古賀駅

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古賀駅
東口駅前広場と橋上駅舎(2006年10月)
東口駅前広場と橋上駅舎(2006年10月)
こが
Koga
千鳥 (2.1km)
(1.4km) ししぶ
所在地 福岡県古賀市天神一丁目1-1
所属事業者 JR logo (kyushu).svg九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 鹿児島本線
キロ程 60.6km(門司港起点)
電報略号 コカ←コガ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線[要出典]
乗車人員
-統計年度-
6,596人/日(降車客含まず)
-2015年-
開業年月日 1890年明治23年)9月28日[1][2]
備考 業務委託駅
みどりの窓口
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西口駅舎
ホーム

古賀駅(こがえき)は、福岡県古賀市天神一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線である。

1980年10月1日のダイヤ改正で特別快速が快速に格下げされるのに伴い、普通列車のみの停車駅となったが、1997年(平成9年)3月22日ダイヤ改正で朝夕時間帯に快速列車の一部が停車するようになり、2001年(平成13年)3月3日のダイヤ改正で再び全ての快速列車が停車するようになった。

歴史[編集]

駅構造[編集]

1890年(明治23年)9月28日に花見松原と呼ばれた地区を切り開いて建設された小規模な駅舎に、本線1線のほか、貨物線を1線配置した駅として開業した[1]

博多駅方面を中心として旅客と貨物共に利用が伸びたことから手狭となり、1910年(明治43年)に香椎駅の部材を用いて駅舎を改築した[1]

1919年(大正8年)10月30日に日本調味料醸造(現・ニビシ醤油)古賀工場の進出に伴って同工場へ引込線を敷設し、1920年(大正9年)11月15日に福間駅 - 当駅間が複線化したのに続き、1921年(大正10年)1月26日に筑前新宮駅 - 当駅間も複線化するなど設備増強が進められた[1]

その後も、1928年昭和3年)5月に駅舎を改築し、1937年(昭和12年)6月24日に開設された高千穂製紙工場への引込線の敷設、1961年(昭和36年)6月1日の門司港駅 - 久留米駅間の電化など施設の改良が進められた[6]

ただし、貨物輸送は自動車との競合により減少したため、1982年(昭和57年)2月28日に当駅の貨物取扱は廃止された[1]

なお、貨物取扱廃止に伴う貨物積卸線跡地は、線路を撤去して1983年(昭和58年)に駐輪場が開設された[1]

1989年(平成元年)12月22日に駅本屋は橋上駅化され[4]島式ホーム2面4線を有する地上駅となっている[要出典]

JR九州鉄道営業が受託する業務委託駅で、みどりの窓口が設置されている。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1・2 鹿児島本線 上り 折尾黒崎小倉方面
3・4 下り 博多二日市大牟田方面

利用状況[編集]

2015年度の1日平均乗車人員は6,596人であり、JR九州の駅としては第27位である。

年度 1日平均
乗車人員
2008年(平成20年) 6,524[10]
2009年(平成21年) 6,262[11]
2010年(平成22年) 6,357[12]
2011年(平成23年) 6,508[13]
2012年(平成24年) 6,478[14]
2013年(平成25年) 6,502[15]
2014年(平成26年) 6,360[16]
2015年(平成27年) 6,596[17]

駅周辺[編集]

当駅の開設により駅前は発展し、古賀市の中心商店街となっている。西口から約300mほど直進すると国道495号との交差点に行き着く。橋上化によって新設された駅東口側には工場が立地している。

  • サンリブ古賀店 - 1992年(平成4年)10月開業[18](店舗面積約19,094m2[18](直営約11,116m2[18])、延べ床面積約50,267m2[18])。
  • 古賀市役所
  • 福岡県公立古賀竟成館高等学校
  • 古賀市立歴史資料館・古賀市立図書館
  • ニビシ醤油 - 1919年(大正8年)10月30日に日本調味料醸造(現・ニビシ醤油)古賀工場の進出に伴って同工場へ引込線を敷設し、古賀駅から貨物輸送していた[1]
  • 古賀郵便局 - 1881年(明治14年)10月1日に旧街道筋に開設され、1920年(大正9年)に駅前に移転した[1]
  • 古賀駅前郵便局 - 1978年(昭和53年)11月1日開設[1]
  • 福岡銀行古賀支店 - 1943年(昭和18年)1月15日に十七銀行香椎支店古賀出張所として開設され、1945年(昭和20年)4月1日に福岡銀行古賀支店となった[1]

バス[編集]

西鉄バス宗像が当駅を拠点として古賀市内各地への路線バスを運行している。駅西口前に「古賀駅前」バス停、駅東口前に「古賀駅東口」バス停がある。また、駅西側の国道495号上にある「古賀」バス停は周辺の福津市宗像市新宮町福岡市へのバスが停車する。

以下すべて西鉄バスグループ(西日本鉄道西鉄バス宗像)による運行。

  • 古賀駅前
    • 1:古賀 - 青柳四ツ角 - 米多比 - 薦野
    • 2:古賀 - 市役所 - 筵内 - 米多比 - 薦野
    • 2-1:古賀 - 市役所 - サンコスモ古賀 - 筵内 - 米多比 - 薦野
    • 3:古賀 - 花見 - 東医療センター - 千鳥駅入口 - 舞の里
    • 4:古賀 - 市役所 - 古賀団地 - 千鳥駅入口 - 舞の里
  • 古賀駅東口
    • 4:古賀団地 - 東医療センター - 千鳥駅入口 - 舞の里
    • 6:市役所 - ししぶ駅東口 - 工業団地 - グリーンパーク古賀
    • 7:市役所 - サンコスモ古賀 - 新原 - 薦野
  • 古賀

駅名の由来[編集]

開業時の地名(糟屋郡席内(むしろうち)村大字古賀字天神)が由来。

古賀駅のある天神地区は今でこそ古賀市の中心街だが、当時は村外れの海沿いの集落で、ここに駅が作られたのは古賀が歴史ある土地柄である事や宿場町として栄えた事で住民が鉄道敷設に反対したためと言われる(いわゆる鉄道忌避伝説である)[要出典]

「古賀」の地名の由来はよく判っていないが、古くは「空閑(こが)」と読まれていた。「空閑」とは「野生動物しかいない空閑荒蕪(こがこうぶ)の地」と言う意味で、この地が荒地であった事を表している。この姓氏を賜った領家は自分の手で開拓して荘園としたと言われ、この「空閑」が「古賀」に転じたのが地名になったと言われる。

隣の駅[編集]

九州旅客鉄道
鹿児島本線
快速・準快速
福間駅 - 古賀駅 - 福工大前駅
普通
千鳥駅 - 古賀駅 - ししぶ駅

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 古賀町誌編さん委員会 『古賀町誌』 古賀町、1985年11月1日。
  2. ^ a b c 宗像市史編纂委員会 『宗像市史 通史編 第三巻 近現代』 宗像市、1999年3月1日。
  3. ^ 廣岡治哉 『近代日本交通史 明治維新から第二次大戦まで』 法政大学出版局、1987年4月15日。ISBN 978-4588600173
  4. ^ a b c 近代・現代 古賀の歴史古賀市の魅力 -観光ガイド-古賀市オフィシャルページ
  5. ^ ニビシの歴史 ニビシ醤油株式会社
  6. ^ a b 宗像市史編纂委員会 『むなかた二千年』 宗像市、1999年12月20日。
  7. ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
  8. ^ 今村都南雄 『民営化の效果と現実NTTとJR』 中央法規出版、1997年8月。ISBN 978-4805840863
  9. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日) 
  10. ^ JR九州 企業情報・採用情報 交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成20年度)”. 九州旅客鉄道株式会社. 2015年7月23日閲覧。
  11. ^ JR九州 企業情報・採用情報 交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成21年度)”. 九州旅客鉄道株式会社. 2015年7月23日閲覧。
  12. ^ JR九州 企業情報・採用情報 交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成22年度)”. 九州旅客鉄道株式会社. 2015年7月23日閲覧。
  13. ^ JR九州 企業情報・採用情報 交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成23年度)”. 九州旅客鉄道株式会社. 2015年7月23日閲覧。
  14. ^ JR九州 企業情報・採用情報 交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成24年度)”. 九州旅客鉄道株式会社. 2015年7月23日閲覧。
  15. ^ JR九州 企業情報・採用情報 交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成25年度)”. 九州旅客鉄道株式会社. 2015年7月23日閲覧。
  16. ^ 交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成26年度)”. 2015年10月31日閲覧。
  17. ^ 交通・営業データ 駅別乗車人員上位30位(平成27年度)”. 2016年8月21日閲覧。
  18. ^ a b c d 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2007年版』 東洋経済新報社、2007年。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

  • 古賀駅(駅情報) - 九州旅客鉄道