南紀特急バス

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南紀特急バス(なんきとっきゅうバス)とは、三重県内の中勢地域と東紀州地域とを結んでいた三重交通特急バス路線である。JR紀勢本線の補完的役割を担い、 三交グループ三重急行自動車共同運行を行っていた。

沿革[編集]

  • 1970年(昭和45年)10月1日:営業開始 (近鉄松阪駅前 - 国鉄勝浦駅前
  • 1996年(平成8年)4月:三重急行と共同運行開始
  • 2006年(平成18年)7月20日:松阪-熊野ルートの一部路線を津-熊野ルート(高速経由)に変更
  • 2007年(平成19年)2月10日:松阪-尾鷲ルートを熊野古道センターへ延長
  • 2015年(平成27年)11月2日:松阪-熊野ルートを短縮して松阪-尾鷲ルートに統合。尾鷲-熊野間は快速バスとして代替。詳細は当該項を参照。
  • 2017年(平成29年)3月31日:津-熊野ルートの運行終了
  • 2018年(平成30年)9月30日:松阪ー尾鷲ルート・尾鷲ー熊野間の快速バスの運行終了。翌日より三重交通単独運行で松阪熊野線(松阪中央病院‐松阪駅前‐三交南紀)を新設。

運行区間[編集]

停車停留所は一部のみ表記している。

松阪-尾鷲ルート(2018年9月30日で運行終了)[編集]

松阪中央病院 - 松阪駅前 - 多気町(役場前) - 栃原 - 大台町 - 滝原宮前 - 大紀町(役場前) - 柏崎 - 大内山 - 梅ヶ谷 - 紀伊長島 - 海山バスセンター - 尾鷲市病院前 - 尾鷲駅口 - 尾鷲せぎやまホール前 - 熊野古道センター

  • 松阪-尾鷲ルートは地域間幹線系統として、国・三重県・自治体の補助を受けて運行する[1]
  • 開業当初は松阪-尾鷲ルートは松阪-熊野市ルートとして瀬木山からさらに大又大久保を経由して三交南紀まで運行されていたが、同区間は2015年11月2日のダイヤ改正で廃止された。[2]
  • 三重交通運行便は三交海山で乗務員が交替する。

津-熊野ルート(2017年3月31日で運行終了)[編集]

三重大学病院 - 津駅前 - 県庁前(国道23号線沿) - 三重会館 - (津IC) - (伊勢自動車道) - (勢和多気JCT) - (紀勢自動車道) - (大宮大台IC) - 滝原宮前 - 大紀町(役場前) - 柏崎 - 大内山 - 梅ヶ谷 - 紀伊長島 - 紀北町海山 - 海山バスセンター - 尾鷲市病院前 - (熊野尾鷲道路) - 鬼ヶ城東口 - 熊野市駅前 - 三交南紀

  • 三重大学病院 - 三重会館のみの利用はできない。

運行本数・運行会社[編集]

  • 松阪-尾鷲ルート:1日6往復(三重交通4往復、三重急行2往復)
  • 津-熊野ルート:1日1往復(三重交通/2017年3月31日で運行終了)

利用について[編集]

  • 予約は不要であるが、満席の場合は利用できない。
  • 津・松阪-南紀主要停留所間の往復割引乗車券がある。事前購入が必要で有効期間は10日間。

車両[編集]

現在は原則として名古屋・栄-桑名高速線から転用された化粧室なし高速バス車両(4列シート55人乗り又は60人乗り)が充当される。

1980年代後半は、現在のA特急車と同じ外観で前後10列とシートピッチを広く取り、TVモニター・フットレストを装備した乗客定員50名乗りのハイデッカー車13台が導入され、その後1990年代には新型車両が導入されたJR東海の特急『南紀』に対抗すべく、夜行高速バス並みの装備を施し、定員34名とさらにシートピッチを広くとった化粧室・飲み物サービスつきの専用車両15台で運行されていた。

新造車投入に伴い捻出された旧専用車は、経年が浅いため桑名四日市、上野の各営業所へ転属して他のA特急車と共通使用されたが、後に座席増設改造・TVモニターとフットレスト撤去が全車に施工された。また桑名に転属した車両の一部は、車輌更新に合せて塗色も一新した上志摩へ転属して、志摩スペイン村開業に合わせた関連路線に投入された。

外部リンク[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 「平成27年度地域間幹線系統確保維持補助金の交付路線」 (PDF)
  2. ^ ただし同区間は現在快速として1日2往復運行され、バスも特急バスの車両がそのまま直通する。