影された[1][2]。秋ごろの撮影であったため、水中への飛び込みシーンがあった入川保則は、撮影後に高熱を出して寝込んだという[2]

特撮は、川上景司が率いる日本特撮映画株式会社が手掛けた[2]。ドクロの造形物は木と石膏で6体制作され、本物そっくりのコウモリの造形物も18体造られた[1][2]

映像ソフト

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VHSは松竹ホームビデオから発売された[2]。品番SE-0684[2]

2003年4月25日にニューテレシネデジタルリマスター修復版DVDが松竹から発売された[5]。また、同日には『吸血鬼ゴケミドロ』『宇宙大怪獣ギララ』『昆虫大戦争』とセットになったDVD-BOX『S-F CUBE』も発売された[5]。映像特典として岡田眞澄インタビューを、音声特典には樋口真嗣みうらじゅんによるカウチコメンタリーを収録している[5]。『S-F CUBE』にはヴィネットタイプフィギュアも付属する[5]

2005年12月3日には単品DVDが松竹ホームビデオから発売された[6][2]。その後、2007年1月27日[7]と2011年11月23日[8]にもそれぞれ廉価版DVDが松竹ホームビデオから発売された。

脚注

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  1. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 大特撮 1985, p. 317, 「戦後日本特撮映画作品リスト」
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
  3. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 講談社 編「1950's-1960's 日本空想、特撮映画総覧 松竹」『特撮全史 1950-60年代ヒーロー大全』講談社〈キャラクター大全〉、2017年11月29日、135頁。ISBN 978-4-06-220358-6
  4. 小林久三『雨の日の動物園』キネマ旬報社、1984年5月、177 - 178頁。
  5. 1 2 3 4 「DVD & VIDEO Selection」『宇宙船』Vol.106(2003年5月号)、朝日ソノラマ、2003年5月1日、52-53頁、雑誌コード:01843-05。
  6. 吸血髑髏船”. オリコンニュース. oricon ME. 2026年2月3日閲覧。
  7. 吸血髑髏船”. オリコンニュース. oricon ME. 2026年2月3日閲覧。
  8. 吸血髑髏船”. オリコンニュース. oricon ME. 2026年2月3日閲覧。

参考文献

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外部リンク

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