厥陰経病

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伝統中国医学における厥陰経病(けついんけいびょう)は、六経病の一つで少陰経病が過ぎて最後に起こる外感性疾病。三陰三陽病では厥陰病である。厥陰経病(心包経肝経)に達して、厥陰経は陰器を巡り肝を絡う。そのために煩悶を起こし、陰嚢が収縮する。そして死に移行する。

参考文献[編集]

  • 教科書執筆小委員会著・社団法人東洋療法学校協会編 「東洋医学概論」医道の日本社 1993 ISBN 4-7529-5038-3