吉川美南駅

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吉川美南駅
西口(2012年12月)
西口(2012年12月)
よしかわみなみ
Yoshikawaminami
JM 20 吉川 (1.6km)
(1.5km) 新三郷 JM 18
所在地 埼玉県吉川市美南二丁目34
駅番号 JM 19
所属事業者 JR logo (east).svg 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 JM 武蔵野線
キロ程 78.6km(鶴見起点)
府中本町から49.8km
電報略号 ミミ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
4,162人/日(降車客含まず)
-2016年-
開業年月日 2012年平成24年)3月17日
備考 直営駅
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吉川美南駅(よしかわみなみえき)は、埼玉県吉川市美南二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線である。駅番号JM 19

概要[編集]

2012年平成24年)3月17日に開業した[1]。隣の新三郷駅と同様に、旧武蔵野操車場跡地に立地する。

請願駅の一つである。設置費用の分担は、計画時概算では鉄道建設・運輸施設整備支援機構が34億円、JR東日本が中線分岐器など折り返し施設費を含めた29億円、吉川市が15億円となっている。なお、施行協定概算額では総額71億6,800万円で、費用負担の内訳はJR東日本が28億800万円、吉川市が43億6,000万円となっている。

吉川駅と新三郷駅の中間点の、吉川駅から約1.6km地点の中曽根跨線橋付近に設置されている。武蔵野線では、越谷レイクタウン駅開業以来4年振りの新駅開業となった。

歴史[編集]

  • 2007年平成19年)3月:吉川市とJR東日本が新駅設置に向けた協議を開始。同年12月に新駅設置に関する覚書を締結。
  • 2009年(平成21年)8月:吉川市が市民から新駅名を公募。11月に市の選定委員会が「吉川なまずの里」「吉川美南」「むさし吉川」の3つに候補を絞り[2]、市からJR東日本へ要望書を提出。
  • 2010年(平成22年)
    • 1月:駅名が「吉川美南」に決定[2]
    • 10月24日:当駅設置に伴う線路切り替え工事のため、始発から6時30分頃まで一部列車を運休し、バスによる代行輸送が実施される[3]
  • 2012年(平成24年)3月17日:開業[1]

駅構造[編集]

折り返し機能を有する単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。開業時の当駅での電車折り返しに関しては、輸送異常時と中山競馬が開催される際に運転される臨時列車のみであった。2015年3月14日のダイヤ改正より、平日ダイヤにて西船橋行きの当駅始発が設定された。

基本的に上り列車が3番線、下り列車が1番線からの発着となるが、2012年3月改正のダイヤでは上り下りとも1日2本のみ、2番線を発着する定期列車が存在する。

直営駅で、指定席券売機自動券売機自動改札機設置駅。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先 備考
1 JM 武蔵野線 下り 新松戸西船橋東京方面  
2 一部の列車
上り 南越谷南浦和西国分寺府中本町方面
3  

利用状況[編集]

2016年度の一日平均乗車人員4,162人である[利用客数 1]。武蔵野線では最も乗車人員が少ない駅であり、唯一10,000人を下回っている。しかし、駅周辺の再開発によって利用者数は増加傾向にある。

開業以降の一日平均乗車人員の推移は下表のとおりである。年度全体の乗車人員を365(閏日が入る年度は366)で除して一日平均乗車人員を求めており、計算で生じた小数点以下の値は切り捨てているため、定期外と定期の和は必ずしも合計と一致しない。

年度別一日平均乗車人員[* 1]
年度 一日平均乗車人員 出典
定期外 定期 合計
[注釈 1]2011年(平成23年) 626 848 [JR 1] 1,474 [埼玉県統計 1]
2012年(平成24年) [JR 2] 599 [JR 2] 1,114 [JR 2] 1,714 [埼玉県統計 2]
2013年(平成25年) [JR 3] 757 [JR 3] 1,592 [JR 3] 2,350 [埼玉県統計 3]
2014年(平成26年) [JR 4] 929 [JR 4] 2,045 [JR 4] 2,975 [埼玉県統計 4]
2015年(平成27年) [JR 5] 1,134 [JR 5] 2,647 [JR 5] 3,782
2016年(平成28年) [JR 6] 1,221 [JR 6] 2,940 [JR 6] 4,162

駅周辺[編集]

西口[編集]

西口は駅と線路に隣接する武蔵野操車場跡地地区(28.8ヘクタール)で鉄道建設・運輸施設整備支援機構が土地区画整理事業を実施しており、街路整備や水道、電気、ガスなどのインフラ整備を行った上で、道路や調整池などを除いた15.9ヘクタールを一括して売却する計画であり、2012年(平成24年)8月に入札が実施され[4][5][6]大和ハウス工業イオンタウンのコンソーシアムが落札[7]。駅前の商業エリアをイオンタウンが、吉川駅寄りの住宅エリアを大和ハウスと住友不動産(分譲マンションのみ参加)がそれぞれ担当する形となっており、2013年11月30日にはイオンタウン吉川美南の一部が開店した。2017年夏ごろに食品売り場、2018年夏ごろまでに温泉施設を含むイオンタウンが完成予定。

また、操車場跡地に隣接する美南地区(82ヘクタール)については都市再生機構によって土地区画整理事業が実施され、2011年(平成23年)3月に換地処分が行われて事業が完了している。調整池、公園、住宅の整備が進んでいる。計画人口は9,200人。2013年(平成25年)4月には美南小学校が開校した。[4][5][8]

東口[編集]

東口は駅開業に合わせて暫定的に駅前広場と駐輪場、駐車場が整備されたものの、元々が農業振興地域であるため開発が進んでいない。市では国の許可を得て東口周辺63ヘクタールを市街化区域へ編入し街路整備と宅地開発を行いたい意向であり、2008年から県と協議しているところである[5][8]

2014年3月には市が土地区画整理事業の事業計画作成のためのプロポーザルを実施し、事業者としてURリンケージが選ばれ[9]、2014年度末で一旦計画案がまとまったが、2015年3月に新たに市長に就任した中原恵人が「単なる住宅開発の事業に終わらせず、街づくりの理念をあらためて練り直すべき」として再度見直しを指示。2016年より10年かけて整備する計画である。

路線バス[編集]

西口[編集]

東武バスセントラルと、メートー観光の2社により以下の路線が乗り入れる。停留所名は吉川美南駅

  • 1番のりば(メートー観光)
    • 三郷団地経由新三郷駅西口行(日曜祝日のみ1本)
  • 2番のりば(東武バスセントラル)
    • 三10 サブセンター経由新三郷駅
    • 深夜急行バス「ミッドナイトアロー吉川・三郷号」(新越谷駅東口発で当駅は降車のみ)
    • 美南01 美南一丁目 吉川駅経由吉川きよみ野行

東口[編集]

グローバル交通により運行されている。停留所名は吉川美南駅東口

  • メディカルマイ、鹿野塚・なまずの里経由吉川駅北口行
  • 加藤上・なまずの里公園経由 吉川駅北口行

ギャラリー[編集]

隣の駅[編集]

JR logo (east).svg 東日本旅客鉄道(JR東日本)
JM 武蔵野線
新三郷駅 (JM 18) - 吉川美南駅 (JM 19) - 吉川駅 (JM 20)

脚注[編集]

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記事本文[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2012年3月17日開業。開業日から同年3月31日までの15日間を集計したデータ。

出典[編集]

利用状況[編集]

JRの1日平均利用客数
JR東日本の乗車人員
JRの統計データ
埼玉県統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]