卓球ブンデスリーガ

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卓球ブンデスリーガ Table tennis pictogram.svg
大会概要
ラテン語表記 Bundesliga (table tennis)
スポーツ 卓球
開始年 1960年
主催 DTTB(ドイツ卓球協会)
スポンサー リープヘル
開催国 ドイツの旗 ドイツ オーストリア
参加チーム数 男12,女9(2019-20シーズン、1部)
サイト 公式サイト
前回優勝
最多優勝
  • 男子 ボルシア・デュッセルドルフ
  • 2018/19
    2019/20
    ■テンプレート■ノート ■解説プロジェクト:卓球

    卓球ブンデスリーガ: Tischtennis-Bundesliga、TTBL)は、ドイツ語圏における卓球の全国リーグである。2019年現在、1部は男子12チーム、女子9チームが所属している。

    なお、ブンデスリーガとは「連邦リーグ」の意味であり、ドイツ語圏の様々なスポーツリーグで用いられている。ブンデスリーガを参照のこと。

    概要[編集]

    ドイツの卓球リーグは1部から8部までのピラミッド型になっているが、そのうち1部と2部をブンデスリーガと呼ぶ。基本的に毎年8月後半から翌年の5月までの開催で、2019-2020シーズンは男子12チーム、女子9チームでホーム&アウェイでの総当たり戦を行う。男子1部はリーグ戦の上位4チームによってプレーオフを行い優勝を決定し、下位2チームはシーズン終了後に2部リーグへ降格となる。女子1部リーグでは上位2チームでプレーオフを行い、それ以外のチームはリーグ戦の結果で順位が決まる。

    男女とも、2部北部・南部の優勝チームが1部へ昇格するが、昇格するにはクラブの資金面で厳しい条件があるため、2部で優勝しながら条件を満たせないために昇格を辞退するチームもある。

    卓球のブンデスリーガが始まったのは1960年で、当時は各地域ごとにリーグ戦を行って優勝チームを決定し、その後に全国優勝を決める大会を行っていた。現在のように全国リーグとなったのは1967年である。

    ドイツはヨーロッパの中でも金銭面の条件がよいため、各国から選手が集まってくる。そのためにリーグのレベルは高い。一方、ブンデスリーガのほかにもドイツカップ(ドイツのクラブによるカップ戦)など試合が多く、国の代表選手の場合にはITTFワールドツアーなどにも参加しなければいけないため、スケジュールは過密になりがちである。そのため、過密な日程を嫌って他のリーグに移籍する選手もいる。

    試合方式[編集]

    1部の試合は2008/2009年シーズンより、シングルス4試合(3人が出場する)とダブルス1試合の合計5試合で行い、どちらかが3勝した時点で終了する方式となった。2部の試合は、ダブルス3試合、シングルス12試合(6人が出場し2回戦う)の合計15試合で行われ、どちらかが9勝した時点で終了となる。8対7になった場合には、最後にダブルスを1試合行い、9対7になった場合は9勝目をあげたチームの勝利、8対8になった場合は引き分けとなる。勝ったチームは勝ち点2、引き分けの場合は勝ち点1と失点1、敗れたチームは失点2を獲得する。勝ち点と失点の差が大きいチームの順位が上となる。

    各チームの登録選手には、世界ランキングや昨シーズンの成績などを基にして、実力の高い順に一番手、二番手というように順番がつけられている。できるだけ実力が近い選手同士が対戦するように工夫されており、例えば、一番手の選手の場合は、必ず対戦チームの一番手と二番手の選手と戦うことが決まっている。前半戦が終了した時点で、上位登録選手の成績が悪く下位登録選手の成績が良い場合には、後半戦で登録順位が入れ替わる場合もある。

    • 1部の試合方式
    1. ホームの一番手 vs アウェイの二番手
    2. ホームの二番手 vs アウェイの一番手
    3. ホームの三番手 vs アウェイの三番手
    4. ホームの一番手 vs アウェイの一番手
    5. ダブルス vs ダブルス

    所属チーム[編集]

    2019-20シーズン男子1部[編集]

    上位4チームがプレーオフ進出、下位2チームが2部へ降格となる。

    クラブ ホームタウン 備考
    ボルシア・デュッセルドルフ デュッセルドルフ
    TTFリープヘル・オクセンハウゼンドイツ語版 オクセンハウゼン 2018-19シーズン優勝
    1.FCザールブリュッケンTT ザールブリュッケン 1.FCザールブリュッケンの卓球部門
    ミュールハウゼン ミュールハウゼン
    TTCノイ・ウルムドイツ語版 ウルム ワイルドカードで2019-20シーズンより加入[1]
    ヴェルダー・ブレーメン ブレーメン
    ケーニヒスホーフェンドイツ語版 バートケーニヒスホーフェン
    TTCベルクノイシュタッドドイツ語版 ベルクノイシュタッド
    フルダ・マーバーツェルドイツ語版 フルダ
    グリューンヴェッターズバッハドイツ語版 グリューンヴェッターズバッハ
    グレンツァオドイツ語版 ヘール=グレンツハウゼン
    ユーリッヒドイツ語版 ユーリッヒ 2018-19 2部から昇格

    その他の男子チーム[編集]

    • ゲナン

    かつてティモ・ボルなどが所属していたが買収された[1]

    • フリッケンハウゼン

    かつて丹羽孝希松平健太などが所属していた。

    • ハーゲン

    かつて吉村真晴などが所属していた。

    2019-20シーズン女子1部[編集]

    上位6チームがプレーオフ進出。

    クラブ ホームタウン 備考
    ベルリンイーストサイドドイツ語版 ベルリン 2018-19シーズン優勝
    TSV Langstadt 1909 バーベンハウゼン
    ビュッセンバッハ Waldbronn
    コルバーモア Kolbermoor
    TuS Bad Driburg バート・ドリーブルク
    ミュンスター ビンゲン・アム・ライン
    TTK Anröchte アンレヒテ
    SV Böblingen ベーブリンゲン
    TSV Schwabhausen Schwabhausen

    その他の女子チーム[編集]

    クロパッハ英語版を本拠地とするクラブ。2012/13シーズンまでに6連覇を達成したが、現在は活動していない。

    歴代優勝クラブ[編集]

    シーズン 男子 女子
    2020
    2019 オクセンハウゼンドイツ語版 Ttc berlin eastside
    2018 ボルシア・デュッセルドルフ SV DJK Kolbermoor
    2017 ボルシア・デュッセルドルフ Ttc berlin eastside
    2016 ボルシア・デュッセルドルフ Ttc berlin eastside
    2015 ボルシア・デュッセルドルフ Ttc berlin eastside
    2014 ボルシア・デュッセルドルフ Ttc berlin eastside
    2013 ヴェルダー・ブレーメン FSV Kroppach
    2012 ボルシア・デュッセルドルフ FSV Kroppach
    2011 ボルシア・デュッセルドルフ FSV Kroppach
    2010 ボルシア・デュッセルドルフ FSV Kroppach
    2009 ボルシア・デュッセルドルフ FSV Kroppach
    2008 ボルシア・デュッセルドルフ FSV Kroppach
    2007 TTCフリッケンハウゼンドイツ語版 TTC Langweid
    2006 TTCフリッケンハウゼンドイツ語版 Müllermilch Langweid
    2005 Müller Würzburger Hofbräu TVブセンバッハドイツ語版
    2004 オクセンハウゼンドイツ語版 Müllermilch Langweid
    2003 ボルシア・デュッセルドルフ FC Langweid
    2002 TTC Zugbrücke Grenzau FSV Kroppach
    2001 TTC Zugbrücke Grenzau FC Langweid
    2000 オクセンハウゼンドイツ語版 FC Langweid
    1999 TTC Zugbrücke Grenzau FC Langweid
    1998 ボルシア・デュッセルドルフ Team Galaxis Lübeck
    1997 オクセンハウゼンドイツ語版 Team Galaxis Lübeck
    1996 ボルシア・デュッセルドルフ FC Langweid
    1995 ボルシア・デュッセルドルフ TSG Dülmen
    1994 TTC Zugbrücke Grenzau Spvg Steinhagen
    1993 ボルシア・デュッセルドルフ Spvg Steinhagen
    1992 ボルシア・デュッセルドルフ Spvg Steinhagen
    1991 TTC Zugbrücke Grenzau Spvg Steinhagen
    1990 ボルシア・デュッセルドルフ Spvg Steinhagen
    1989 ATSVザールブリュッケンドイツ語版 Spvg Steinhagen
    1988 ボルシア・デュッセルドルフ DSC Kaiserberg
    1987 TTC Zugbrücke Grenzau FTGフランクフルトドイツ語版
    1986 ボルシア・デュッセルドルフ FTGフランクフルトドイツ語版
    1985 ATSVザールブリュッケンドイツ語版 ATSVザールブリュッケン
    1984 ATSVザールブリュッケンドイツ語版 DSC Kaiserberg
    1983 ATSVザールブリュッケンドイツ語版 TSV Kronshagen
    1982 ボルシア・デュッセルドルフ DSC Kaiserberg
    1981 ボルシア・デュッセルドルフ DSC Kaiserberg
    1980 ボルシア・デュッセルドルフ TTVg Weiß-Rot-Weiß Kleve
    1979 ボルシア・デュッセルドルフ TSV Kronshagen
    1978 ボルシア・デュッセルドルフ DSC Kaiserberg
    1977 SSVロイトリンゲン DSC Kaiserberg
    1976 TTCアルテナドイツ語版 DSC Kaiserberg
    1975 ボルシア・デュッセルドルフ DSC Kaiserberg
    1974 ボルシア・デュッセルドルフ Kieler TTK Grün-Weiß
    1973 TTCアルテナドイツ語版 VfLオスナブリュック
    1972 メットマナーTVドイツ語版 DSC Kaiserberg
    1971 ボルシア・デュッセルドルフ DSC Kaiserberg
    1970 ボルシア・デュッセルドルフ DSC Kaiserberg
    1969 ボルシア・デュッセルドルフ DTC Kaiserberg
    1968 VfLオスナブリュック DTC Kaiserberg
    1967 TuSa 08デュセルドルフドイツ語版 DTC Kaiserberg
    1966 VfLオスナブリュック DTC Kaiserberg
    1965 TuSa 08デュセルドルフドイツ語版 DTC Kaiserberg
    1964 TuSa 08デュセルドルフドイツ語版 Kieler TTK Grün-Weiß
    1963 TuSa 08デュセルドルフドイツ語版 DTC Kaiserberg
    1962 TuSa 08デュセルドルフドイツ語版 DTC Kaiserberg
    1961 ボルシア・デュッセルドルフ[2] Kieler TTK Grün-Weiß
    1960 TTCメルフェルデンドイツ語版 TKハノーファードイツ語版
    1959 TTVメテレンドイツ語版 アイントラハト・フランクフルト
    1958 TSVミルバーツホーフェンドイツ語版 アイントラハト・フランクフルト
    1957 TTCメルフェルデンドイツ語版 アイントラハト・フランクフルト
    1956 TTCメルフェルデンドイツ語版 アイントラハト・フランクフルト
    1955 TTCメルフェルデンドイツ語版 TTC Rot-Weiß Hamburg
    1954 MTVミュンヘン1879ドイツ語版 TTC Rot-Weiß Hamburg
    1953 MTVミュンヘン1879ドイツ語版 アイントラハト・フランクフルト
    1952 TSV Milbertshofen アイントラハト・フランクフルト
    1951 MTVミュンヘン1879ドイツ語版 MTVミュンヘン1879
    1950 MTVミュンヘン1879ドイツ語版 TSV Union Wuppertal
    1949 MTVミュンヘン1879ドイツ語版 TSV Union Wuppertal
    1948 MTVミュンヘン1879ドイツ語版[3] アイントラハト・フランクフルト[4]
    1947 MTVミュンヘン1879ドイツ語版 -
    1939 ポストSVウィーン ポストSVウィーン
    1938 ハンブルガードイツ語版 BSGオスラム・ベルリン
    1937 ハンブルガードイツ語版 BSGオスラム・ベルリン
    1936 BSGオスラム・ベルリン BSGオスラム・ベルリン
    1935 TTC Friedenau-Berlinドイツ語版 Reemtsma-SG Dresden
    1934 TTC Gelb-Weiß Berlin TTC Kurpfalz Ludwigshafen
    1933 Kieler TTK Grün-Weißドイツ語版 同点優勝 ボルシア・ベルリン - Grün-Weiß Magdeburg[5]

    脚注[編集]

    [ヘルプ]
    1. ^ a b ブンデスリーガに新クラブ参入。メンバーはハオ帥ら実力者揃い”. 卓球王国. 2019年9月6日閲覧。
    2. ^ Ausführlicher Rückblick auf diese Herren-Mannschaftsmeisterschaft: Zeitschrift tischtennisドイツ語版, 2011/5 Seite 53
    3. ^ Bericht über die Herren-Meisterschaft Zeitschrift DTSドイツ語版, 1948/7
    4. ^ Bericht über die Damen-Meisterschaft Zeitschrift DTSドイツ語版, 1948/11
    5. ^ Walter Grein: Tischtennis, Verlag Deutscher Tischtennis-Sport, Hannover, 1953, Seite 40

    関連項目[編集]

    外部リンク[編集]