古野正人

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古野 正人
東京ヤクルトスワローズ #40
20130429 Masato Huruno, pitcher of the Tokyo Yakult Swallows, at Yokohama Stadium.JPG
2013年4月29日、横浜スタジアムにて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 兵庫県宝塚市
生年月日 (1986-09-27) 1986年9月27日(32歳)
身長
体重
178 cm
80 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2011年 ドラフト6位
初出場 2013年4月19日
年俸 900万円(2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

古野 正人(ふるの まさと、1986年9月27日 - )は、兵庫県宝塚市出身のプロ野球選手投手)。東京ヤクルトスワローズ所属。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

報徳学園高校時代は、1年時に2学年上の大谷智久尾崎匡哉らが第74回選抜高等学校野球大会で優勝を果たしている。自身は、2年時まで遊撃手であり、3年時から投手へ転向したが1学年後輩である片山博視の控えであり[2]、夏に第86回全国高等学校野球選手権大会に出場するも登板機会は無く、チームも初戦で涌井秀章擁する横浜高校に2-8で敗れている。

高校卒業後に龍谷大学に進学。関西六大学野球リーグに加盟する硬式野球部に入部するも、3年時までは鳴かず飛ばずで、野球を辞めて就職することも考えたが、元プロ野球選手山本樹コーチ(当時)の指導もあり4年時から頭角を現す[2]。春から先発の2番手に定着。第57回全日本大学野球選手権大会にも出場したが自身は登板無しに終わり、チームも初戦で敗退した。秋には、5勝無敗で最優秀投手賞を獲得した。リーグ戦通算8勝1敗。

大学後半での活躍が認められ、卒業後は日産自動車に入社。野球部に入部するも、直後の2009年2月に同年限りでの活動休止が決まってしまう。それでも、石田祐介・秋葉知一らと共にチームの主力投手となり、チーム活動休止前の最後の試合となった第36回社会人野球日本選手権大会準決勝の対JR九州戦では先発投手を務めている。久古健太郎とは、日産自動車の同期入社である。

2010年からは、三菱重工神戸に移籍。エース木林敏郎、同年入社の守安玲緒と共にチームを支え、同年の第81回都市対抗野球大会出場に貢献。

2011年は、都市対抗野球大会の兵庫県予選前に腰を痛めた。後の診断で椎間板ヘルニアを発症していることが判明したため、7月に手術を受けた。その影響で対外試合への登板機会はなかった[2][3]が、同年のプロ野球ドラフト会議はで、東京ヤクルトスワローズから6巡目で指名。契約金3,500万円、年俸800万円(金額は推定)という条件で入団した。入団当初の背番号は40

プロ入り後[編集]

2012年には、即戦力と期待されながら右肩痛を発症。その影響で、一軍公式戦への登板機会はなかった[2]

2013年には、4月19日の対阪神タイガース戦(阪神甲子園球場)11回裏に、救援投手として一軍デビュー。この試合でプロ初ホールドを記録すると、7月3日の対横浜DeNAベイスターズ戦(横浜スタジアム)で一軍初先発を果たした。8月6日の対中日ドラゴンズ戦(浜松市営球場)に先発すると、6回無失点の好投で一軍初勝利[4]。一軍公式戦全体では、5試合に先発するなど、10試合の登板で1勝2敗1ホールド、防御率4.65を記録した。

2014年には、開幕から一軍の先発ローテーションに入ると、5月までのセントラル・リーグ公式戦で3勝を挙げた。セ・パ交流戦以降は不調や故障に見舞われたため、6月下旬から9月下旬まで二軍で調整。9月下旬に一軍へ復帰してからは、シーズン終了まで救援投手として公式戦での登板を重ねた。一軍公式戦全体では17試合に登板。11試合に先発すると、3勝4敗、防御率5.35という成績を残した。秋季キャンプの終了後には、一軍監督へ就任したばかりの真中満から、「最も成長が感じられた選手の1人」に挙げられている[5]

2015年には、一軍公式戦で、プロ入り後最多の27試合に登板。10試合に先発する一方で、4勝3敗1ホールド、防御率4.78を記録した。

2016年には、一軍公式戦の開幕から救援で4試合に登板。4月上旬からの二軍調整を経て、セ・パ交流戦の期間中に先発要員として一軍に復帰した。しかし、先発で登板した6月15日の対福岡ソフトバンクホークス戦(明治神宮野球場)で打球を処理する際に右肩を負傷[6]。この試合を境にリハビリへ専念したため、一軍公式戦全体では、6試合の登板(2試合の先発)で0勝2敗という成績に終わった。右肩の回復に時間を要することから、10月18日に球団から支配下選手契約の解除を通告[7]11月20日育成選手としての再契約に至った[8]ため、背番号を118に変更した。

2017年10月31日、規約により自由契約公示された[9]後、育成選手として再契約。

2018年は2軍で11試合に登板し2勝3敗・防御率2.43の成績を残し、7月30日に支配下登録に移行した。背番号は育成登録前につけていた40。8月29日の対阪神タイガース戦(阪神甲子園球場)に先発し、1161日ぶりの白星を挙げた[10]。10月2日に戦力外通告をされた。

選手としての特徴・人物[編集]

オーバースローから投じる最速140km/h台後半のストレートと、切れのあるスライダーが武器。カーブチェンジアップなど、多彩な変化球も投げられる[11]

ヤクルトへの入団後にシュートを習得してからは、スライダーとのコンビネーションで内・外角を幅広く使いながら、打者のバットの芯を外すという投球スタイルを確立した[2]。しかし、2016年に右肩を痛めたことを機に、右肩への負担が少ないサイドスローへの転向を模索している[8]

大のアニメ好きであり、寮には人気漫画のフィギュアを飾り、遠征先にもDVDを持ち込むほどである[12]

2013年4月19日の阪神タイガース戦でプロ初登板。阪神ファンの「マートン」コールを自身の愛称「マー君」かと思い、「地元なので応援してくれているんだ」と勘違いしていた[13]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2013 ヤクルト 10 5 0 0 0 1 2 0 1 .333 135 31.0 31 5 18 1 1 15 0 0 17 16 4.65 1.58
2014 17 11 0 0 0 3 4 0 0 .429 316 69.0 92 10 29 0 1 47 2 0 47 41 5.35 1.75
2015 27 10 0 0 0 4 3 0 1 .571 307 69.2 91 6 18 0 5 39 0 0 38 37 4.78 1.57
2016 6 2 0 0 0 0 2 0 0 .000 64 13.1 20 3 6 0 0 8 0 0 14 14 9.45 1.95
2018 2 2 0 0 0 1 1 0 0 .500 40 9.0 12 2 1 0 0 4 2 0 6 5 5.00 1.44
NPB:5年 62 30 0 0 0 9 12 0 2 .429 862 192.0 246 26 72 1 7 113 4 0 122 113 5.30 1.66
  • 2018年度シーズン終了時

記録[編集]

投手記録
打撃記録

背番号[編集]

  • 40 (2012年 - 2016年、2018年7月30日 -)
  • 118 (2017年 - 2018年7月29日)

脚注[編集]

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  1. ^ ヤクルト - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2018年6月9日閲覧。
  2. ^ a b c d e 神宮つばメ~ル:第34回 逆境に燃える古野正人”. SPORTS COMMUNICATIONS (2013年8月19日). 2014年5月29日閲覧。
  3. ^ 第82回都市対抗野球公式ガイドブックの記事より。
  4. ^ a b 古野プロ1勝 ヤクルトに新キャラ”. 日刊スポーツ (2013年8月7日). 2014年5月12日閲覧。
  5. ^ 【秋季キャンプ第4クール最終日】キャンプ打ち上げ! 真中監督は「100点! 想像以上の内容だった」”. ヤクルトスワローズ公式サイト ニュース (2014年11月21日). 2015年12月19日閲覧。
  6. ^ ヤクルト古野に戦力外、育成選手として再契約を検討”. 日刊スポーツ (2016年10月18日). 2016年11月20日閲覧。
  7. ^ 戦力外通告について”. 東京ヤクルトスワローズ公式サイト (2016年10月18日). 2016年10月28日閲覧。
  8. ^ a b ヤクルト古野が戦力外→育成契約「まだ野球やれる」”. 日刊スポーツ (2016年11月20日). 2016年11月20日閲覧。
  9. ^ 自由契約選手(育成選手)|2017年度公示”. NPB.jp 日本野球機構 (2017年10月31日). 2017年11月1日閲覧。
  10. ^ “【ヤクルト】古野5回2失点の好投 1161日ぶり勝利” (日本語). スポーツ報知. (2018年8月29日). https://www.hochi.co.jp/baseball/npb/20180829-OHT1T50148.html 2018年9月7日閲覧。 
  11. ^ 社会人野球選手名鑑 スポニチ Sponichi Annex[リンク切れ]
  12. ^ 2年目アニオタ古野プロ1勝 登板前夜もDVD鑑賞”. スポニチ Sponichi Annex (2013年8月7日). 2013年9月7日閲覧。
  13. ^ a b 燕・古野、6回1/3を1失点! “裸族”がG斬り今季1勝”. SANSPO.COM (2014年5月1日). 2014年5月1日閲覧。
  14. ^ “選手プロフィール 古野正人”. http://www.yakult-swallows.co.jp/players/2014/040_furuno.html 2014年5月12日閲覧。 
  15. ^ 【ヤクルト】古野 初先発3回3失点KO”. 日刊スポーツ (2013年7月3日). 2014年5月12日閲覧。
  16. ^ 杉内、投手に打たれた! 古野にプロ初安打許し猛省「ダメです」”. スポーツ報知 (2014年5月14日). 2014年5月19日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]