収穫
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機械によるワタの収穫

観光客などに収穫の体験をさせる施設も存在する。画像は浜松市フルーツパークに於ける果物の収穫体験の模様
収穫(しゅうかく、harvest)とは成熟した農作物を収集すること。
概要[編集]
一般的には農作物に使う言葉だが、漁業や林業でも稀に使われる。類似の言葉に刈り入れがあり、こちらは穀物の収穫に使われる。
収穫期には次の作物を扱うための農地の整理や掃除、生産された作物の販売などのサイクルが含まれる。作物の生育の1周期の終わりを示すので、農繁期の終わりを示す指標となることもある。
収穫を行う時期は非常に大切であり、作物のちょうどよい成熟の程度を慎重に考えて行われる。その年の気候天候によって、収穫の時期が変わることも稀ではない。早期に収穫すればそれだけ天候の影響を避け農産物の傷みを避けることができるが、生産量や品質は劣り、収穫を遅らせれば大きく栄養価の高い農産品が出来上がるが、天候の影響を受けやすくなり、過度に遅れると傷んでしまう。
小規模農家では収穫は繁茂期で一番労働力がかかる季節であり、大規模農家では労働力代わりの機械を使うため一番費用がかかる。
古くから行われてきたものであるため、土着信仰(民間信仰)の行事や、収穫祭などの文化や慣習が残っていることも多い。