吉村家住宅
ナビゲーションに移動
検索に移動
吉村家住宅旧主屋 | |
---|---|
![]() 表門 (2020年6月) | |
所在地 | 大阪府羽曳野市島泉5-3-5 |
位置 | 北緯34度34分40.1秒 東経135度34分46.9秒 / 北緯34.577806度 東経135.579694度座標: 北緯34度34分40.1秒 東経135度34分46.9秒 / 北緯34.577806度 東経135.579694度 |
類型 | 庄屋 |
形式・構造 | 切妻造, 茅葺き |
建築年 | 江戸時代前期 |
文化財 | 国の重要文化財 |
吉村家住宅(よしむらけじゅうたく)は、日本の重要文化財に指定されている古民家。大阪府羽曳野市に所在。
概要[編集]
吉村家はかつて、周辺十八ヶ村を管轄する大庄屋を務めた家柄である。 主屋は大坂夏の陣で焼失後、間もなく再建された歴史ある家屋である。その後幾度か増改築が行われ、現在の姿となったのは寛政年間の頃である。屋根の構造に特色があり、急勾配の茅葺と、妻側の両端に一段低くて勾配の低い瓦葺という2種類の屋根で構成されている。これを高塀造りといい、大和から河内にかけて多く見られることから大和棟造りともいう。上層農家の家格を示すものである。
吉村家住宅は戦前の1937年(昭和12年)8月25日に、主屋が国の重要文化財に指定された(当時は国宝と称されていた)。民家としては日本で初めてのことであった。その後1965年(昭和40年)5月29日に表門と土蔵、附(つけたり)指定として土塀と中門が、1979年(昭和54年)2月3日に宅地、山林、溜池、附指定として古図2枚がそれぞれ追加指定された。
建築概要[編集]
- 主屋
- 表門
- 土蔵
- 建築年代:江戸時代後期(18世紀前半)
- 土蔵造、桁行11.9m、梁間4.0m、切妻造、西面庇及び制札場附属、本瓦葺
所在地[編集]
〒583-0881大阪府羽曳野市島泉5-3-5
公開状況[編集]
- 非公開(特別公開有り)
参考文献[編集]
- 文化庁・国指定文化財データベースから"吉村家住宅(大阪府羽曳野市島泉町)"を検索
- 藤井恵介『日本の家4 中国 四国 九州 沖縄』 講談社、2005年、134頁、ISBN 4-06-271074-9。
- 川村善之 『日本民家の造形』 淡交社、2000年、29頁、ISBN 4-473-01760-5
外部リンク[編集]
- 吉村家住宅公式ホームページ - 羽曳野市