原子力戦争

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原子力戦争』(げんしりょくせんそう)は1978年2月25日に公開された、日本アート・シアター・ギルド(ATG)製作の日本映画である。DVD版はサブタイトルにLost Loveが付くが、劇場公開版のタイトルには付いていない。

概要[編集]

原作は田原総一朗反原発小説の『原子力戦争』である。

黒木和雄原田芳雄を主演に迎え、ドキュメンタリータッチで映画化。内容は放射能漏れ事故と過疎化する村と巨大化した原発利権戦争に都会から来た一人の男が巻き込まれるというサスペンス。 映画には福島県東京電力福島第一原子力発電所の正面ゲートから無許可で入ろうとして、門衛に撮影を止められるシーンが挿入されている[1]

ビデオ化されたことはあるが廃盤になり、テレビ放送もほとんどなかった。2011年12月7日にキングレコードからDVDが発売された[2]

スタッフ[編集]

キャスト[編集]

書籍版[編集]

  • 田原総一朗 『原子力戦争』 筑摩書房〈ちくま文庫〉、2011年6月ISBN 9784480428462
    • 元々筑摩書房の総合誌『展望』に連載されたものを加筆修正したもので、映画とはストーリーも異なり登場人物を仮名にしたドキュメント・ノベルを称している。書籍化に当たり田原による美浜原子力発電所に対する追加取材が加えられている。田原自身は35年後ちくま文庫で再刊された際の後書きで、「推進派も反対派も出来る限り取材した。当時私のような取材をしたルポタージュや本は少なかった」と位置づけしている。

注・出典[編集]

  1. ^ 原田芳雄が福島原発でアポ無し撮影『原子力戦争』YouTube(2016年6月17日確認)
  2. ^ 原子力戦争 Lost Love KING RECORDS OFFICIAL SITE