同余体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

同余体(どうよたい、英語:isodiapher)は、中性子陽子の数の差が等しい核種のことである[1]。また、この値を中性子過剰数(ちゅうせいしかじょうすう、isotopic number)という。例えば234Th(陽子90個、中性子144個)と238U(陽子92個、中性子146個)はともに中性子過剰数が54で等しいので同余体である。同余体同士は異なる元素であるので化学的性質は異なる。

アルファ崩壊では陽子と中性子が2つずつ減少するので、親核種と娘核種は同余体となる。

安定核種が最も多いのは中性子過剰数が1の同余体で16種ある。中性子過剰数が負の同余体で安定なのは1H3Heのみである。

参考文献[編集]

  1. ^  小田稔ほか編、『理化学英和辞典』、研究社、1998年、項目「isodiaphere」より。ISBN 978-4-7674-3456-8

関連項目[編集]