台宿奈麻呂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

台 宿奈麻呂 (うてな の すくなまろ、生没年不詳)は、飛鳥時代から奈良時代にかけての貴族。名は少麻呂とも記される。氏姓は台忌寸のち岡本忌寸。官位従五位上造宮大丞

経歴[編集]

元明朝和銅2年(709年従六位下から四階昇進して従五位下叙爵し、和銅8年(715年)従五位上に昇叙される。

元正朝霊亀3年(717年)宿奈麻呂は以下のように言上して改姓を請い、許されている。

居住地に因んで氏の名とすることは従来からの恒例である。例えば、(同族である)河内忌寸は村の名称を氏の名としている。その例は一つではなく多数ある。ついては、諸子弟とともに台に代えて岡本を姓としたい。

官歴[編集]

続日本紀』による。

参考文献[編集]