北海道拓殖バス

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北海道拓殖バス株式会社
Hokkaido Takushoku Bus Co.,Ltd.
Hokkaido takushokubus fuso MP.jpg
路線バス
種類 株式会社
略称 拓殖バス、拓バス
本社所在地 日本の旗 日本
080-0351
北海道河東郡音更町然別北5線西37番地
北緯42度57分18.24秒 東経143度9分33.59秒 / 北緯42.9550667度 東経143.1593306度 / 42.9550667; 143.1593306座標: 北緯42度57分18.24秒 東経143度9分33.59秒 / 北緯42.9550667度 東経143.1593306度 / 42.9550667; 143.1593306
設立 1960年(昭和35年)12月26日
業種 陸運業
法人番号 8460101001629
事業内容 一般旅客自動車運送事業(乗合貸切
自動車整備業
代表者 代表取締役 中木 雄三郎
資本金 2,700万円
外部リンク http://www.takubus.com/
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北海道拓殖バス株式会社(ほっかいどうたくしょくバス)は、北海道河東郡音更町に本社を置き、帯広市など十勝総合振興局地方を中心にバス事業等を行う企業である。

概要[編集]

1928年12月15日に前身となる北海道拓殖鉄道が新得 - 鹿追で鉄道事業を開始し、後に上士幌まで延長した。太平洋戦争後に段階的な廃止が進み、1968年をもって鉄道路線を全て廃止した。なお、会社そのものは運送事業者として現在も存続している。

バス事業は傍系会社の北海道拓殖自動車が営業していたが、戦時統合により1944年5月に帯広乗合自動車(現十勝バス)と合併している。1952年に北海道拓殖鉄道が一部路線を譲受する形で営業を再開、1960年12月に子会社の北海道拓殖バスを設立し、翌1月にバス事業を譲渡した。現在は帯広市内と河東郡を中心に路線バスを運行するほか、とかち帯広空港への連絡バスや札幌や旭川への都市間バスも運行する。

事業所[編集]

2018年(平成30年)4月20日現在、すべて北海道に所在。

本社・本社営業所・音更整備工場
河東郡音更町字然別北5線西37
帯広駅前案内所
帯広市西1条南12丁目25 帯広駅バスターミナル
上士幌営業所
河東郡上士幌町上士幌東3線234
上士幌交通ターミナル
河東郡上士幌町上士幌東3線

2018年(平成30年)4月1日より一般路線バス乗り入れ開始。同年4月20日より都市間バス乗り入れ開始と上士幌営業所の営業窓口を移転[1][2]

鹿追営業所
河東郡鹿追町新町3丁目55
新得営業所
上川郡新得町字拓鉄77
千歳営業所(貸切バス)
千歳市豊里2丁目9-2

路線バス[編集]

都市間バス・空港連絡バス[編集]

ポテトライナー 札幌駅前ターミナル付近
ポテトライナー 札幌駅前ターミナル付近
ノースライナー 旭川駅前付近
ノースライナー 旭川駅前付近
市内ホテル・空港線 アパホテル帯広駅前付近
市内ホテル・空港線 アパホテル帯広駅前付近

2016年4月1日現在

ポテトライナー[編集]

1989年(平成元年)8月11日より繁忙期の臨時帰省バスとして各社1往復ずつを担当する5往復で運行を開始。1990年(平成2年)3月9日より「ポテトライナー」として通年運行が開始された。1995年(平成7年)12月1日大谷地ターミナル1997年(平成9年)9月1日に清水と芽室を新設し1往復を十勝川温泉まで延長。2002年(平成14年)12月1日には発車オ〜ライネットによるインターネット予約開始し御影を新設。2005年(平成17年)4月1日より音更経由(音更大通11丁目、木野大通16丁目、木野農協前)2往復を新設し、芽室経由は4往復とし臨時便を廃止。2009年(平成21年)12月23日から音更経由を1往復増回。2011年(平成23年)10月30日道東自動車道全通による改正で直行便を含む3往復を増回し計10往復、所要時間が約20分短縮となった[3]。帯広行は路線開設以来札幌ターミナル始発で、札幌駅前ターミナルおよび札幌駅前は札幌行の降車のみ扱っていたが、2016年(平成28年)4月1日より経由便、直行便とも札幌駅前ターミナルで帯広行の乗車扱いを開始した[4]

運行を開始するにあたり北海道中央バスが共同運行事業者を募ったところ、他4社が名乗りを上げた。1路線5社での運行は極めて異例であり北海道運輸局の指導で調整が図られたが不調に終わり、結局5社揃って認可された経緯がある[5]

札幌と帯広の間は200キロ強の距離であるが、帰省バス当時から夜行便が設定されていた。1991年(平成3年)9月20日日勝峠経由へ変更の改正で定期運行を廃止し、2000年(平成12年)夏期まで繁忙期臨時便として運行されていた。

2017年3月31日をもって帯広駅前〜十勝川温泉間の運行は終了。

ノースライナー[編集]

市内ホテル・空港線[編集]

1997年(平成9年)7月運行開始[6]

一般路線バス[編集]

2018年(平成30年)4月23日現在

2015年(平成27年)4月1日より、それまで一部系統のみに設定されていた系統番号を全路線に拡大した[7]

一中線、療養所線、運転免許試験場線[編集]

バイオディーゼル燃料車
  • 11・12・13・14(循環線):帯広駅前 - 西2条1丁目 - 西5条北4丁目 - 一中前 - 保育所前 - 北報和 - 国立病院前 - 開発官舎前 - 玄武住宅前 - (厚生病院前 - )NHK前 - 帯広駅前

11と13は一中前先回り、12と14はNHK前先回り、13と14は厚生病院前経由。

  • 11・16:帯広駅前 - 西2条1丁目 - 一中前 - 保育所前 - 拓殖バス本社前

11は拓殖バス本社前発、16は帯広駅前発。11の平日一部便は23として南商業高校線へ直通する。

  • 12・15:帯広駅前 - NHK前 - 玄武住宅前 - 開発官舎前 - 国立病院前 - 北報和 - 拓殖バス本社前

12は拓殖バス本社前発、15は帯広駅前(西2条8丁目)発。

  • 17:帯広駅前 - NHK前 - 西5条3丁目 - 玄武住宅前 - 柏林台駅前経由/開発官舎前経由(帯広駅前行のみ) - 国立帯広病院 - 北報和 - 運転免許試験場

運転免許試験場からの乗車は予約制

2007年10月17日よりバイオディーゼル燃料の導入実験を実施している。車内で家庭から出る廃油の回収を行い更別企業でBDFへの加工を行っている。

南商業高校線、帯広の森線[編集]

  • 21:帯広駅前 - 郵便局前 - 第一病院前 - 春駒通西8条 - 八中前 - 西19条6丁目 - 国際センター入口 - 南商業高校前
  • 22:帯広駅前 - 郵便局前 - 厚生病院前 - 春駒通西8条 - 八中前 - 西19条6丁目 - 国際センター入口 - 南商業高校前
  • 23・24:(一中線/中鈴蘭線 - )帯広駅前 - 駅南口 - 第一病院前 - 春駒通西8条 - 八中前 - 西19条6丁目 - 交流館下 - 南商業高校

23は一中線から直通、24は中鈴蘭線と直通。

  • 25:帯広駅前 - 郵便局前 - 厚生病院前 - 春駒通西8条 - 八中前 - 西19条6丁目 - 交流館下 - 南商業高校前 - 帯広の森屋内スケート場

元JR北海道バス路線。

雄飛が丘線、音更高校線、中鈴蘭線[編集]

  • 31・32:帯広駅前 - 西2条1丁目 - 木野農協前 - 緑陽台北区 - 大谷短大前 - 雄飛が丘北区 - 音更高校

31は帯広駅前 - 雄飛が丘北区間の運行。

  • 33:帯広駅前 - 西2条1丁目 - 木野農協前 - 緑陽台北区 - 大谷短大前 - 音更役場前 - 音更高校
  • 41・42:帯広駅前 - 西2条1丁目 - 木野農協前 - 北蘭団地 - 中鈴蘭 - 南鈴蘭 - おおや整形前 - 北親福祉センター - 厚生病院前 - 帯広駅前

41は木野農協前先回り、42は厚生病院前先回り。一部は24として南商業高校線と直通する。元JR北海道バス(現:ジェイ・アール北海道バス)路線で、移譲後一部経路変更区間あり。

鹿追線、然別湖線、新帯線[編集]

34は帯広駅前 - 音更高校間、52は帯広駅前 - 鹿追営業所間の運行。

  • 53:帯広駅前 - 西2条1丁目 - 木野農協前 - 音更役場前 - 駒場 - 音更高校 - 上然別 - 新然別 - 神田日勝記念美術館 - 鹿追営業所 - 屈足 - 佐幌6号 - 新得坂 - 新得駅前 - 新得高校前 - 南新得
  • 瓜幕線(休止):鹿追営業所 - 鹿追高校 - 自衛隊前 - 瓜幕 - ライディングパーク

帯広 - 然別湖の往復乗車券は、新得 - (新帯線)鹿追乗換(然別湖線) - 然別湖でも利用できる[8]。冬期は然別湖での乗降が無料となっていたが、2017年(平成29年)度よりバス無料プラン利用者以外は有料となった。

上士幌線、音上線[編集]

夢大陸とかち塗装車
  • 61:帯広駅前 - 西2条1丁目 - 木野農協前 - 音更役場前 - みはるの団地 - 福平 - 中士幌待合所 - 士幌 - 十勝バス上士幌営業所 - 上士幌交通ターミナル - 拓殖バス上士幌営業所 - 上士幌郵便局前
  • 62:帯広駅前 - 西2条1丁目 - 木野農協前 - 音更役場前 - 音更高校 - 駒場ターミナル - 中士幌待合所 - 士幌 - 十勝バス上士幌営業所 - 上士幌交通ターミナル - 拓殖バス上士幌営業所 - 上士幌郵便局前

国鉄士幌線バス代行路線で、同じく代行路線を運行する十勝バスとともに「夢大陸とかち」塗装車も運用され、共通定期券を取り扱う[9][10]

屈足線、トムラウシ温泉線[編集]

  • 71:南新得 - 新得高校前 - 新得駅前 - 新得坂 - 佐幌6号 - 屈足中学校前 - 幸町4丁目

2018年(平成30年)4月23日、屈足22号 - くったり温泉間を廃止し経路変更。非公示便の改廃も行われた。新得市街地 - 佐幌6号 - 屈足間は全区間100円の新得町コミュニティバスと並行するが、屈足線や新帯線など一般路線バスでは新得町民に限り補助券利用にて100円となる[11][12]

予約優先。7月中旬 - 8月中旬運行[13]

コミュニティバス(受託)[編集]

新得町コミュニティバス「そばくる」
  • 新得市街地線(西地区、東地区)、新得市街地と屈足を結ぶ屈足地区線が運行される[14]
清水町コミュニティバス
  • 曜日により清水巡回線、御影巡回線が運行される。十勝清水駅前 - 羽帯(羽帯駅廃止に伴う新設) - 御影駅前間の連絡線は土曜・休日を除き毎日運行する[15]

主な廃止路線[編集]

足寄急行線、上足線
  • (帯広駅前 - )上士幌営業所 - 北門小学校前 - 芽登 - チーズ工房前 - 足寄駅
    • 上士幌 - 足寄間は北海道拓殖鉄道の鉄道敷設計画があった区間であった。
    • 2005年(平成17年)10月1日に廃止。足寄駅(道の駅あしょろ銀河ホール21)内の足寄案内所も廃止され、足寄町から撤退している。
北見帯広線
南北線

貸切バス[編集]

貸切バス事業は通常は帯広運輸支局管内、北見運輸支局管内、釧路運輸支局管内、札幌運輸支局管内および室蘭運輸支局管内のうち苫小牧市白老郡勇払郡沙流郡での発着が認められているが、貸切バス事業者安全性評価認定制度による優良事業者に限定した営業区域の弾力的な運用により北海道全域となっている[17][18]道東地区事業者10社で組織する東北海道貸切バス事業協同組合 (BUS CENTER)に加盟する。

車両[編集]

三菱ふそう製が中心であったが、JR北海道バス帯広営業所廃止の際に日野製の車両を譲り受けて以降は三菱ふそう以外の車両も導入する。路線バス車両は2017年(平成29年)3月31日現在で50台[19]、貸切バス車両は26台[20] 保有する。

2010年から関東バス東京都)からの移籍車の導入が始まり、徐々に数を増やしている。2011年には3扉車(三菱ふそうMP/富士重工7E)を購入したが(後扉は締切扱いで使用しない)、この車は塗装を変更しつつも関東バス時代の社番を残している[21]

脚注・注釈[編集]

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  1. ^ 【おしらせ】上士幌線・音上線 平成30年4月1日(日) ダイヤ改正について (PDF)”. 北海道拓殖バス. 2018年5月8日閲覧。
  2. ^ 乗車券販売窓口変更およびノースライナーのりば変更について (PDF)”. 北海道拓殖バス. 2018年5月8日閲覧。
  3. ^ 札幌 - 帯広:道東自動車道(夕張I.C〜占冠I.C間)開通により「ポテトライナー」が早く!便利に! (PDF)”. 楽得バス13. 2012年1月23日閲覧。
  4. ^ 平成28年4月1日ダイヤ改正 ポテトライナー 札幌駅前ターミナルから乗車できます! (PDF)”. 楽得バス13. 2016年6月1日閲覧。
  5. ^ 『北都交通40年史』 北都交通40年史編纂委員会、1990年、73頁。
  6. ^ 会社概要”. 十勝バス. 2012年10月25日閲覧。
  7. ^ 路線系統番号の変更について (PDF)”. 北海道拓殖バス (2015年3月13日). 2015年4月1日閲覧。
  8. ^ 各種乗車券”. 北海道拓殖バス. 2012年10月25日閲覧。
  9. ^ 上士幌線時刻表 共通乗車について (PDF)”. 北海道拓殖バス. 2015年12月18日閲覧。
  10. ^ 各種乗車券・定期券・回数券のご案内”. 十勝バス. 2015年12月18日閲覧。
  11. ^ 【おしらせ】屈足線・通院線 平成30年4月23日(月)のダイヤ改正について (PDF)”. 北海道拓殖バス. 2018年5月8日閲覧。
  12. ^ 生活バス路線運賃補助”. 新得町. 2018年5月8日閲覧。
  13. ^ トムラウシ温泉線時刻表 (PDF)”. 北海道拓殖バス. 2012年10月25日閲覧。
  14. ^ 新得町コミュニティバス「そばくる」”. 新得町. 2018年5月8日閲覧。
  15. ^ 清水町コミュニティバスの停留所及び経路の変更について (PDF)”. 清水町. 2018年5月8日閲覧。
  16. ^ 『北見現代史』 北見現代史編集委員会、2007年、992頁。
  17. ^ 一般貸切旅客自動車運送事業における営業区域の弾力的な運用について (PDF)”. 北海道運輸局. 2018年3月11日閲覧。
  18. ^ 貸切バス事業者一覧 (PDF)”. 北海道運輸局. 2018年3月11日閲覧。
  19. ^ 全国乗合バス事業者の移動円滑化基準適合車両導入状況 (PDF)”. 国土交通省. 2018年3月17日閲覧。
  20. ^ 貸切バス会社一覧 (PDF)”. 北海道バス協会. 2012年10月25日閲覧。
  21. ^ バスラマ・インターナショナル No.129 p.85 2011年12月 ぽると出版 ISBN 978-4-89980-129-0

関連項目[編集]

外部リンク[編集]